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第四部

目次

第四部:現存の勢力

第二十一章:ブルスケッタ国王領

第一節:概要

国王領である小ブルスケッタは、王都ともいわれる。ブルスケッタ王国民であるブルスケッタンと区別し、ブルスケッタ国王領民は王都民=クラウンランダーと呼ばれる。

  • 領民の気質:温和・温厚で友好的。保守的だが頑迷・排他的ではない。正道・中道を好む。正直で他者に優しく親切だが、打算的ではない。勇気を奮い、団結して事に当たる。
  • 平和の概念:平和とは繁栄であるが、それは富むことではなく、貧しいものには施し、全ての者が安寧であることを重視する。
  • 信仰の傾向:原罪を恐れ、信心深い。因果応報を道徳とし、王都民の善行・布施・生の歓びと死の畏れの根幹にある。死ぬと生まれ変わるので死後の世界は想定しない。

第二節:ブルスケッタ国王家

第一項:ブルスケッタ国王

ブルスケッタ国王は、円卓の英雄の中で最も統率に秀でた総帥=ブルスケッタ初代国王 (The First-King of Bruschetta) の末裔。当代国王 (The Reigning-King)。
同盟戦争で総帥は、創界人を主導する役割を担った。
同盟戦争後、元々ブルスケッタ地方を基盤としていた総帥がブルスケッタ領主として封じられて以降、代々統治している。
ブルスケッタが百年戦争と大厄災を乗り切った最大の理由は豊富な食料にあったとされる。
国王の奨励もあり、現世紀でも穏やかな気候を生かした農林水産業が発達。大農園による農業、トウヒを代表とする林業、王国が面した内海での漁業・水産業、牧場を含む畜産業、養蜂業が特に盛ん。作物等を売買する食料品店、豊かな食文化を反映した屋台や食堂なども多い。聖教団の施設は王国内で最も多い。食料に乏しいギルド連合とはブルスケッタの農産物を多く取引しており、領内にはギルド連合の商業施設も多いが、経済に疎い国王と領民をギルド連合が食い物にしているという批判もある。
国王領であるブルスケッタ地方を小ブルスケッタといい、ブルスケッタ王国全域を大ブルスケッタと区別することもある。

【気風】勇気、団結。

第二項:ブルスケッタ王妃

ブルスケッタ王妃は、愛称は「ブルスキーナ」。皇女・女神・天使を理想とし、隠れた皇女を代理する意味もある。王妃の名を冠した病院、学校、施薬院などがある。これらの慈善事業の一部は、王妃に協力している聖教団の原理派が担っている。一方、隠れてしまった皇女と第二帝国を顧み、繁栄を願う国母の一面を持つ。生命賛美の思想から、出産・育児を奨励し、農作物の豊穣を祈願する祭祀を執り行う。聖教団の原理派には聖母として崇められ、意図的に女神や天使と混同されている節もある。

【題材】女神、聖母、マリア。
【気風】繁栄、慈愛。

第三節:ブルスケッタ直轄区

第一項:ブルスケッタ城

ブルスケッタ城は、古代文明の執法院の名残。国王の居城であり王国の行政機関。

第二項:王妃の円卓

王妃の円卓は、同盟戦争における皇女の円卓の名残。王国の最高意思決定機関。皇女の代理である王妃が諸侯を招集する。皇女は空席。皇女との会議、女神への報告、という体裁で、諸侯間の諍いを避け、団結を演出する。

表:王妃の円卓のメンバー

【女神】皇女の席。白色。空席。
【国王】総帥の席。緑色。
【大公】政臣の席。赤色。
【公爵】戦将の席。橙色。
【侯爵】工匠の席。
【伯爵】騎士の席。朧色。
【子爵】貴族の席:桜色。
【男爵】謀官の席:空色?

第三項:ブルスケッタ騎士団

ブルスケッタ騎士団は、同盟戦争で同盟の主力を務めた総帥の部隊 (The Company of The Marshal) を起源とする、国王騎士団 (The Knights of The King)。正統派騎士団。

【別名】{名称未設定}騎士団 (The Knights of The UNTITLED)
【旗】

第四節:ブルスケッタ聖教区

第一項:ブルスケッタ聖堂

ブルスケッタ聖堂は、聖教団が国王領に設けた第一聖堂。現実派が多い。王国全体の聖堂でもあり、各地方から巡礼に訪れる。

第二項:ブルスケッタ大司教

第三項:ブルスキーナ聖堂

ブルスキーナ聖堂は、聖教団が国王領に設けた第二聖堂。王妃との関係で原理派が多い。死者の葬礼など、死と再生に関わる儀式を執り行い、王都民の信仰を集める。

第四項:ブルスキーナ大司教

ブルスキーナ大司教は、過去に、ブルスキーナ大司教と王妃(ガレット出身)の不貞が疑われる事件があり、王国最大の軍事力を有するブルスケッタ国王とガレット公爵が聖嶺の聖教団に軍を差し向ける寸前までいったことがある。その後、ブルスキーナ大司教は去勢された者か、女性が務めることになった。

第五項:聖教騎士団

聖教騎士団は、ブルスキーナ聖堂に拠点を置く聖教団の騎士団。平和を旨とする聖教団に騎士団が存在するのは本来奇妙であるが、復魂宗と対決するために設置された。結構強い?

【題材】十字軍。

第五節:ブルスケッタ民集区

第一項:スズランの家

スズランの家は、ビスコッティ山の北東麓の狭小な平地に建てられた平屋と物見塔である。「皇女の騎士」が、創界と冥界の往来を監視するための拠点として設けた。物見塔の縦水路は、地下にある「太古の深層都市」の北端と直結している。このため、南方の深層都市群から冥界の勢力が侵攻してきても、即座に察知することができる。

物見塔の裏手には、一本の赤キノコスカーレット子実体)が生えている。同盟を尊重する「皇女の騎士」は、その象徴色である赤色のキノコに親近感を覚え、その発芽を喜んだ。こうして、「皇女の騎士」の身辺でも、増殖が始まった。

【開始】20250419
【座標】《-256, 0》
【様式】ブルスケッタ様式:凝灰岩+トウヒ+苔。
【旗】皇女旗:寝室。
【花】スズラン:皇女。寝室。
【花】バラ:ブルスケッタ王国の象徴。屋外。
【花】スイートベリー:ブルスケッタ国王領の象徴。屋外。

第六節:ブルスケッタ農業区

第一項:ブルスケッタ農庫

ブルスケッタ農庫は、古代文明の穀政院の名残。

第七節:意匠

第一項:色象

緑色

緑色は、ブルスケッタの豊かな大地に栄える、ブルスケッタ国王領の象徴色である。古代文明の正統な末裔を自認する国王領では、小ブルスケッタ・大ブルスケッタ・大豊原の区別が曖昧であり、これらは全て「緑のブルスケッタ」と呼ばれる。緑色は、豊饒繁栄成長を意味し、蓄積再生継承への願いが込められている。小ブルスケッタ西部の冷帯タイガに自生するトウヒとマツは、天高く一直線に幹を伸ばし、常緑の葉を茂らせるため、「緑色の木」として親しまれ、日用品から建築まで、至るところで利用されている。

緑色の表象として、あらゆる場所で繁茂し伸長するコケツタも好まれ、庭園でも除去されることはない。古代文明の石材にコケやツタが這った「苔むした石材」は、時間の経過を感じさせる建材として珍重されるが、入手に限りがある。その代替として、灰の堆積によって緑灰色を呈する凝灰岩が、「緑色の岩石」として広く用いられる。

国王領において、緑色には旺盛な需要があるが、サボテンから製錬される「緑色の染料」は大変な貴重品である。大荒原の砂漠と荒野に自生するサボテンは、冷帯の小ブルスケッタ西部はもとより、温帯の小ブルスケッタ東部でも生育せず、大ブルスケッタでは、かろうじてガレットのサバンナで栽培されている。したがって、深緑の旗章を制作するには、ガレット公爵領から「緑色の染料」を輸入するか、製造そのものをガレッタ工房に依頼するしかない。

表:緑色の表象
分類名称象徴備考
岩石苔むした石継承コケやツタが這った石。
岩石凝灰岩蓄積緑色の岩石。「苔むした石」の代替品。
トウヒマツ成長緑色の木。
植物コケ繁栄
植物ツタ再生
赤色

赤色は、同盟の象徴色であり、団結武力を意味する。ブルスケッタ国王領においては、緑色に次ぐ重要な色とされた。バラ(赤薔薇)は、血の色の花弁、束となった多数の雄蕊、武器のような茨を持つことから、同盟の旗章に採用された。同盟軍を率いた総帥を祖とするブルスケッタ王国は、同盟と古代文明の正統な継承者として赤薔薇の紋章を相続し、バラを国花とした。国王領においても、バラは最も高貴な花として盛んに栽培されている。また、小ブルスケッタ西部の冷帯タイガに自生するスイートベリーも、血の色の果実、群生体の形成、動物を刺す棘といった特徴から、バラに準じた植物として愛されている。

表:赤色の表象
分類名称象徴備考
バラ血・団結・武力赤薔薇。同盟の旗章。
植物スイートベリー血・団結・武力バラに準じる植物。
白色

白色は、同盟の盟主であった皇女の象徴色である。ブルスケッタ王国では、皇女の役割をブルスケッタ王妃が継承したことから、白色には女神聖母の印象が重ねられ、慈愛母性を意味するようになった。ブルスケッタ国王領では、白色の意匠は王妃との関係でのみ施され、国王からは半ば独立している。白色の表象には、皇女の象徴であるスズランは遠慮して用いず、本来は朧色であるヒナソウを充てる。また、小ブルスケッタ全域に自生するシラカバは、白い樹皮と常緑の葉から、王妃の女性性を象徴する「白色の木」として好まれている。

表:白色の表象
分類名称象徴備考
シラカバ母性白色の木。
ヒナソウ慈愛朧色。スズラン(白色)の代用。

第二項:旗章

国王旗

国王旗は、ブルスケッタ国王領・ブルスケッタ国王家・ブルスケッタ国王の旗である。ブルスケッタ王国の旗である王国旗と同一のものであり、国王が単なる国王領の領主ではなく、王国全体の主君であることを示している。旗章は、緑地に赤薔薇。緑は豊饒な大地、赤薔薇は同盟の血・団結・武力の象徴であり、大豊原に栄えた古代文明の正統な後継であることを意味する。

王妃旗

王妃旗は、ブルスケッタ王妃の旗である。旗章は、緑地に赤で縁取った白十字。一層目はブルスケッタの緑を地とし、二層目に同盟の赤で太い十字、三層目に皇女の白で細い十字を描く。緑の大地に結ばれた同盟の主である皇女と、その後継たる王妃を表している。この意匠は、聖教団の聖教旗(赤地に黒で縁取った白十字)の色違いでもあり、両者の関係の深さを物語っている。

第三項:建築

ブルスケッタ様式

ブルスケッタ様式は、ブルスケッタ国王領の建築様式である。典型的な民家では、トウヒの原木で掘立柱を立て、その内部に凝灰岩を敷き詰めて土台とし、トウヒの板材で床・壁・屋根を張ったものが多い。公的な建築や富裕層の邸宅では、凝灰岩ではなく「苔むした石材」を用いる場合もある。ブルスケッタ様式は、冷帯である小ブルスケッタ西部で発展したため、暖炉と煙突を備える建物が多い。また、バラやスイートベリーをはじめ、様々な植物が積極的にあしらわれる。これらの植物は、屋根上や軒下にあらかじめ用意された空間で栽培され、建築物の一部と認識されている。コケやツタが蔓延っても、最低限の手入れしかされず、むしろその繁茂が喜ばれる。

第二十二章:リュクス大公領

第一節:概要

リュクス大公領民はリュクシアンと呼ばれる。

  • 領民の気質:重厚沈着で、壮麗を好み華美を嫌う。極めて現実的で調整能力が高く、理想の追求よりは融和的な妥結を選ぶ。平等・公平・公正・厳正を重視し、理と情のバランスに優れ、冷静だが冷徹・冷淡・冷酷ではない。現実主義者(リアリスト)だがマキャベリストではない。
  • 平和の概念:平和とは秩序であり、混乱を生む者には厳罰や抹殺も辞さない。
  • 信仰の傾向:宗教も秩序維持装置の一つであると考えている。信心深い者もそうでない者もいるが、いずれも他者の信仰は否定しない。

【様式】リュクス様式:マングローブ。

第二節:リュクス大公家

第一項:リュクス大公

リュクス大公は、円卓の英雄の中で最も政治に優れた政臣=リュクス初代大公 (The First-Archduke of Luxe) の末裔。当代大公 (The Reigning-Archduke)。
同盟戦争で長老は、古代人とギルド連合の利害を調整し、皇女と旧世人の同盟締結に貢献した。
同盟戦争後、立法院や裁判院があり旧世紀古代文明の中枢であったリュクス地方に長老が封じられて以降、代々統治している。
リュクスが百年戦争と大厄災をやり過ごした背景には、各勢力を絶妙に均衡させた政治的技術があるとされる。
現世紀でも王国諸侯の調整役として王妃の円卓の議長を務める。王国百年の計を練り、法律、税制、裁判などを整備し、国王の内政を補佐する。元老院と裁判院があるため、諸侯から派遣された者の邸宅や施設が多い。聖教団の施設は多くはないが、現実派との関係は王国内で最も深く、逆に原理派との関係は希薄。ギルド連合の融和派も、王国との窓口として大公を頼っている。各ギルドの幹部が拠点を設けているが、ギルドの商業施設が多いわけではない。

【気風】融和、対話。

第二項:リュクス大公夫人

リュクス大公夫人は、愛称は「リュクシア」。古代文明では、騎士団に代表されるように男は武具を持って戦いに臨んだ。一方、女は法の扱いに長けることで社会の秩序を維持し、男と対等の力を持った。近代の萌芽があった旧世紀古代文明や、男と女が合力せざるを得なかった同盟戦争から大厄災の時期と比べ、現世紀の王国の復古的・封建的な制度下では女が軽んじられがちと感じている。皇女の伝承や女神信仰による保守的な女性像の提示と、王妃や公爵夫人による実践が、王国の女の在り方に影響していると考えており、聖教団の特に原理派には懐疑的である。逆に、女らしさを追及するとともに女独自の活躍を進める子爵夫人は一面で認めている。平等かつ公正な裁判で現在の女の立場を守るとともに、王国の政治を改善する夫に協力して未来の女のための制度設計にも注力。

【気風】秩序、平等。

第三節:リュクス直轄区

第一項:リュクス元老院

リュクス元老院は、古代文明の立法院の名残。大公の諮問機関として、諸侯から派遣された議員が王国の諸課題を議論し、諸侯間の利害を調整する。実質的な王国の立法機関・事務次官会議。元老院からの報告や提案は王妃の円卓に上程され決裁される。

第二項:リュクシア裁判院

リュクシア裁判院は、古代文明の司法院の名残。王国の司法機関。大公夫人リュクシアが裁判長、諸侯から派遣された女性が裁判員を務める。

第三項:リュクス会計院

リュクス会計院は、古代文明の財務院の名残。

第四項:リュクス騎士団

リュクス騎士団は、同盟戦争で古代文明の治安を維持した政臣の部隊 (The Company of The Chancellor) を起源とする、大公騎士団 (The Knights of The Archduke)。儀礼的な騎士団に見えるが、内務・公安警察のような機能がある。

【別名】{名称未設定}騎士団 (The Knights of The UNTITLED)。
【旗】。

第四節:リュクス聖教区

第一項:リュクス聖堂

リュクス聖堂は、聖教団が大公領に設けた聖堂。聖教団の現実派の一大拠点。

第二項:リュクス大司教

第五節:リュクス民集区

第六節:意匠

第一項:色象

赤色

赤色は、リュクス大公領の象徴色である。もとは血・団結・武力を意味する同盟の象徴色であったが、同盟戦争後、赤色の立法院を擁するリュクス大公が継承し、同盟の締結に不可欠であった融和対話を意味するようになった。表象には、ブルスケッタ王国の一員であることを示す赤チューリップが用いられる。また、海水・淡水・陸地が混在する環境で生育するマングローブは、異なる環境にも柔軟に適応し、様々な生物に場を提供する「赤色の木」として重宝される。温帯の沼地に自生するマングローブは、寒冷な山岳圏であるリュクス大公領では栽培することができず、建築に必要な木材は全て輸入に依存している。

分類名称象徴備考
マングローブ対話赤色の木。
赤チューリップ融和チューリップはブルスケッタ王国の一員。
灰色

灰色は、

萌色

萌色は、

第二項:旗章

大公旗

大公旗は、リュクス大公領・リュクス大公家・リュクス大公の旗である。

大公夫人旗

大公夫人旗は、リュクス大公夫人の旗である。

第三項:建築

リュクス様式

第二十三章:ガレット公爵領

第一節:概要

ガレット公爵領民はガレッティアと呼ばれる。「ガレットの戦士」の意で、単なる領民とは異なるという自身の誇りと他者からの畏敬の念が込められている。

戦争に備えた食料の自給・備蓄のため、収穫効率の高いジャガイモの栽培が奨励されている。
同盟戦争における同盟軍の拠点として整備されたガレット要塞を何重にも取り囲むように、公爵領全体が城壁に囲まれている。その長大な城壁は、同盟戦争や百年戦争で部分的に破壊されたが、多くはその頑健な姿を残しており、また戦略的に重要な箇所は修繕されている。

  • 領民の気質:誇り高き戦士の末裔という自負が強く、頑強な肉体と精神を得るべく鍛錬に余念がない。正攻法・正面突破を好み、作戦は受け入れるが、策略・謀略・奸計を嫌う。怯懦・卑怯・逃亡に至っては侮蔑・処罰の対象である。猪突猛進は未熟であり、備蓄・準備・訓練を重視し、勝利に資する知識・技術の学習・修得も奨励される。戦士としての自尊心と兵卒としての自己犠牲の両立が求められる。他者への威圧・乱暴は弱者の振る舞いであり、許されない。規律を遵守するが、それは秩序とは異なる概念である。勝利を尊ぶが、勝利至上主義ではない。玉砕思想はなく、将来の勝利のために潔く敗北を受容することは当然あり得る。
  • 平和の概念:平和とは勝利がもたらすものであり、勝利には闘争も自他の死も付きものである。強くなければ勝利できず、弱ければ平和は守れない。
  • 信仰の傾向:勝利は己の力で掴むものであり、神頼みはしない。戦死者や敗者に対する敬意は深いが、それは当事者間の関係の中に発生することで、そこに宗教は介在しない。

【様式】ガレット様式:アカシア+丸石。
【色】橙色:辺境伯討伐の象徴である落日の色。
【花】橙チューリップ:臨戦状態である、辺境伯との最終決戦前夜の象徴。

同性交配の奨励

より「男らしい男」「女らしい女」を生み出すため、ガレット公爵領では同性交配が奨励され続けた。幾代にも渡る同性交配によって生まれたガレッティアは、大陸随一の男らしさ・女らしさを備えるため、他国の異性からは絶大な人気があった。

蜂蜜戦争のアイデア

ハチミツは食物ですが、マイクラでは、「銅の錆止めをする」という使い方があります。まだ設定できていませんが、各領邦には「主に用いる金属」(鉱貨にもなる)が設定されます。銅はガレットの主要金属です。軍事国家であるガレットは、大量に採掘できる銅を採用します。それは鉱貨として流通していますが、いざとなれば鋳潰して軍事資材や武具(マイクラの次のバージョンでは銅の武器防具が実装されます)に転用できるからです。また、銅の色は、ガレットのイメージカラーである橙色と相性も良いです。 銅の泣き所は錆びることであって、錆止めにはハチミツが必要です。しかしガレットのサバンナは養蜂には適しておらず、ブルスケッタからハチミツを輸入しています。この依存関係はガレットの泣き所です。私は「蜂蜜戦争」という名前はかわいらしいですが、わりと深刻なブルスケッタ-ガレット間の紛争を考えています。

第二節:ガレット公爵家

第一項:ガレット公爵

ガレット公爵は、円卓の英雄の中で最も武力を誇った戦将=ガレット初代公爵 (The First-Duke of Galette) の末裔。当代公爵 (The Reigning-Duke)。
同盟戦争で戦将は、同盟最強の軍団を率いて最前線で戦い抜いた。
同盟戦争後、最終決戦での同盟の根拠地があったガレット地方に戦将が封じられて以降、代々統治している。
ガレットが百年戦争と大厄災を生き抜いた単純な理由は力であったと考えている。
現世紀でも王国最大の軍事力を有し、国王と同等の発言権をはじめ様々な特権を許されている。領内に王国の直轄領がないのもその一つ。反王国派ではないが、王国への帰属意識は薄い。質実剛健、質素倹約、備蓄、鍛錬、危機管理を美徳とする。同盟戦争から逃避した聖教団は怯懦の組織であり、領内に聖教団と関係するものは一切存在しない。自給自足を旨とするためギルド連合の商業展開もごく限られる。警戒心が強く閉鎖的である。大量の物資を備蓄しており、領内の至るところに倉庫がある。また、プレッツェルの兵器を配備している。

【気風】尚武、臨戦。

第二項:ガレット公爵夫人

ガレット公爵夫人は、愛称は「ガレッタ」。男の武力を最大化するのが女の務めという思想から、良妻賢母を理想とし、内助の功を美徳とする。特に、軍団の維持に必要な仕事は最高の労働であり、武具の鍛冶、馬の手入れ、軍旗・軍服・幕舎などの機織りは戦いに等しい貢献とされる。

【気風】内助、準備。

第三節:ガレット直轄区

第一項:ガレット要塞

ガレット要塞は、古代文明の衛務院の名残。同盟戦争の前線基地で、最終決戦前には同盟全軍が集結したという。王国最大の軍事拠点。

第二項:ガレッタ工房

ガレッタ工房は、軍団に必要な物資の生産、加工、修理、改良をするための各種の工場や工房が発達している。特に、旗は創界のほぼ全域から引き合いがあり、ガレットの貴重な収入源となっている。

  • 羊牧場、製糸工場、機織り工場、旗工房、(羊飼い、機織り機)
  • 牛牧場、染色場(革細工師、大釜)
  • 鍛冶場:道具(道具鍛冶、鍛冶台)、武器(武器鍛冶、砥石)、防具(防具鍛冶、溶鉱炉)
  • 馬場

第三項:ガレット騎士団

ガレット騎士団は、同盟戦争で辺境伯を破った戦将の部隊 (The Company of The Champion) を起源とする、公爵騎士団 (The Knights of The Duke)。王国最強の騎士団で、鉄の規律を誇る。
騎馬、狼。

【別名】黄昏騎士団 (The Knights of The Evenfall)。
【旗】黄昏旗

第四節:ガレット民集区

第五節:意匠

第一項:色象

橙色

橙色は、ガレット公爵領の象徴色である。

分類名称象徴備考
鉱石赤銅  
アカシア 橙色の木。
橙チューリップ
灰色

灰色は、

第二項:旗章

公爵旗

公爵旗は、ガレット公爵領・ガレット公爵家・ガレット公爵の旗である。

公爵夫人旗

公爵夫人旗は、ガレット公爵夫人の旗である。

第三項:建築

ガレット様式

第二十四章:プレッツェル侯爵領

第一節:概要

プレッツェル侯爵領民はプレッツェランと呼ばれる。侯爵とプレッツェランの気質を反映して、現世紀に敷設された道路は直線的。

  • 領民の気質:合理性・実用性を尊ぶが、損得勘定はしない。好奇心・探求心・知識欲が旺盛で、集中・没頭が美徳。理が強く情に疎いが、人間性に無頓着なだけであり、悪意はなく薄情でもない。興味・関心が一致すれば利害関係は問わない。知識は多いが世知に疎い。進歩・改善・向上が善であり、その目的に沿う限りは非常に開明的・開放的である。失敗を恐れず冒険的であり、探検家も多い。慎重ではなく、試行錯誤、反省、再挑戦を奨励する。儀礼や形式を軽視し、恥じることは少ない。
  • 平和の概念:全てが合理的であれば平和は維持されるはずである。非合理や無知が平和を脅かすため、不断の研究・教育・啓蒙が必要である。
  • 信仰の傾向:信仰には無関心だが、宗教的世界を構築する教義・体制・装置・演出には学ぶところが多いと考える。

第二節:プレッツェル侯爵家

第一項:プレッツェル侯爵

プレッツェル侯爵は、円卓の英雄の中で最も兵站に長けた工匠=プレッツェル初代公爵 (The First-Marquis of Pretzel) の末裔。当代侯爵 (The Reigning-Marquis)。
同盟戦争で工匠は、同盟の兵站を支え、戦闘を支える軍事技術を研究・改良した。
同盟戦争後、プレッツェル地方に工匠が封じられて以降、代々統治している。
プレッツェルが百年戦争と大厄災を耐え抜いた事実は、深い研究力と高い技術力で説明される。
現世紀でも王国最高の教育研究機関を有し、多くの学者や技術官僚(テクノクラート)を輩出している。教育、学問、発明、技術開発を奨励。独自の智識と高度な技術を持つギルド連合とは、同盟戦争の頃からつながりが深い。まだ少ないながらメサ共和国との交流もある。宗教的関心は小さく、聖教団との関わりも希薄だが排除しているわけではない。実用化した兵器の多くはガレットに、試作品や問題作はスコルダリアに輸出される。

【気風】探求、学究。

第二項:プレッツェル侯爵夫人

プレッツェル侯爵夫人は、愛称は「プレザ」。プレッツェル (Pretzel) に封じられることになった初代侯爵は、「プレッツェル侯爵夫人 (The Marquise of Pretzel)」の奇妙な綴りと発音に辟易し、領地に到着する前から、妻のことを「プレザ (Preza)」と呼び縮めていた。

【気風】教育、啓蒙。

第三節:プレッツェル直轄区

第一項:プレッツェル時計塔

プレッツェル時計塔は、古代文明の技術院の名残。時計は古代文明から伝わる暦(歴史、時間)の象徴。

第二項:プレザ大学

プレザ大学は、古代文明の学術院の名残。侯爵夫人プレザが学長。

第三項:プレッツェル騎士団

プレッツェル騎士団は、同盟戦争で兵站を担当した工匠の部隊 (The Company of The Logistician) を起源とする、侯爵騎士団 (The Knights of The Marquis)。機械化を進めており、最終的な目標は無人化である。攻城兵器や戦車も騎士団の一員として扱われる。技術革新の究極の目標は人命の尊重という考えがある、王国で最も平和的な騎士団。
【別名】車輪騎士団 (The Knights of The Wheel)。
【旗】車輪旗

第四節:プレッツェル聖教区

第一項:プレッツェル聖堂

プレッツェル聖堂は、聖教団が侯爵領に設けた聖堂。プレッツェルは宗教に対する関心も警戒も弱く、聖教団の原理派も現実派も宗教活動はそこそこに、プレッツェルの知識や技術の蒐集に注力している。

第二項:プレッツェル大司教

第五節:プレッツェル民集区

第六節:意匠

第一項:色象

黄色

黄色は、プレッツェル侯爵領の象徴色である。

分類名称象徴備考
タケ 黄色の木。
タンポポ
ヒマワリ
碧色

碧色は、

分類名称象徴備考
ウツボカズラ

第二項:旗章

侯爵旗

侯爵旗は、プレッツェル侯爵領・プレッツェル侯爵家・プレッツェル侯爵の旗である。

侯爵夫人旗

侯爵夫人旗は、プレッツェル侯爵夫人の旗である。

第三項:建築

プレッツェル様式

第二十五章:ティレナ伯爵領

第一節:概要

ティレナ伯爵領民はティレニアンと呼ばれる。ティレナ地方はダークオークとペールオークの深い森に覆われており、ティレニアンの気質と相まって、他地方・他勢力との交通・流通・交流は盛んでない。ペールオークが密生する「朧の森」は、特に死者の森 (The Forest of The Dead) と呼ばれる。領内は静謐が保たれており、活気には乏しく、祠など、死や霊魂を思わせる施設が多い。

  • 領民の気質:沈黙・静寂を好み、活気や変化を好まない。高潔に生き、良き死を得ることを理想とする。かなり保守的で閉鎖的だが、決して排他的ではなく攻撃的でもない。非常に守備的で、自らを脅かすものに対しては、護り抜く・耐え抜くことを選ぶ。信頼できる相手には誠を尽くす。高い倫理観を持ち、精神性を重んじる。現世的・物理的な事柄には関心が薄い。
  • 平和の概念:平和とは良き死を得る環境、およびそれを護ることである。平和が乱されると、戦死・病死・事故死などが増え、死が乱される。
  • 信仰の傾向:死、死者、死後に対する関心が強く、生きることは死ぬ準備であると考える。死後の世界を前提に創界を生きる。

【様式】ティレナ様式:ペールオーク。

  • ペールオークは死者の樹 (The Tree of The Dead)
  • 白いペールオークは皇女・帝国の象徴、黒いダークオークはネザーの象徴。
  • クォーツと御影石でできたネザーの第一帝国の模倣。

【色】朧色:白の代替。忠誠の象徴。
【花】朧チューリップ:スズランの代用。忠誠の象徴。

第二節:ティレナ伯爵家

第一項:ティレナ伯爵

ティレナ伯爵は、円卓の英雄の中で最も忠誠を誓った騎士=ティレナ初代伯爵 (The First-Count of Tirrhena) の末裔とされるが、全てのティレナ伯爵は「皇女の騎士」その人である。別名は「スズラン伯爵」。当代伯爵 (The Reigning-Duke)。
同盟戦争で騎士は、献身的に皇女と同盟に尽くし、辺境伯の討伐という目的を貫き通した。その活躍は、後に守護神伝説として語り継がれる。同盟戦争の最中、皇女と騎士はティレナでひと時の休息を得たとされる。
同盟戦争後、二大勢力である小ブルスケッタとガレットの中間にあるティレナ地方に騎士が封じられて以降、代々統治しているとされるが、実は全て「皇女の騎士」自身であり代替わりはしていない。
ティレナは百年戦争で沈黙を守って防備に徹し、どの勢力にも与しなかったが、それは同盟に愛着があったからである。王国創建後は国王の信頼も篤く、王国直轄領もある。一方、本物の皇女が関係しているため、百年戦争で同盟を離反し、皇女再臨、女神信仰、第三帝国創建を目的とする聖教団の施設はない。同盟の一員であったギルド連合には好意的であり、領内にはギルド連合の商業施設が比較的多い。

【気風】忠誠、高潔。

第二項:ティレナ伯爵夫人

ティレナ伯爵夫人は、「隠れた皇女」その人ではないかとされる。愛称は「ティレーネ」、別名は「スズラン伯爵夫人」。対外的には故人扱い。三大禍での死者への祈り、弔い、鎮魂を捧げる巫女、神官の役割を果たしていた。

【気風】神秘、静謐。
【色】白色:皇女。神秘と不可侵の象徴。死の暗喩。
【花】スズラン:皇女の象徴。

第三節:ティレナ直轄区

第一項:ティレナ邸

ティレナ邸は、古代文明の恵政院の名残。同盟戦争の最中(一説には旧世紀{X}年五月七日とされる)、皇女と「皇女の騎士」がひと時の休息を得たとされる邸宅が起源。現世紀では伯爵邸。

【開始】20250421
【座標】《512, 384》
【別名】スズランの館 (The Mansion of The Lily of the Valley)。

第二項:ティレーネ礼拝堂

ティレーネ礼拝堂は、朧の森にある、三大禍の死者を慰霊・鎮魂する礼拝堂。

【様式】皇女様式

第三項:ティレナ騎士団

ティレナ騎士団は、同盟戦争で皇女を護った騎士の部隊 (The Company of The Knight)(皇女の近衛兵)を起源とする、伯爵騎士団 (The Knights of The Count)。現世紀においても、元々護衛兵であった「皇女の騎士」を範とする。王国随一の守備力を誇るティレナの鉄壁。

【別名】城壁騎士団 (The Knights of The Rampart)。
【旗】城壁旗

第四項:スズランの祠

スズランの祠は、「皇女の騎士」が各地(大ブルスケッタ内であればティレナ伯爵領に限らない。)に建立した祠。各地の荒廃したポータルと対をなす?

【旗】皇女旗? 同盟旗?

第五項:同盟戦争の墓地?

第四節:ティレナ民集区

第五節:意匠

第一項:色象

朧色

朧色は、ティレナ伯爵領の象徴色である。

分類名称象徴備考
ペールオーク 朧色の木。
朧チューリップ
白色

白色は、

分類名称象徴備考
スズラン

第二項:旗章

伯爵旗

伯爵旗は、ティレナ伯爵領・ティレナ伯爵家・ティレナ伯爵の旗である。

伯爵夫人旗

伯爵夫人旗は、ティレナ伯爵夫人の旗である。

第三項:建築

ティレナ様式

第二十六章:スコルダリア子爵領

第一節:概要

スコルダリア子爵領民はスコルダリアンと呼ばれる。

  • 領民の気質:華麗・豪華・豪奢を好み、快活・陽気・前向き・楽観的・享楽的・積極的である。散財・借金は美徳ですらある。過去には拘らず、未来への希望に溢れる。強い仲間意識は縄張り意識にも通じ、スコリダリアンどうしの喧嘩も絶えないが、決着が付けば恨みが尾を引くことはない。よそ者に対しては寛容で偏見もなく、少々怪しいくらいがむしろ好まれる。新奇を珍重し、流行に敏感で飽きっぽい。一方、至高の逸品は手厚く保護する。手堅い損得勘定はせず、博打的・投機的な利潤に魅力を感じる。その結果、スコルダリアでは資本経済(株・先物・為替取引)が発達しつつある。喧噪・混沌・多様性を好み、自由であることを至上とする。悲哀・悲嘆・悲劇を直接表現することを忌避する。個々人が独自の美学を持ち、実践することが求められる。
  • 平和の概念:平和とは
  • 信仰の傾向:極めて現世的で、超越的存在に対する信仰は薄い。生は死ぬまでの暇つぶしであり、死後の世界が存在しても、そのときはそのときであり気にしていない。スコルダリア聖堂のド派手な祭祀は王国最大の見世物として有名で、各地から見物客が集まる。

第二節:スコルダリア子爵家

第一項:スコルダリア子爵

スコルダリア子爵は、

円卓の英雄の中で最も士気を高めた貴族=スコルダリア初代子爵 (The First-Viscount of Skordalia) の末裔。当代子爵 (The Reigning-Viscount)。
同盟戦争で貴族は、…。
同盟戦争後、スコルダリア地方に貴族が封じられて以降、代々統治している。
スコルダリアが百年戦争と大厄災を振り払えたのは、陽気で楽観的なスコルダリアンの気質によるものとされる。
享楽的・歓楽街? 一方で気品もある。遊び人。進取の気風。現世的。王国で最も商業が発達している。奇抜なものや怪しいものにも偏見はないため、あらゆる勢力が施設を構え、一種の混沌を見せている。金遣いが荒い子爵は銀行ギルドとの関係が特に深い。観光客が多く宿泊施設も多い。

【気風】華麗、楽観。

第二項:スコルダリア子爵婦人

スコルダリア子爵夫人は、愛称は「スコルデル」。

美術、芸術、服飾、グルメ、宝飾の奨励。女性活躍。各地の女性の受付。一方で男ではない女らしさの追及。

【気風】豪奢、快活。

第三節:スコルダリア直轄区

第一項:スコルダリア市場

スコルダリア市場は、ブルスケッタ王国最大の市場。

第二項:スコルデル美術館

スコルデル美術館は、古代文明の芸術院の名残。劇場、庭園など。音楽院。

第三項:スコルダリア騎士団

スコルダリア騎士団は、同盟戦争で華麗に戦った貴族の部隊 (The Company of The Noble) を起源とする、子爵騎士団 (The Knights of The Viscount)。空挺団? ハッピーガスト? 気球、飛行船

【別名】{名称未設定}騎士団 (The Knights of The UNTITLED)。
【旗】

第四節:スコルダリア聖教区

第一項:スコルダリア聖堂

スコルダリア聖堂は、聖教団が子爵領に設けた聖堂。

第二項:スコルダリア大司教

第五節:スコルダリア民集区

第六節:スコルダリア農業区

第一項:スコルダリア養蜂場

「花の森」「ヒマワリの平原」など、花が豊富なスコルダリアでは養蜂が盛んである。生産されるハチミツは、銅の錆止め剤としてガレットに輸出される。

養蜂場の条件
  1. 蜜源の豊富さ
    周囲2〜3km以内に花が途切れず咲く環境(レンゲ、アカシア、クローバー、菜の花など)。
    森林・草原・農地のモザイク地帯が理想。単一作物ばかりだと蜜の時期が限られてしまう。
  2. 水の確保
    蜂は巣の冷却や蜜の加工に水を使うので、近くに川や池などが必要。
    水は浅く、蜂が安全にとまれる場所が好ましい。
  3. 風と日当たり
    強風を避け、冬は日当たりがよく、夏は半日陰になるような場所。
    木立や丘の陰を風よけに使うことも多い。
  4. 人間や家畜との距離
    蜂との接触事故を避けるため、住宅や家畜舎からは数十〜数百メートル離す。
  5. 地形・地面
    水はけがよく、ぬかるみにくい平坦地。
    雨や雪が溜まらないように巣箱を高く置く。

第七節:意匠

第一項:色象

桜色

桜色は、スコルダリア子爵領の象徴色である。

分類名称象徴備考
サクラ 桜色の木。
桜チューリップ

第二項:旗章

子爵旗

子爵旗は、スコルダリア子爵領・スコルダリア子爵家・スコルダリア子爵の旗である。

子爵夫人旗

子爵婦人旗は、スコルダリア子爵夫人の旗である。

第三項:建築

スコルダリア様式

第二十七章:ノワール男爵領

第一節:概要

第一項:ノワール男爵領民

ノワール男爵領民はノワランと呼ばれる。

  • 領民の気質:目的のためなら手段を選ばないマキャベリスト。他者を利用することも厭わず、騙される方が悪いと考える。打算で人間関係を結ぶ。警戒心が強く、心は開かない。嘘をつくことに罪悪感はないが、愚者ほど嘘が多くなると考える。非常に社交的だがそれは自分が利益を得るためである。法と証拠には従うことで社会生活を成立させている。そのため通知・外交・契約・決済などの書類や手続きが緻密かつ大規模に発達している。
  • 平和の概念:平和とは単に実力行使が発生していない状態に過ぎないと考える。ノワランが戦時・平時を区別することはない。
  • 信仰の傾向:宗教といえど目的達成を目指す社会集団の一つであり、特別なものではない。信仰は自分の思考や行動に枷をはめるものと考える。

第二節:ノワール男爵家

第一項:ノワール男爵

ノワール男爵は、

円卓の英雄の中で最も機智に富んだ謀官=ノワール初代男爵 (The First-Baron of Noir) の末裔。当代男爵 (The Reigning-Baron)。
同盟戦争で謀官は、…。
同盟戦争後、ノワール地方に謀官が封じられて以降、代々統治している。
ノワールが百年戦争と大厄災を…。
ギルドとの交渉をはじめ隠密・スパイ・外交官の役割。心理、人心収攬、尋問、誘導、監視、攪乱の研究。
ヴィジュアルイメージ:鍵、鎖。

【気風】沈着、冷徹。

第二項:ノワール男爵夫人

ノワール男爵夫人は、愛称は「ノイラ」。

外交官、ホステス。二面性。

【気風】表裏。

第三節:ノワール直轄区

第一項:ノワール灯台

ノワール灯台は、第一海底聖院の海上に建造された灯台。

内海。

第二項:ノイラ迎賓館

ノイラ迎賓館は、古代文明の交務院の名残。国外の賓客をもてなす迎賓館。

第三項:ノワール騎士団

ノワール騎士団は、同盟戦争で裏方に徹した軍師の部隊 (The Company of The Strategist) を起源とする、男爵騎士団 (The Knights of The Baron)。海軍、水軍? 隠密部隊。斥候。アサシン。

【別名】{名称未設定}騎士団 (The Knights of The UNTITLED)。
【旗】

第四節:ノワール聖教区

第一項:ノワール聖堂

ノワール聖堂は、聖教団が男爵領に設けた聖堂。

第二項:ノワール大司教

第五節:ノワール民集区

第六節:意匠

第一項:色象

黒色

黒色は、ノワール男爵領の象徴色である。

分類名称象徴備考
ダークオーク 黒色の木。
青色

青色は、

分類名称象徴備考
ヤグルマギク

第二項:旗章

男爵旗

男爵旗は、ノワール男爵領・ノワール男爵家・ノワール男爵の旗である。

男爵夫人旗

男爵夫人旗は、ノワール男爵夫人の旗である。

第三項:建築

ノワール様式

第二十八章:聖教団

第一節:概要

同盟戦争の記憶を女神信仰として伝承する宗教勢力。同盟の盟主であった皇女を女神に擬し、皇女を支えた古代人を天使に見立てる。聖教団の教皇以下の司祭たちは天使の末裔という建付け。
元々は、同盟戦争中に古代文明内に自然発生的に生じた皇女を崇拝する素朴な集団であった(原教団)。同盟戦争後に皇女が隠れてからは、皇女の代償として女神伝説が形作られ、沈黙する第二帝国に対する不安に反比例するように信者が増えた。すなわち、古代人の皇女・帝国に対する尊崇の念が、原教団が提示する女神への信仰へとスライドした。間もなく、諸侯が各地方に封じられたことに伴い、原教団のコミュニティも各地に分散し、聖堂と大司教からなる天使制度が整えられる。土着した各地の教団で教義や伝承に違いが生じ始めるが、黄金時代には大きな問題にならず、各地で独自の教団活動が活発になる。しかし諸侯間の対立が先鋭化するにつれ、各地の教団は、それぞれの諸侯に味方するか、教団としてまとまるかを選択せざるを得なくなった。大司教たちが集まった会議において、各地の教団は一つにまとまり、統一した教義と制度からなる聖教団を組織することになった。百年戦争前夜に、女神信仰、皇女再臨、帝国再建(第三帝国)を掲げた聖教団が、古代文明から別れる形で独自に平和な世界を目指す目的で設立した。百年戦争では復魂宗との熾烈な宗教戦争を繰り広げた。大厄災を経て、現在はブルスケッタ王国と協力して平和の実現を目指している。

【題材】西洋。キリスト教。特にローマ・カトリック教会。ゴシック。
【言語】創界語

第二節:教義

聖教団にとって「信仰」とは聖教団のそれであるため、教義名は存在しない。教義名とは、他の信仰に付けられるものである。

優しい魂の救済。特に魂の転生場所である帝国(第三帝国)を天上に再建すること(天国の再建)。現在、第一帝国は滅亡し、第二帝国は沈黙している。優しい魂の行き場がない。
皇女=女神を信仰する宗教。皇女像=マリア像。
古代文明の伝統的死生観は、魂が地に潜り、冥界で転生するというものだが、聖教団では天上・昇天を重視する。優しい魂でも、冥界に行って良いことはない(辺境伯による帝国の滅亡)ことがベースにある。
天国が再建されたときこそが、聖教団にとっての新世紀である。

「魂の安処」の再建に真に必要なのは聖座(クォーツ製?)である? それを理解している者は少ない?
絶海の孤島である央玉島にあると伝えられる第二帝国を探す者が出てくるはずである? 大航海時代?
聖座に座った者は創界の支配者になるという伝説?

第一項:皇女の再臨

第二項:天上

雲《Y = 192~196》より上が天上?

第三項:{天使制度}

未設定

ギルド連合に聖教団の信者はいるのか?

第三節:組織

聖教団は、小ブルスケッタとリュクスにまたがる巨大な山岳地帯に本拠を置き、この地を聖嶺として天上を目指すとともに、大ブルスケッタのほぼ全域で布教活動を展開している。聖教団の大聖堂と聖堂は、太古文明の聖殿と聖院を模したものであり、聖教団の教皇は、太古文明の聖座・第一帝国の皇帝・第二帝国の皇女に倣ったものである。

第一項:大聖堂と教皇

大聖堂は聖嶺の中心部にある聖教団の総本山であり、教団の最高権威である教皇が、全ての創界人の魂に祈祷を捧げている。大聖堂の奥座には、かつての飛異魂や還座のような、「魂の行方」を左右する遺物({これを「太古の遊人」の十遺物の一つにしても良い})が安置されているとされるが、その詳細は不明である。

未設定のアイデア

教皇は終身制か任期制か?
本部と地方の人事の流動性は? 祈安所から教皇が出ても良い。

教皇の選出方法のアイデア

聖教団は当然、魂を教義の中核に据えています。教皇は終身制とします。教皇が死ぬと、魂珠が放出されて「魂の旅路」を辿ります。枢機卿たちはそれを追いかけ、教皇の魂を懐いた赤子を探し出し、次の教皇にするのです。要するにダライ・ラマです。創界人は魂を見ることはできませんが、高位の聖職者である枢機卿は魂が見えることになっています(それが枢機卿になる必要条件としても良い)。しかし本当は見えないので、いつも適当に教皇が選ばれます。ただ、深層人が確立した視魂術を用いれば魂を見ることができます。あるとき、視魂術を体得した者が枢機卿となり…

第二項:大修道院と枢機卿

聖嶺では、複数の大修道院と、その長である枢機卿が、大聖堂の教皇を支えている。大修道院は、教義の整理や研究のための施設として整備されたが、聖教団の拡大に伴って、教団の財務や労務を司り、大ブルスケッタ各地での布教や外交を担う官僚組織へと変容した。枢機卿は、大修道院からの情報や施策を教皇に報告するとともに、教皇の指揮を受け、大修道院を通じて教団の活動を指導する。

第三項:修道院と修道院長

聖嶺の大修道院と枢機卿からの指導を受け、地上での活動を展開する組織が修道院である。各修道院は、一人の修道院長と複数の修道士から構成され、基本的に大修道院から派遣される。主要な任務は、聖堂および大司教と連絡・協力し、聖嶺と地上の一体的な活動を推進することである。

第四項:聖堂と大司教

ブルスケッタ国王領・リュクス大公領・プレッツェル侯爵領・スコルダリア子爵領・ノワール男爵領には、聖教団の不可侵権が認められた聖教区が存在する。ガレット公爵領とティレナ伯爵領には聖教区がない。聖教区には聖堂を築かれ、各領邦における本山として機能している。ブルスケッタ国王領には聖堂が二つ存在し、五聖教区・六聖堂の体制が敷かれている。聖堂の長である大司教は、領民への布教を最大の責務とし、そのために学校や病院を運営する例もある。

「聖教区」は、領邦と教団で意を異にする言葉である。領主にとって聖教区は、「聖教団の不可侵権を認めた地域の名称。領邦のごく一部」である。一方、聖教団がいう聖教区は、「各聖堂が管轄する布教範囲」であり、領邦全域を指す。

大司教は、教皇が任命し、領主が承認する。 領主と教皇の力関係によっては、領主が大司教の着任を拒否したり、領主が教皇に大司教を推薦したりするなどの事態が生じる。

第五項:教会と司教

各領邦の聖教区外での布教拠点が教会であり、その長を司教という。聖教区外での布教に対する姿勢は各領邦で異なり、教会の建設を一切認可しない領主が存在する一方、教会が区域と密着している領邦もある。

第六項:祈安所

祈安所は、大ブルスケッタ各地の郊外や村落に存在する、公共の祈りの場。共同体や裕福な個人が設置した施設であり、聖教団の組織ではない。祈安所の規模や性格は多様で、農村での雨乞い、戦没者の追悼、学校や病院の役割などの例がある。聖教団は、祈安所を教団組織に編入して勢力を拡大しようとしており、一部では摩擦も生じている。

第四節:派閥

聖教団内に存在する、教義の解釈や教団の方針についての深刻な対立の実体。教団の正式な組織ではないが、聖堂や教会単位で活動しており、信者間の分断や地域ごとの信仰の差異など、実質的な影響が各地で生じている。派閥争いの根幹には、同盟戦争後に隠れた皇女と、沈黙を続ける第二帝国に対する見解の相違がある。聖教団は今、優しい創界人の魂に行先はあるのかという、信者からの根源的な問いに直面している。

第一項:天上派

天上派は、第二帝国はもはや優しい魂を受け入れていないとする派閥。魂が地に潜ることこそが悲劇の根源であるとし、天上に第三帝国を創建し、女神の再臨を迎えるべきとする原理派・急進派。

第二項:地上派

地上派は、第二帝国は今なお優しい魂を受け入れているとする派閥。ブルスケッタ王国やギルド連合と融和して同盟を再現し、女神の目覚めを静かに待つという穏健派・多数派。

第三項:地下派

地下派は、第二帝国は初めから優しい魂を受け入れていなかったとする派閥。辺境伯亡き今、冥界に第一帝国を再建すべきと主張し、女神信仰そのものを否定する背信的な反体制派。

第五節:意匠

第一項:色象

赤色

赤色は、聖教団の象徴色である。もとは血・団結・武力を意味する同盟の象徴色であったが、転じて聖教団では、同盟が成した平和を意味するようになった。赤色の表象としては、小さく可憐なポピーが用いられる。同じ赤色の植物でも、茨や棘を持ち、武力を象徴するバラやスイートベリーは忌避される。

分類名称象徴備考
マングローブ対話赤色の木。
ポピー平和
白色

白色は、

分類名称象徴備考
ペールオーク 朧色の木。

第二項:旗章

聖教旗

聖教旗は、聖教団の旗である。旗章は、赤地に黒で縁取った白十字。一層目は同盟の赤を地とし、二層目に辺境伯の黒で太い十字、三層目に皇女の白で細い十字を描く。同盟と皇女が辺境伯を討伐・封印したことを直截的に表している。この意匠は、ブルスケッタ王妃の王妃旗(緑地に赤で縁取った白十字)の色違いでもあり、両者の関係の深さを物語っている。

第三項:建築

聖教様式

聖教様式は、

第二十九章:ギルディアン連絡体

第一節:概要

ギルド連合(The Guild Union)が発展的に変容した政体。ギルドの細分化・専門化・階層化により、従来のギルド中心のシステムでは、複雑になったギルド連合を統治できなくなった。ギルディアン連合体でも、新世紀委員会(評議会?)を最高意思決定機関とするが、連絡体の中には複数の評議会が存在し、時代状況によって様々な評議会が実権を握る。
ギルド連合は、職能団体である各ギルドに所属する職能人(The Guild Member)から成立していたが、ギルド連合が拡大するにつれて、職能人ではない「ギルド連合の人間」(The Guildian)が増えていった。その結果、ギルド連合(The Guild Union)は、ギルディアン連絡体(The Guildian Modular)へと脱皮することになった。

未整理のアイデア

ギルディアン連絡体という名称からは、様々なイメージが湧いてきます。職能ギルドに属さないギルディアンも、「連絡体」の構成員である以上、他のギルディアンと何らかの機能的な連絡を持っているはずです。逆にいうと、他者に提供できる能力がない者はギルディアンではない、ということです。これは、もともとギルド連合が職能集団であったこと、ギルド連合が大雪原という厳しい環境にあったことから、いわゆる「働かざる者食うべからず」が徹底されていたことによるのでしょう。ギルド連合=ギルディアン連絡体には、連絡網から外れるような怠け者や芸術家の類は存在しないことになっています。本当は、そのような者たちもいたのでしょうが、その運命は推して知るべしです。非常に厳しい社会であることが想像されます。

ギルディアンに求められる、歯車・部品のイメージ、交換可能性、独立性、互いの疎結合、機能さえ発揮すれば内心はどうでもよい、などの性質は、まさにモジュールそのものです。 一方、彼らは深層系の文明に属するので、その魂観は未決論、すなわち死後の運命は決定しておらず、魂となっても偶然と選択が存在するという人生観を持っています。ひょっとしたら、人生の本番は死後だと考えており、連絡体の厳しい社会生活を受け入れていたのかもしれません。

【題材】近代日本の鵺的政体。権力の所在がよくわからない。

第二節:派閥

深層系のギルド連合は空間的な文明であるため、各派閥の主張の基盤には「支配領域の拡大」がある。

第一項:深層派

深層派は、深層都市を基盤とする深層文明の再興を悲願とする多数派。深層復帰のため、まずはギルディアン連絡体としての力を蓄えるべきと考えている。これは、ギルディアン連絡体の公式方針でもある。

第二項:同盟派

同盟派は、同盟の精神を尊ぶ穏健派。王国主流派や聖教団地上派と協力し、創界の平和と進歩を目的とする。同盟の象徴である赤を使う。

第三項:統一派

統一派は、豊かな大ブルスケッタの支配を画策する陰謀派。反王国的な諸侯や、第三帝国の再建を目指す聖教団天上派と連携し、王国の転覆を狙っている。

第四項:冥界派

冥界派は、クォーツネザライトを求めて冥界進出の拡大を進める急進派。創冥門の起動に必要な「魂の熾」を再び得るため、復魂宗に離脱した巫女ギルド咒者ギルドの、ギルディアン連絡体への復帰を目論んでいる。

第三節:坑士ギルド都市

第一深層都市出身の掘削技術者である坑士のギルド。同盟戦争では戦将を支援した。
深層空間を開拓した原初の技術。
深層文明再興のための技術(掘削など)開発が目的。廃坑も坑士ギルドの管理。
鉱石資源は地下に多いため、深層への回帰が絶対。

【開始】{まだ}
【座標】《》

表:鉱石と坑道 (The Mineshaft)
坑道分布
エメラルド坑道 (The Emerald Mineshaft)Y = 232
石炭坑道 (The Coal Mineshaft)Y = 96
銅坑道 (The Copper Mineshaft) Y = 48
鉄坑道 (The Iron Mineshaft) Y = 16
金坑道 (The Gold Mineshaft) Y = -16、荒野
ラピスラズリ坑道 (The Lapis Lazuli Mineshaft) Y = 0
レッドストーン坑道 (The Redstone Mineshaft) Y = -63
ダイヤモンド坑道 (The Diamond Mineshaft) Y = -63
アメジスト坑道 (The Amethyst Mineshaft) アメジストの晶洞
クォーツ坑道 (The Quartz Mineshaft) 冥界
ネザライト坑道 (The Netherite Mineshaft) 冥界 Y = 15

第一項:石工 (The Mason)

第二項:《廃坑》(The Mineshaft)

各種鉱石を入手するために深層文明が掘りまくった膨大な坑道のうち、少なくない数が放棄され、廃坑となっている。現世紀においても、ギルディアン連絡体が新たな坑道と廃坑を増やしている。地表に近い部分では、古代文明や現世紀の勢力に由来する廃坑もあるだろう。

第四節:炉匠ギルド都市

第二深層都市出身の火力技術者である炉匠のギルド。同盟戦争では工匠を支援した。
深層文明の根幹たる熱蒸気機関を確立。

【開始】{まだ}
【座標】《》

石工炉

丸石製造機など

製錬所

鉱石の製錬所。巨大な溶鉱炉など。
咒者の鉄偶トラップとの関係?

武器鍛冶 (The Weaponsmith)

防具鍛冶 (The Armorsmith)

道具鍛冶 (The Toolsmith)

第五節:貨商ギルド都市

第四深層都市出身の資本技術者である貨商のギルド。同盟戦争では政臣を支援した。
深層資源である鉱石を、地上経済と交換可能な鉱貨に変換。
地上世界の経済的支配=資源・資材・人材の集中=深層文明の再興が目的。

為替・両替所の機能もある。

【開始】{まだ}
【座標】《》

造貨所

鉱山で採掘した鉱石を製錬し、鉱貨を製造する造幣所。

両替所

第六節:司書ギルド都市

第六深層都市出身の写魂術者である司書ギルド。同盟戦争では謀官を支援した。
深層文明滅亡後、歴史の記録を開始。
本務は歴史・地理の記録、禁書(同盟戦争の記録)の管理。

【開始】20250422
【座標】《-768, -384》

エンチャント施設

製図家 (The Cartographer)

世界の地理を把握するため各地の地図を収集している。

書物庫 (The Library)

世界の全ての記録の収集・蒐集が目的。各地に分館(The Bruschetta Library, The Mesa Library)があり、その地の本を蒐集。

地図庫 (The Map Library)

世界の地理を把握するため各地の地図を収集している。

禁書庫 (The Forbidden Library)

図書館の一部。禁書が保管される。
なぜ古世紀の文書記録を禁書にするのか?->「辺境伯の進軍」の原因が深層文明にあることがバレるため

未整理のアイデア

DELTAの禁書が「読まれてはならない相手」として想定しているのは、異界人です。
記憶の世界の住人である異界人は、時空を超越して常界の至るところに現れ、一見すると何でも知っているように思えます。しかし異界人とはもともと、「創界人の魂の記憶」が異界に転相されたものです。異界人の記憶は誤っている可能性がある。真実を確かめるため、異界人は常界に現れるのです。そしてその真実の一部は禁書に記されている。
もう一つ、似たような設定があります。悠竜時代、「太古の遊人」が異界に赴き、異界竜を討伐して竜卵を創界に持ち帰りました。竜卵には「その時点における三界の全情報が記録されており、孵化させると、時間を遡行して歴史に介入することができる」という設定があります。異界人は竜卵を奪還するために創界に現れますが、これも真実を知りたかったからです。
逆にいうと、創界で公式に語られる歴史は嘘だらけで、真実を知る者はごく一部ということになります。
禁書図書館をどこに建設するべきか、これにも解答が与えられました。異界人=エンダーマンは水に入ることができません。禁書図書館は水中に建設されるべきです。
禁書には真実の歴史である禁史が記されている。

製紙工場

王国からサトウキビを輸入して紙にしている。

印刷工場

出版社 (The Publishing)

収集する本・地図の出版を目的として設立。各地に子会社(The Bruschetta Publishing, The Mesa Publishing)があり、その地の本・地図を印刷。

第七節:薬師ギルド都市

第五深層都市出身の錬魂術者である薬師のギルド。同盟戦争では貴族を支援した。
ポーションの作成にブレイズパウダーを使うためギルドを挙げての冥界派。

【開始】{まだ}
【座標】《-824, 920》(村)(第二創異円

醸造所

ポーション製造工場

ポーション屋 (The Warlock’s Potion)

各地に展開するポーション販売店。本当の目的は人体に対するポーションの効果の実験・タグ収集。

樹脂工場

クリーキングによる樹脂生産

第八節:巫女ギルド都市

第三深層都市出身の鎮魂術者である巫女のギルド。同盟戦争には加わらず、復魂宗へと離脱した。

【開始】{まだ}
【座標】《》

第九節:咒者ギルド都市

第七深層都市出身の招魂術者である咒者のギルド。同盟戦争には加わらず、復魂宗へと離脱した。

【開始】{まだ}
【座標】《》

第十節:門吏ギルド都市

第八深層都市出身の越魂術者である門吏のギルド。同盟戦争では総帥を支援した。
かつて創冥門を開発し、深層人の冥界への進出を実現させたが、太古文明の痕跡を発見するどころか、辺境伯の滲出を招いてしまい、深層文明を滅亡させた責を負わされる。「創冥門は深層人の墓標」と誹謗され、越魂術は禁じられた。ギルド連合内の席次は、発言権のない末席である。

物語:門吏の心

深層人の金字塔であった創冥門は、辺境伯によって墓標へと変えられた。門吏は、深層文明滅亡の元凶とされ、屈辱的な立場を強いられた。門吏は沈黙を守り、怨恨を抱いた。創冥門の研究が始まったのは、炉匠のネザライトで坑士が岩盤の破壊に失敗したからではないか。司書の写魂卓と咒者の招魂函が、創冥門の原理だったではないか。創冥門によって冥界素材を入手し、貨商は交易で儲け、薬師は錬魂薬を作ったではないか。
「古代の客人」は、沈黙する門吏をしばしば訪れ、話を乞うた。八つの深層都市は連携しておらず、辺境伯によって容易に破られたこと。結束が求められているのに、ギルド連合は分裂していること。団結には公正な能力の評価が不可欠であること。門吏の話に、客人は頷いた。古代文明の八地方・十二院も半ば独立しており、父の執法院は辺境伯によって簡単に蹂躙されたこと。かつて太古文明を統治した聖座のような、強力な指導者が必要があること。そのためには力を示さなければならないこと。「私は、門吏がギルド連合を、ブルスケッタが古代文明を導くのが最善と思います」と客人は語った。

【開始】20250914
【座標】《-728, 248》(村)(第一創異円

獄吏

辺境伯討伐後の創界統治について、後に総帥となる「古代の客人」と契約を交わした門吏のこと。総帥に大ブルスケッタの覇権を握らせ、自らはギルド連合と大雪原を支配することを目的としていた。実態は、総帥に隷属し、その汚れ仕事を請け負う「闇のギルド」。最後は総帥に捨てられ、匪民に堕ちた。

第三十章:復魂宗

第一節:概要

古世紀末、穢躯溶岩で浄化した「魂の熾」を用いる深層文明は、辺境伯とその軍勢によって滅ぼされた(辺境伯の滲出)。これを一部の深層人は、魂を弄んできたことへの冥界からの罰と受け取めた。その後、深層人はギルド連合を結成、地上でなお破壊を続ける辺境伯に対抗するため、皇女および古代文明の残存勢力と同盟を結んだ。しかし、深層文明の滅亡を「冥界神」である辺境伯と「哀しい魂」によって下された審判だと信じる者たちは、対辺境伯同盟への協力を拒まざるを得なかった。創界人による共同戦線から離脱した彼らは、各地で異端視され、迫害されるようになる。生活と信仰を守るため、彼らは自然と集団を形成し、後に復魂宗となる共同体として活動するようになる。同盟戦争が同盟軍優位で進むにつれ、戦場には辺境伯の武具や肉片が残されるようになった。復魂宗徒はそれらを丁寧に拾い集め、密かに祀り始めた。同盟戦争は同盟軍の勝利に終わり、辺境伯は封印され、冥界より還った哀しい魂の軍勢は一掃された。復魂宗が絶望に覆われる中、かつて深層都市で招魂術を学んだ宗徒たちが、遺された辺境伯の遺物と遺骸を集め始める。辺境伯を復活させ、哀しい魂を救うために。

【題材】神道、仏教。
【言語】冥界語
【色】紫色:「魂の熾」。元は巫女の色だったが、復魂宗の色となり、巫女は葵色を用いるようになった。

辺境伯像=不動明王。
ピグリン像など。
ネザライト装備の本尊。
創冥門を使える?

ザバイオーネである崇禍原を本拠地とし、辺境伯の復活を目指す。

第二節:教義

哀しい魂の救済。辺境伯を復活させ、冥界人を創界に呼び戻すことによる、哀しい魂の救済。復魂宗にとって、辺境伯は魂の解放者(辺境伯による第一帝国の滅亡)であり魂の帰還者(辺境伯による冥界人の創界召喚)である。

寂しい魂を受け入れる「魂の寂処 (The Silence of The Soul)」=巫女ギルドの鎮魂術
{教義の本質は魂の完全な消失? 魂を復活させるのはそれを完全に滅却するため???}
{魂を殺す=ロスト、デスポーン}=The Oblivion of The Soul=辺境伯の願い

第一項:辺境伯の復活

{復魂宗の中心教義}

未整理のアイデア

咒者の目標は「魂の歿」になります。実際には、「魂の憩」は、その記憶を異界に転相することで、滅却とは異なります。魂の歿は、その存在を完全に三界から滅却することであり、これこそが最も邪悪な「汚れた」意思なわけですが、咒者はそうであると知りません。
咒者は、魂を滅却する様々な方法を研究します。その最たる例が「肉体の汚辱」で、Rot の典型的な表出として表現されます。しかしそんな方法が上手くいくわけがありません。 その後、辺境伯の滲出の際に、咒者は、辺境伯が深層人を魂ごと滅却するのを目の当たりにします。これが、咒者が辺境伯を復活させようとする動機になります。

第三節:社殿

を参照せよ!

辺境伯の魂に憩を与えることが目的。辺境伯の遺骸や遺物の信仰・管理。
巫女ギルド
【要検討。かなり自由度が低い】ピグリン砦に対応した位置にネザーゲート。オーバーワールドに社殿。
御影石を使う?

第四節:寺院

辺境伯を「魂の歿」へと導くことが目的。
咒者ギルド
枯山水。
アジア系寺院(タイなど)も。

第一項:月光寺

総本山。月光=復活した辺境伯の象徴。
ネザーレンガを使う。

第二項:その他の寺院

  1. ゾンビ
  2. 村人ゾンビ
  3. ドラウンド
  4. ボグド(沼地)
  5. ハスク(砂漠)
  6. スケルトン
  7. ストレイ(雪原)
  8. 【要検討。かなり自由度が低い】ウィザースケルトン ネザー要塞に対応した位置に寺院

第三項:《トライアルチャンバー》(The Trial Chamber)

咒者が築いた、招魂術の秘密研究施設。寺院と一体化?

第五節:意匠

第一項:色象

第二項:旗章

復魂旗

復魂旗は、

第三項:建築

復魂様式

復魂様式は、
ネザーレンガなどネザー素材+魂の炎。深層文明由来なので深層岩も使う。要所で辺境伯の御影石を使っても良い。

第三十一章:アトレド共和国

第一節:概要

アトレド(Atled)は、「三界」を意味する異界語「deltA」が由来とされる。

旧世紀、辺境伯によって白金三柱に象徴される古代文明は、滅亡の瀬戸際に立たされた。このとき、古代文明が到達した理念(民主主義・資本経済・科学技術)の死守と継承を決意した一団が、可能な限りの知識と技術の断片を携え、大ブルスケッタを脱出し、未踏の地であった大荒原を目指した。長い苦節の末、《荒野》の深奥に生活基盤を確立した彼らは、白金三柱の理念を実現し、それを辺境伯の脅威から永遠に守り抜くことを誓って、共和国を建国した。外部との接触を絶ち、純粋な自由・平等・公正を体現した共和国社会は、驚異的な速度で発展を遂げる。とりわけ、大学を中心とする「ゼロ」の発見とその体系的な研究は、科学技術を基盤とする共和国の進化を加速した。{…である共和国版白金三柱}は、古代文明の理想がこの地で具現化したことを高らかに誇る象徴である。一方、杞憂ともいえる共和国の防衛意識は、大ブルスケッタ方面に築かれた長大な防壁({万里の長城風})や、仮想敵に備えた過剰な軍備に表れている。建国以来、共和国は旧世界との交流を避けていたが、これは旧世界側からの接触がなかったことを意味しない。

戦禍から逃れるため、メサの奥地、天然の要害的な地形が本拠であるべき?=水運が発達
技術・科学・工業・軍事
水運・開運の発達 運河・港湾・船舶
砂漠 :
メサ :工業(銅)
レッドストーン技術
ゼロの発見。

  • 【題材】現代の米国。
  • 【言語】創界語:ただし英語に極めて近い形式。
  • 【建築様式】砂岩、テラコッタ、コンクリート、ガラスを多用。特定の様式はなく、その建築に合理的な様式が採用される。
  • 【色】共和国では色に象徴性はない。

木材に乏しいため、鉱業(特に銅)が盛ん。安山岩、閃緑岩、花崗岩も使う。砂漠では砂岩、赤砂岩も。
官 :共和国~ (The ~ of The Republic):古代式
官民 :メサ~ (The XXX of Mesa)
民間 :メサ・~ (Mesa ~):深層式の影響? The はつけない。

第二節:未設定の項目

メサの長城

王国との境に設けられた巨大な防壁。銅製?

共和国大統領 (The President of The Republic)

最近選出された? 少しおかしい?
専守防衛から侵攻に方針転換?

共和国議会 (The Parliament of The Republic)

共和国軍 (The Armed Forces of The Republic)

共和国陸軍 (The Army of The Republic)
共和国海軍 (The Navy of The Republic)
共和国空軍 (The Air Force of The Republic)

{共和国版白金三柱}

白金三柱の理念を象徴する三つの高層ビル (Tower?)

メサ大学 (The University of Mesa)

メサ観測所 (The Observatories of Mesa)

気象台 (Meteorological Observatory)
天文台 (Astronomical Observatory)

メサ・インダストリー (Mesa Industry)

メサ・エナジー (Mesa Energy)

インフラ、電力、水
原子力発電失敗の痕跡 不毛の大地 チェルノブイリ、フクシマ

第三十二章:匪民

ザバイオーネの末裔?

第一節:概要

第二節:魔女

錬魂術者。火薬を保持している。

【色】
【旗】魔女旗

第一項:魔女の小屋

第二項:《イグルー》(Igloo)

原住民? 先住民?

【題材】イヌイット、アイヌ、遊牧民。かまくら、ゲル。

第三節:賊徒

初代ブルスケッタ国王となった総帥が粛清・追放・抹殺した獄吏の残党。{復魂宗の残党も?} ブルスケッタ王国や聖教団に恨みを抱き、王国の街などを無差別に襲撃する。
「賊徒の潜伏地」など、かなり大きな組織にも思えるが、目的があるのかなどは不明。

リスト:賊徒

第一項:襲撃団

奪賊刑賊からなる五人組。

襲撃団の頭目

第二項:賊徒の前哨基地

賊徒の前哨基地 1

【開始】{まだ}
【座標】《-840, 760》

第三項:賊徒の潜伏地

賊徒の潜伏地 (The Hideout of The Illager)

《森の洋館》のこと。

【開始】{まだ}
【座標】《312, 2776》

第四項:廃村

襲撃団に襲撃された村の廃墟。

不死のトーテム

公式語は《不死のトーテム》(Totem of Undying)。
ザバイオーネの末裔?

【創界語】
【冥界語】
【異界語】

不死のトーテム

還座と似た機構によって、死んだ魂に躰を与える。トーテム自体が躰? 咒賊がドロップする。

第四節:海賊?

第一項:《難破船》(The Shipwreck)

第一難破船

【開始】20250610
【座標】《264, 152》
【アイテム】なし

第二難破船

【開始】20250610
【座標】《248, -696》
【アイテム】なし

第三十三章:異界

第一節:概要

黒曜石の土台:《100, 50, 0》

出口ポータル:《0, 0》

異界の地名の頭文字はQ。

表:《エンドゲートウェイポータル》

《Y = 75》

ポータル異界座標ワープ先異界座標開始
196, 0
291, 29
377, 56
456, 77
529, 91
6-1, 96
7-30, 91
8-57, 77
9-78, 56
10-92, 29
11-96, -1
12-92, -30
13-78, -57
14-57, -78
15-30, -92
160, -96第一異界都市-15, -109720250917
1729, -92
1856, -78
1977, -57
2091, -30

第二節:異界人

{異界人はなぜ水が苦手か?}

表:異界人が接触できる実存
実存分類名称
花(一メジャー)
サボテンの花
植物ウィード
植物カボチャ
植物コケ
植物サボテン
植物スイカ
植物朧コケ
土砂粗土
土砂砂利
土砂
土砂赤砂
土砂
土砂
土砂粘土
土砂腐植土
創界菌マイセリウム
創界菌赤キノコ
創界菌茶キノコ
冥界菌葵キノコ
冥界菌碧キノコ
冥界菌ナイリウム
冥界菌真紅の根歪んだ根
未分類泥だらけのマングローブの根
未分類根付いた土
未分類TNT
未分類カボチャ頭

第三節:異界都市

異界都市異界座標異界船備考開始
第一異界都市24, -1176ありシュルカートラップ20250917
第二異界都市1048, -232なし
第三異界都市-904, -552あり

第四節:異界船

未整理のアイデア

DELTA世界では、肉の死後、魂が異界に転相されることを「魂の憩」と呼びます。私はこれを、「魂が肉から解放される」と意味付けました。これは仏教的な「解脱」の発想です。しかし「魂の憩」を、「魂=記憶が異界で永久に保存される」と解釈すれば、「永遠の生の獲得」とも言えますね。そのことに、創界人がどれほど自覚的であったかはわかりませんが、異界人はそのように考えていたのかもしれません。

異界の「情報的表現」の例を考えてみました。
1. 同一の敷地に異なる複数の建物が重なり合うように建築される。
2. 建築物の向きがおかしい。天地が逆になった家など。
3. 縮尺がおかしい。小さな要塞に巨大な井戸。
4. 一つの建物に異なる時間的経過が共存する。壁の一部は真新しく、別の一部は崩壊している。
5. 形状と材質の分離。ガラス製の木造建築、布製の石造。

異界人には内的時間がある(もともとは創界人だったのだから当然です)、したがって意識もある、というのは納得です。
異界に「時間の経過がない」ことを説明するのは難しいのですが、「時間がない」のではなく、「経過がない」ことが重要です。私のイメージでは、時間が流れず、全ての時間が同じ空間に積み重なっているのが異界です。パラレルワールドとも少し似ています。自分の知っている世界と、あり得た世界が同時に見えるので、何が真実なのかわからないのです。

異界人に肉を与える・異界人を肉化する実験。

第三十四章:菌

第一節:概要

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