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第二十九章

第二十九章:ギルディアン連絡体

第一節:概要

ギルド連合(The Guild Union)が発展的に変容した政体。ギルドの細分化・専門化・階層化により、従来のギルド中心のシステムでは、複雑になったギルド連合を統治できなくなった。ギルディアン連合体でも、新世紀委員会(評議会?)を最高意思決定機関とするが、連絡体の中には複数の評議会が存在し、時代状況によって様々な評議会が実権を握る。
ギルド連合は、職能団体である各ギルドに所属する職能人(The Guild Member)から成立していたが、ギルド連合が拡大するにつれて、職能人ではない「ギルド連合の人間」(The Guildian)が増えていった。その結果、ギルド連合(The Guild Union)は、ギルディアン連絡体(The Guildian Modular)へと脱皮することになった。

未整理のアイデア

ギルディアン連絡体という名称からは、様々なイメージが湧いてきます。職能ギルドに属さないギルディアンも、「連絡体」の構成員である以上、他のギルディアンと何らかの機能的な連絡を持っているはずです。逆にいうと、他者に提供できる能力がない者はギルディアンではない、ということです。これは、もともとギルド連合が職能集団であったこと、ギルド連合が大雪原という厳しい環境にあったことから、いわゆる「働かざる者食うべからず」が徹底されていたことによるのでしょう。ギルド連合=ギルディアン連絡体には、連絡網から外れるような怠け者や芸術家の類は存在しないことになっています。本当は、そのような者たちもいたのでしょうが、その運命は推して知るべしです。非常に厳しい社会であることが想像されます。

ギルディアンに求められる、歯車・部品のイメージ、交換可能性、独立性、互いの疎結合、機能さえ発揮すれば内心はどうでもよい、などの性質は、まさにモジュールそのものです。 一方、彼らは深層系の文明に属するので、その魂観は未決論、すなわち死後の運命は決定しておらず、魂となっても偶然と選択が存在するという人生観を持っています。ひょっとしたら、人生の本番は死後だと考えており、連絡体の厳しい社会生活を受け入れていたのかもしれません。

【題材】近代日本の鵺的政体。権力の所在がよくわからない。

第二節:派閥

深層系のギルド連合は空間的な文明であるため、各派閥の主張の基盤には「支配領域の拡大」がある。

第一項:深層派

深層派は、深層都市を基盤とする深層文明の再興を悲願とする多数派。深層復帰のため、まずはギルディアン連絡体としての力を蓄えるべきと考えている。これは、ギルディアン連絡体の公式方針でもある。

第二項:同盟派

同盟派は、同盟の精神を尊ぶ穏健派。王国主流派や聖教団地上派と協力し、創界の平和と進歩を目的とする。同盟の象徴である赤を使う。

第三項:統一派

統一派は、豊かな大ブルスケッタの支配を画策する陰謀派。反王国的な諸侯や、第三帝国の再建を目指す聖教団天上派と連携し、王国の転覆を狙っている。

第四項:冥界派

冥界派は、クォーツネザライトを求めて冥界進出の拡大を進める急進派。創冥門の起動に必要な「魂の熾」を再び得るため、復魂宗に離脱した巫女ギルド咒者ギルドの、ギルディアン連絡体への復帰を目論んでいる。

第三節:坑士ギルド都市

第一深層都市出身の掘削技術者である坑士のギルド。同盟戦争では戦将を支援した。
深層空間を開拓した原初の技術。
深層文明再興のための技術(掘削など)開発が目的。廃坑も坑士ギルドの管理。
鉱石資源は地下に多いため、深層への回帰が絶対。

【開始】{まだ}
【座標】《》

表:鉱石と坑道 (The Mineshaft)
坑道分布
エメラルド坑道 (The Emerald Mineshaft)Y = 232
石炭坑道 (The Coal Mineshaft)Y = 96
銅坑道 (The Copper Mineshaft) Y = 48
鉄坑道 (The Iron Mineshaft) Y = 16
金坑道 (The Gold Mineshaft) Y = -16、荒野
ラピスラズリ坑道 (The Lapis Lazuli Mineshaft) Y = 0
レッドストーン坑道 (The Redstone Mineshaft) Y = -63
ダイヤモンド坑道 (The Diamond Mineshaft) Y = -63
アメジスト坑道 (The Amethyst Mineshaft) アメジストの晶洞
クォーツ坑道 (The Quartz Mineshaft) 冥界
ネザライト坑道 (The Netherite Mineshaft) 冥界 Y = 15

第一項:石工 (The Mason)

第二項:《廃坑》(The Mineshaft)

各種鉱石を入手するために深層文明が掘りまくった膨大な坑道のうち、少なくない数が放棄され、廃坑となっている。現世紀においても、ギルディアン連絡体が新たな坑道と廃坑を増やしている。地表に近い部分では、古代文明や現世紀の勢力に由来する廃坑もあるだろう。

第四節:炉匠ギルド都市

第二深層都市出身の火力技術者である炉匠のギルド。同盟戦争では工匠を支援した。
深層文明の根幹たる熱蒸気機関を確立。

【開始】{まだ}
【座標】《》

石工炉

丸石製造機など

製錬所

鉱石の製錬所。巨大な溶鉱炉など。
咒者の鉄偶トラップとの関係?

武器鍛冶 (The Weaponsmith)

防具鍛冶 (The Armorsmith)

道具鍛冶 (The Toolsmith)

第五節:貨商ギルド都市

第四深層都市出身の資本技術者である貨商のギルド。同盟戦争では政臣を支援した。
深層資源である鉱石を、地上経済と交換可能な鉱貨に変換。
地上世界の経済的支配=資源・資材・人材の集中=深層文明の再興が目的。

為替・両替所の機能もある。

【開始】{まだ}
【座標】《》

造貨所

鉱山で採掘した鉱石を製錬し、鉱貨を製造する造幣所。

両替所

第六節:司書ギルド都市

第六深層都市出身の写魂術者である司書ギルド。同盟戦争では謀官を支援した。
深層文明滅亡後、歴史の記録を開始。
本務は歴史・地理の記録、禁書(同盟戦争の記録)の管理。

【開始】20250422
【座標】《-768, -384》

エンチャント施設

製図家 (The Cartographer)

世界の地理を把握するため各地の地図を収集している。

書物庫 (The Library)

世界の全ての記録の収集・蒐集が目的。各地に分館(The Bruschetta Library, The Mesa Library)があり、その地の本を蒐集。

地図庫 (The Map Library)

世界の地理を把握するため各地の地図を収集している。

禁書庫 (The Forbidden Library)

図書館の一部。禁書が保管される。
なぜ古世紀の文書記録を禁書にするのか?->「辺境伯の進軍」の原因が深層文明にあることがバレるため

未整理のアイデア

DELTAの禁書が「読まれてはならない相手」として想定しているのは、異界人です。
記憶の世界の住人である異界人は、時空を超越して常界の至るところに現れ、一見すると何でも知っているように思えます。しかし異界人とはもともと、「創界人の魂の記憶」が異界に転相されたものです。異界人の記憶は誤っている可能性がある。真実を確かめるため、異界人は常界に現れるのです。そしてその真実の一部は禁書に記されている。
もう一つ、似たような設定があります。悠竜時代、「太古の遊人」が異界に赴き、異界竜を討伐して竜卵を創界に持ち帰りました。竜卵には「その時点における三界の全情報が記録されており、孵化させると、時間を遡行して歴史に介入することができる」という設定があります。異界人は竜卵を奪還するために創界に現れますが、これも真実を知りたかったからです。
逆にいうと、創界で公式に語られる歴史は嘘だらけで、真実を知る者はごく一部ということになります。
禁書図書館をどこに建設するべきか、これにも解答が与えられました。異界人=エンダーマンは水に入ることができません。禁書図書館は水中に建設されるべきです。
禁書には真実の歴史である禁史が記されている。

製紙工場

王国からサトウキビを輸入して紙にしている。

印刷工場

出版社 (The Publishing)

収集する本・地図の出版を目的として設立。各地に子会社(The Bruschetta Publishing, The Mesa Publishing)があり、その地の本・地図を印刷。

第七節:薬師ギルド都市

第五深層都市出身の錬魂術者である薬師のギルド。同盟戦争では貴族を支援した。
ポーションの作成にブレイズパウダーを使うためギルドを挙げての冥界派。

【開始】{まだ}
【座標】《-824, 920》(村)(第二創異円

醸造所

ポーション製造工場

ポーション屋 (The Warlock’s Potion)

各地に展開するポーション販売店。本当の目的は人体に対するポーションの効果の実験・タグ収集。

樹脂工場

クリーキングによる樹脂生産

第八節:巫女ギルド都市

第三深層都市出身の鎮魂術者である巫女のギルド。同盟戦争には加わらず、復魂宗へと離脱した。

【開始】{まだ}
【座標】《》

第九節:咒者ギルド都市

第七深層都市出身の招魂術者である咒者のギルド。同盟戦争には加わらず、復魂宗へと離脱した。

【開始】{まだ}
【座標】《》

第十節:門吏ギルド都市

第八深層都市出身の越魂術者である門吏のギルド。同盟戦争では総帥を支援した。
かつて創冥門を開発し、深層人の冥界への進出を実現させたが、太古文明の痕跡を発見するどころか、辺境伯の滲出を招いてしまい、深層文明を滅亡させた責を負わされる。「創冥門は深層人の墓標」と誹謗され、越魂術は禁じられた。ギルド連合内の席次は、発言権のない末席である。

物語:門吏の心

深層人の金字塔であった創冥門は、辺境伯によって墓標へと変えられた。門吏は、深層文明滅亡の元凶とされ、屈辱的な立場を強いられた。門吏は沈黙を守り、怨恨を抱いた。創冥門の研究が始まったのは、炉匠のネザライトで坑士が岩盤の破壊に失敗したからではないか。司書の写魂卓と咒者の招魂函が、創冥門の原理だったではないか。創冥門によって冥界素材を入手し、貨商は交易で儲け、薬師は錬魂薬を作ったではないか。
「古代の客人」は、沈黙する門吏をしばしば訪れ、話を乞うた。八つの深層都市は連携しておらず、辺境伯によって容易に破られたこと。結束が求められているのに、ギルド連合は分裂していること。団結には公正な能力の評価が不可欠であること。門吏の話に、客人は頷いた。古代文明の八地方・十二院も半ば独立しており、父の執法院は辺境伯によって簡単に蹂躙されたこと。かつて太古文明を統治した聖座のような、強力な指導者が必要があること。そのためには力を示さなければならないこと。「私は、門吏がギルド連合を、ブルスケッタが古代文明を導くのが最善と思います」と客人は語った。

【開始】20250914
【座標】《-728, 248》(村)(第一創異円

獄吏

辺境伯討伐後の創界統治について、後に総帥となる「古代の客人」と契約を交わした門吏のこと。総帥に大ブルスケッタの覇権を握らせ、自らはギルド連合と大雪原を支配することを目的としていた。実態は、総帥に隷属し、その汚れ仕事を請け負う「闇のギルド」。最後は総帥に捨てられ、匪民に堕ちた。

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