第二十二章:リュクス大公領
第一節:概要
リュクス大公領民はリュクシアンと呼ばれる。
- 領民の気質:重厚沈着で、壮麗を好み華美を嫌う。極めて現実的で調整能力が高く、理想の追求よりは融和的な妥結を選ぶ。平等・公平・公正・厳正を重視し、理と情のバランスに優れ、冷静だが冷徹・冷淡・冷酷ではない。現実主義者(リアリスト)だがマキャベリストではない。
- 平和の概念:平和とは秩序であり、混乱を生む者には厳罰や抹殺も辞さない。
- 信仰の傾向:宗教も秩序維持装置の一つであると考えている。信心深い者もそうでない者もいるが、いずれも他者の信仰は否定しない。
【様式】リュクス様式:マングローブ。
第二節:リュクス大公家
リュクス大公家は、
第一項:リュクス大公
リュクス大公は、円卓の英雄の中で最も政治に優れた政臣=リュクス初代大公 (The First-Archduke of Luxe) の末裔。当代大公 (The Reigning-Archduke)。
同盟戦争で長老は、古代人とギルド連合の利害を調整し、皇女と旧世人の同盟締結に貢献した。
同盟戦争後、立法院や裁判院があり旧世紀古代文明の中枢であったリュクス地方に長老が封じられて以降、代々統治している。
リュクスが百年戦争と大厄災をやり過ごした背景には、各勢力を絶妙に均衡させた政治的技術があるとされる。
現世紀でも王国諸侯の調整役として王妃の円卓の議長を務める。王国百年の計を練り、法律、税制、裁判などを整備し、国王の内政を補佐する。元老院と裁判院があるため、諸侯から派遣された者の邸宅や施設が多い。聖教団の施設は多くはないが、現実派との関係は王国内で最も深く、逆に原理派との関係は希薄。ギルド連合の融和派も、王国との窓口として大公を頼っている。各ギルドの幹部が拠点を設けているが、ギルドの商業施設が多いわけではない。
【気風】融和、対話。
第二項:リュクス大公夫人
リュクス大公夫人は、愛称は「リュクシア」。古代文明では、騎士団に代表されるように男は武具を持って戦いに臨んだ。一方、女は法の扱いに長けることで社会の秩序を維持し、男と対等の力を持った。近代の萌芽があった旧世紀古代文明や、男と女が合力せざるを得なかった同盟戦争から大厄災の時期と比べ、現世紀の王国の復古的・封建的な制度下では女が軽んじられがちと感じている。皇女の伝承や女神信仰による保守的な女性像の提示と、王妃や公爵夫人による実践が、王国の女の在り方に影響していると考えており、聖教団の特に原理派には懐疑的である。逆に、女らしさを追及するとともに女独自の活躍を進める子爵夫人は一面で認めている。平等かつ公正な裁判で現在の女の立場を守るとともに、王国の政治を改善する夫に協力して未来の女のための制度設計にも注力。
【気風】秩序、平等。
第三節:リュクス直轄区
リュクス直轄区は、
第一項:リュクス元老院
リュクス元老院は、古代文明の立法院の名残。大公の諮問機関として、諸侯から派遣された議員が王国の諸課題を議論し、諸侯間の利害を調整する。実質的な王国の立法機関・事務次官会議。元老院からの報告や提案は王妃の円卓に上程され決裁される。
第二項:リュクシア裁判院
第三項:リュクス会計院
第四項:リュクス騎士団
リュクス騎士団は、同盟戦争で古代文明の治安を維持した政臣の部隊 (The Company of The Chancellor) を起源とする、大公騎士団 (The Knights of The Archduke)。儀礼的な騎士団に見えるが、内務・公安警察のような機能がある。
【別名】{名称未設定}騎士団 (The Knights of The UNTITLED)。
【旗】。
第四節:リュクス聖教区
リュクス聖教区は、
第一項:リュクス聖堂
リュクス聖堂は、聖教団が大公領に設けた聖堂。聖教団の現実派の一大拠点。
第二項:リュクス大司教
リュクス大司教は、
第五節:リュクス民集区
リュクス民集区は、
第六節:意匠
第一項:色象
赤色
赤色は、リュクス大公領の象徴色である。もとは血・団結・武力を意味する同盟の象徴色であったが、同盟戦争後、赤色の立法院を擁するリュクス大公が継承し、同盟の締結に不可欠であった融和・対話を意味するようになった。表象には、ブルスケッタ王国の一員であることを示す赤チューリップが用いられる。また、海水・淡水・陸地が混在する環境で生育するマングローブは、異なる環境にも柔軟に適応し、様々な生物に場を提供する「赤色の木」として重宝される。温帯の沼地に自生するマングローブは、寒冷な山岳圏であるリュクス大公領では栽培することができず、建築に必要な木材は全て輸入に依存している。
灰色
灰色は、
萌色
萌色は、
第二項:旗章
大公旗
大公旗は、リュクス大公領・リュクス大公家・リュクス大公の旗である。
大公夫人旗
大公夫人旗は、リュクス大公夫人の旗である。
第三項:建築
リュクス様式
リュクス様式は、
