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第二十八章

第二十八章:聖教団

第一節:概要

同盟戦争の記憶を女神信仰として伝承する宗教勢力。同盟の盟主であった皇女を女神に擬し、皇女を支えた古代人を天使に見立てる。聖教団の教皇以下の司祭たちは天使の末裔という建付け。
元々は、同盟戦争中に古代文明内に自然発生的に生じた皇女を崇拝する素朴な集団であった(原教団)。同盟戦争後に皇女が隠れてからは、皇女の代償として女神伝説が形作られ、沈黙する第二帝国に対する不安に反比例するように信者が増えた。すなわち、古代人の皇女・帝国に対する尊崇の念が、原教団が提示する女神への信仰へとスライドした。間もなく、諸侯が各地方に封じられたことに伴い、原教団のコミュニティも各地に分散し、聖堂と大司教からなる天使制度が整えられる。土着した各地の教団で教義や伝承に違いが生じ始めるが、黄金時代には大きな問題にならず、各地で独自の教団活動が活発になる。しかし諸侯間の対立が先鋭化するにつれ、各地の教団は、それぞれの諸侯に味方するか、教団としてまとまるかを選択せざるを得なくなった。大司教たちが集まった会議において、各地の教団は一つにまとまり、統一した教義と制度からなる聖教団を組織することになった。百年戦争前夜に、女神信仰、皇女再臨、帝国再建(第三帝国)を掲げた聖教団が、古代文明から別れる形で独自に平和な世界を目指す目的で設立した。百年戦争では復魂宗との熾烈な宗教戦争を繰り広げた。大厄災を経て、現在はブルスケッタ王国と協力して平和の実現を目指している。

【題材】西洋。キリスト教。特にローマ・カトリック教会。ゴシック。
【言語】創界語

第二節:教義

聖教団にとって「信仰」とは聖教団のそれであるため、教義名は存在しない。教義名とは、他の信仰に付けられるものである。

優しい魂の救済。特に魂の転生場所である帝国(第三帝国)を天上に再建すること(天国の再建)。現在、第一帝国は滅亡し、第二帝国は沈黙している。優しい魂の行き場がない。
皇女=女神を信仰する宗教。皇女像=マリア像。
古代文明の伝統的死生観は、魂が地に潜り、冥界で転生するというものだが、聖教団では天上・昇天を重視する。優しい魂でも、冥界に行って良いことはない(辺境伯による帝国の滅亡)ことがベースにある。
天国が再建されたときこそが、聖教団にとっての新世紀である。

「魂の安処」の再建に真に必要なのは聖座(クォーツ製?)である? それを理解している者は少ない?
絶海の孤島である央玉島にあると伝えられる第二帝国を探す者が出てくるはずである? 大航海時代?
聖座に座った者は創界の支配者になるという伝説?

第一項:皇女の再臨

第二項:天上

雲《Y = 192~196》より上が天上?

第三項:{天使制度}

未設定

ギルド連合に聖教団の信者はいるのか?

第三節:組織

聖教団は、小ブルスケッタとリュクスにまたがる巨大な山岳地帯に本拠を置き、この地を聖嶺として天上を目指すとともに、大ブルスケッタのほぼ全域で布教活動を展開している。聖教団の大聖堂と聖堂は、太古文明の聖殿と聖院を模したものであり、聖教団の教皇は、太古文明の聖座・第一帝国の皇帝・第二帝国の皇女に倣ったものである。

第一項:大聖堂と教皇

大聖堂は聖嶺の中心部にある聖教団の総本山であり、教団の最高権威である教皇が、全ての創界人の魂に祈祷を捧げている。大聖堂の奥座には、かつての飛異魂や還座のような、「魂の行方」を左右する遺物({これを「太古の遊人」の十遺物の一つにしても良い})が安置されているとされるが、その詳細は不明である。

未設定のアイデア

教皇は終身制か任期制か?
本部と地方の人事の流動性は? 祈安所から教皇が出ても良い。

教皇の選出方法のアイデア

聖教団は当然、魂を教義の中核に据えています。教皇は終身制とします。教皇が死ぬと、魂珠が放出されて「魂の旅路」を辿ります。枢機卿たちはそれを追いかけ、教皇の魂を懐いた赤子を探し出し、次の教皇にするのです。要するにダライ・ラマです。創界人は魂を見ることはできませんが、高位の聖職者である枢機卿は魂が見えることになっています(それが枢機卿になる必要条件としても良い)。しかし本当は見えないので、いつも適当に教皇が選ばれます。ただ、深層人が確立した視魂術を用いれば魂を見ることができます。あるとき、視魂術を体得した者が枢機卿となり…

第二項:大修道院と枢機卿

聖嶺では、複数の大修道院と、その長である枢機卿が、大聖堂の教皇を支えている。大修道院は、教義の整理や研究のための施設として整備されたが、聖教団の拡大に伴って、教団の財務や労務を司り、大ブルスケッタ各地での布教や外交を担う官僚組織へと変容した。枢機卿は、大修道院からの情報や施策を教皇に報告するとともに、教皇の指揮を受け、大修道院を通じて教団の活動を指導する。

第三項:修道院と修道院長

聖嶺の大修道院と枢機卿からの指導を受け、地上での活動を展開する組織が修道院である。各修道院は、一人の修道院長と複数の修道士から構成され、基本的に大修道院から派遣される。主要な任務は、聖堂および大司教と連絡・協力し、聖嶺と地上の一体的な活動を推進することである。

第四項:聖堂と大司教

ブルスケッタ国王領・リュクス大公領・プレッツェル侯爵領・スコルダリア子爵領・ノワール男爵領には、聖教団の不可侵権が認められた聖教区が存在する。ガレット公爵領とティレナ伯爵領には聖教区がない。聖教区には聖堂を築かれ、各領邦における本山として機能している。ブルスケッタ国王領には聖堂が二つ存在し、五聖教区・六聖堂の体制が敷かれている。聖堂の長である大司教は、領民への布教を最大の責務とし、そのために学校や病院を運営する例もある。

「聖教区」は、領邦と教団で意を異にする言葉である。領主にとって聖教区は、「聖教団の不可侵権を認めた地域の名称。領邦のごく一部」である。一方、聖教団がいう聖教区は、「各聖堂が管轄する布教範囲」であり、領邦全域を指す。

大司教は、教皇が任命し、領主が承認する。 領主と教皇の力関係によっては、領主が大司教の着任を拒否したり、領主が教皇に大司教を推薦したりするなどの事態が生じる。

第五項:教会と司教

各領邦の聖教区外での布教拠点が教会であり、その長を司教という。聖教区外での布教に対する姿勢は各領邦で異なり、教会の建設を一切認可しない領主が存在する一方、教会が区域と密着している領邦もある。

第六項:祈安所

祈安所は、大ブルスケッタ各地の郊外や村落に存在する、公共の祈りの場。共同体や裕福な個人が設置した施設であり、聖教団の組織ではない。祈安所の規模や性格は多様で、農村での雨乞い、戦没者の追悼、学校や病院の役割などの例がある。聖教団は、祈安所を教団組織に編入して勢力を拡大しようとしており、一部では摩擦も生じている。

第四節:派閥

聖教団内に存在する、教義の解釈や教団の方針についての深刻な対立の実体。教団の正式な組織ではないが、聖堂や教会単位で活動しており、信者間の分断や地域ごとの信仰の差異など、実質的な影響が各地で生じている。派閥争いの根幹には、同盟戦争後に隠れた皇女と、沈黙を続ける第二帝国に対する見解の相違がある。聖教団は今、優しい創界人の魂に行先はあるのかという、信者からの根源的な問いに直面している。

第一項:天上派

天上派は、第二帝国はもはや優しい魂を受け入れていないとする派閥。魂が地に潜ることこそが悲劇の根源であるとし、天上に第三帝国を創建し、女神の再臨を迎えるべきとする原理派・急進派。

第二項:地上派

地上派は、第二帝国は今なお優しい魂を受け入れているとする派閥。ブルスケッタ王国やギルド連合と融和して同盟を再現し、女神の目覚めを静かに待つという穏健派・多数派。

第三項:地下派

地下派は、第二帝国は初めから優しい魂を受け入れていなかったとする派閥。辺境伯亡き今、冥界に第一帝国を再建すべきと主張し、女神信仰そのものを否定する背信的な反体制派。

第五節:意匠

第一項:色象

赤色

赤色は、聖教団の象徴色である。もとは血・団結・武力を意味する同盟の象徴色であったが、転じて聖教団では、同盟が成した平和を意味するようになった。赤色の表象としては、小さく可憐なポピーが用いられる。同じ赤色の植物でも、茨や棘を持ち、武力を象徴するバラやスイートベリーは忌避される。

分類名称象徴備考
マングローブ対話赤色の木。
ポピー平和
白色

白色は、

分類名称象徴備考
ペールオーク 朧色の木。

第二項:旗章

聖教旗

聖教旗は、聖教団の旗である。旗章は、赤地に黒で縁取った白十字。一層目は同盟の赤を地とし、二層目に辺境伯の黒で太い十字、三層目に皇女の白で細い十字を描く。同盟と皇女が辺境伯を討伐・封印したことを直截的に表している。この意匠は、ブルスケッタ王妃の王妃旗(緑地に赤で縁取った白十字)の色違いでもあり、両者の関係の深さを物語っている。

第三項:建築

聖教様式

聖教様式は、

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