DELTA Wiki

竜と魂のマインクラフト

ユーザ用ツール

サイト用ツール


ブルスケッタ

目次

部:ブルスケッタ

章:古代文明

第一節:概要

彩金時代末期の天変地異によって太古の大地は海没したが、南限に位置するブルスケッタ地方はかろうじて崩壊を免れ、人々の再起の地となった。大変動を生き延びた彼らは、乏しい資源を共有し、万事協力して共同体を再建する必要があった。後に古代文明として開花するこの集団には、太古文明の聖座のような階級は設けられず、原初から民主的な社会の側面があった。古代人は大豊原の各地方を開拓していき、現在では大ブルスケッタと呼ばれる一帯に勢力を築いた。農業が盛んに営まれ、余剰の食料は深層文明の鉱石などと交換されただけでなく、深層都市の進んだ技術も得たようである。最盛期である白金時代には、今でいう民主主義・資本経済・科学技術が発達し、創界人の歴史の一つの到達点と評価されている。古代文明の中心地には、太古文明の「白金の神殿」を思わせる巨大な白金三柱が屹立しており、人々は社会の繁栄を謳歌していた。

しかし、旧世紀初頭の「辺境伯の蹂躙」によって、文明は壊滅的な打撃を受ける。このとき、一部の知識階層が、社会基盤の核心とともに遠く難を逃れたと伝えられるが、その詳細は不明である。一方、大ブルスケッタに残った古代人は、第二帝国の皇女およびギルド連合と同盟を締結し、辺境伯軍への反抗を開始した。この同盟戦争は長きに渡ったが、同盟軍はついに最終決戦で辺境伯を打ち破った。同盟戦争終結後、同盟で活躍した英雄たちは、大ブルスケッタ各地の諸侯に封じられ、連合してブルスケッタ王国を建国する。古代文明の栄光は、王国へと引き継がれたが、その多くは前世紀の百年戦争と大厄災で失われ、現世紀には遺構や痕跡のみが残る。

【題材】西洋。特にギリシア・ローマ文明。
【言語】創界語
【様式】古代様式:石・石レンガ・丸石+各地の木材。

  • 現世紀から見ても相当巨大な建造物(ダムなど)が構築されていた。
  • 現世紀ではもっぱら遺構として残っている。石レンガや丸石は苔むし、ひび割れも多い。
  • 辺境伯の蹂躙と百年戦争で破壊され、残ったものも手入れなく風雨に曝されており、廃墟に近いものも少なくない。
  • 修理され、基礎や土台として現世紀で活用されているものもある。

【色】朧色:元は白だったが風化して朧になった? 石の色。ティレナ伯爵=皇女の騎士が受け継いでいるともいえる。
【色】緑色:苔むした遺跡を連想させる。古代文明の後継であるブルスケッタ王国でも、緑と苔は豊かな大地と繁栄の象徴である。
【旗】古代旗

  • 民主主義:三権分立があったと伝わる。大ブルスケッタには、行政院(現ブルスケッタ城)、立法院(現リュクス元老院)、司法院(現リュクシア裁判院)の遺構がある。
  • 資本経済:
  • 科学技術:学問や美術も発達していた。大ブルスケッタには、技術院(現プレッツェル時計塔)、学術院(現プレザ大学)、芸術院(現スコルデル美術館)の遺構がある。

第二節:白金三柱の理念

第一項:白金三柱

白金三柱は、古代文明の全盛期である白金時代に、小ブルスケッタ西部の南の山頂に建造された、白金製の巨大な三本の柱である。古代文明の理念を象徴する記念碑的建築と伝えられるが、「辺境伯の蹂躙」の際に、辺境伯によって徹底的に破壊され、現在では「白金柱の礎石」しか残っておらず、白金がどのような金属であったのかも不明である。

転じて、古代文明が高度に達成した三つの社会理念(民主主義・資本経済・科学技術)を指す語としても用いられる。「今では失われているが」と前置きすることが礼儀とされる。

第三節:古代十二院

古代文明に整えられた統治機構。十二の院からなり、三法院(執法院・立法院・司法院)、三政院(穀政院・造政院・恵政院)、三務院(財務院・交務院・衛務院)、三術院(技術院・学術院・芸術院)の四群に分類される。古代人が大ブルスケッタを開拓する過程で、各地に拠点として築いた民集堂が、古代社会の発展に伴って役割が分化したもので、白金時代までに十二院体制が整備された。院長は、各地方の有力者が務めた。旧世紀後半、いくつかの院は「辺境伯の蹂躙」で破壊され、機能不全に陥ったが、ブルスケッタ王国に継承され、現世紀でも庁舎として使われているものもある。

表:古代十二院とブルスケッタ王国
古代十二院役割ブルスケッタ王国所在地
三法院執法院行政ブルスケッタ城小ブルスケッタ西部緑色
立法院立法リュクス元老院リュクス赤色
司法院司法リュクシア裁判院リュクス灰色
三政院穀政院農業・食糧ブルスケッタ農庫小ブルスケッタ東部黄色
造政院土木・建築-ザバイオーネ茶色
恵政院宗教・福祉ティレナ邸ティレナ白色
三務院財務院徴税・財政リュクス会計院リュクス萌色
交務院交易・外交ノイラ迎賓館ノワール青色
衛務院防衛・治安ガレット要塞ガレット橙色
三術院技術院技術・開発プレッツェル時計塔プレッツェル葵色
学術院研究・教育プレザ大学プレッツェル碧色
芸術院美術・文化スコルデル美術館スコルダリア桜色

第一項:執法院

執法院は、
ブルスケッタ地方西部。後のブルスケッタ城。「太古の崩壊」後、小ブルスケッタに集まった太古人の生き残りが、団結して再起を誓った「最初の民集堂」を原点とする。十二院体制が敷かれてからは、行政を担当した。

第二項:立法院

立法院は、
リュクス地方。後のリュクス元老院。立法を担当した。

第三項:司法院

司法院は、
リュクス地方。後のリュクシア裁判院。裁判を担当するとともに、警察の機能もあったようである。

第四項:穀政院

穀政院は、
ブルスケッタ地方東部。農業、および食料の生産・保存・分配を担当し、古代人の生活を支えた。

第五項:造政院

造政院は、
ザバイオーネ地方。公共の土木事業(街道・ダムなど)や建築を担当し、古代文明の社会基盤を物理的に支えた。その耐久性と実用性は

第六項:恵政院

恵政院は、
ティレナ地方。後のティレナ邸

第七項:財務院

財務院は、
リュクス地方。

第八項:交務院

交務院は、
ノワール地方。後のノイラ迎賓館

第九項:衛務院

衛務院は、
ガレット地方。

第十項:技術院

技術院は、
プレッツェル地方。後のプレッツェル時計塔

第十一項:学術院

学術院は、
プレッツェル地方。後のプレザ大学

第十二項:芸術院

芸術院は、
スコルダリア地方。後のスコルデル美術館

第四節:意匠

第一項:色象

朧色

朧色は、古代文明の象徴色である。

分類名称象徴備考
岩石

第二項:旗章

古代旗は、古代文明の旗である。

第三項:建築

古代様式は、

章:同盟

第一節:概要

同盟は、第二帝国ギルド連合古代文明の間で締結された、辺境伯の討伐を目的とする軍事同盟。第二帝国の皇女を盟主に戴き、ギルド連合の技術的な支援を基盤に、古代文明が主要な軍事と兵站を担った。

第二節:同盟都市

同盟都市は、

方卓の間・巨大アメジスト・ゾンビスポナー(魂の熾は穢躯を「魂の炎」で浄化して得られる)

同盟回廊は、
検問所

巨大アメジスト

第一項:皇女の円卓

皇女の円卓」は、同盟締結時に、皇女と古代人たちが囲んだとされる卓。転じて、同盟そのものを指す語となった。当時、英雄たちが実際に囲んだのは「方卓 (The Square-Table)」であったが、ギルド連合の記録には「円卓」の文字が残されている。この同盟は、古代文明の簒奪を企図するギルド連合が立案したともいわれる。当初、八ギルドが八英雄をそれぞれ支援する「八八同盟」が計画されたが、同盟締結に反対した巫女ギルドと咒者ギルドが復魂宗に離脱したため、皇女と騎士にはギルドが付かず、構想は頓挫した。巫女と咒者の離脱劇は、ギルド連合の力を削ぐために総帥が企図したという説もある。

未整理のアイデア

「辺境伯の蹂躙」によって壊滅寸前に追い込まれた古代文明陣営はレジスタンス的なものを結成? それが皇女を戴き、ギルド連合と連帯して同盟となる?

皇女が従えていた騎士が佩く「ネザライトの剣」は、ギルドにとって「深層人が探索していた太古文明の痕跡」「しかも高位の者の末裔である証」であった。古代人にとっては、「辺境伯の武具と同じ冥界の剣」「辺境伯の武力に対抗し得るもの」であった。

表:皇女の円卓とギルド連合

第二項:円卓の英雄

円卓の英雄」は、皇女と同盟を締結し、辺境伯を討伐した古代人のこと。一般的に、「皇女の円卓」を構成する、総帥政臣戦将工匠騎士貴族謀官の七人を指すが、地方の伝承によっては多少の異同がある。

{同盟戦争終結後、各地に英雄像が建てられた}

表:円卓の英雄と古代十二院
古代十二院所在地被害円卓の英雄 / 院での役割
執法院小ブルスケッタ西部壊滅。執法院長死亡。総帥 / 執法院長の息子
立法院リュクス 政臣 / 立法院長
司法院リュクス -
穀政院小ブルスケッタ東部 -
造政院ザバイオーネ -
恵政院ティレナ恵政長死亡? -
財務院リュクス -
交務院ノワール 謀官 / 交務院長?
衛務院ガレット衛務院長戦死?戦将 / 副官?
技術院プレッツェル 工匠
学術院プレッツェル -
芸術院スコルダリア壊滅?芸術院長死亡?貴族 / 掃除夫

第三節:総帥

総帥は、「最後の執法院長」の息子、「古代の客人」、後のブルスケッタ初代国王。

物語:辺境伯の蹂躙(小ブルスケッタ西部)

「辺境伯の蹂躙」は、辺境伯の小ブルスケッタ西部への侵攻から始まる。地上に出てから初めて創界人を目にした辺境伯は、冥魂扉から軍を召喚し、一帯を蹂躙し始めた。この地は、北は央海に面し、残る三方を山に囲まれた天然の要害であったが、それは逃げ場がないことを意味した。滅紫の炎に家を焼かれ、辺境伯軍に追われた人々は、街で最も大きく頑丈な建物である執法院へと逃げ込んだ。それは、「太古の崩壊」後に、粗末な「最初の民集堂」で傷ついた人々が身を寄せ合った光景と似ていた。執法院長は、この異常事態にも冷静に対処し、人々を受け入れつつ、人員と資材を総動員し、でき得る限りの防備を固めた。そして苦悩の末、息子には西の山の縦脈路を通って深層人に、娘には東の山を越えてガレットの衛務院に、それぞれ救援を要請するよう命じた。息子と娘が衛兵らと出立したのを見届けてから、院長は、永らく飾りとなっていた剣を手に取った。
院長の息子は、縦脈路をわずかばかり進んだところで、憔悴しきった深層人の一行と邂逅した。しかも、救援を求めたのは深層人の方であった。地上は危険だといくら息子が制止しても、深層人の列は歩みを止めなかった。息子の使命は、深層人に加勢を請うことであり、壊滅した深層都市を訪ねることではなかった。彼は深層人に同行するしかなかった。地上に辿り着いた彼らが目にしたのは、滅紫の炎に包まれる執法院であった。父の死を悟った息子と、深層文明の滅亡を思い出した深層人たちは、執法院が焼け落ちるのを無言で眺め続けた。誰かが、南の山を指さした。雪銀の絶壁を、大きな黒い影が這い上っていた。山頂には、古代文明の精華である三本の巨大な白金の柱が天を突いていた。尾根に立った黒い影は、柱の一つを引き抜き、斜面に放り投げた。柱は、粉々に砕けながら滑落していった。二本目の柱は、真っ白な「魂の焔」に包まれた。三本目の柱は、黒い剣に穿たれ、裂かれた。息子は深層人たちに問うた。「あなた方の力で、あれに勝てますか?」。幾人かの深層人が彼を罵った。「では逃げましょう」と言って息子は踵を返した。山の方角から発せられた、咆哮のような大音声が彼の背中を押した。

第四節:政臣

政臣は、「最後の立法院長」、後のリュクス初代大公。

第五節:戦将

戦将は、後のガレット初代公爵。

第六節:工匠

工匠は、後のプレッツェル初代侯爵。

第七節:騎士

騎士は、「皇女の騎士」、後のティレナ初代伯爵。

第八節:貴族

貴族は、「魂の貴族」、後のスコルダリア初代子爵。
元々は芸術院の貧しい掃除夫で、「貴族」は渾名であった。同盟戦争の最終決戦では、決死の陽動部隊を率い、戦将の最後の突撃を見事に支援した。

第一項:魂の貴族

同盟戦争後、「貴族」はスコルダリア初代子爵に叙され、正真正銘の貴族となった。後世の創界人の多くは、居並ぶ領主の中で、なぜ初代子爵だけが「貴族」と呼ばれたのかを知らない。しかし、スコルダリアの子供たちは学校で必ず習う。「初代子爵こそ真の貴族、すなわち『魂の貴族』であらせられたからである」。

第九節:謀官

謀官は、後のノワール初代男爵。

第十節:同盟戦争

第十一節:意匠

第一項:色象

赤色

赤色は、同盟の象徴色であり、団結武力を意味する。バラ(赤薔薇)は、血の色の花弁、束となった多数の雄蕊、武器のような茨を持つことから、同盟の表象として旗章に採用された。

分類名称象徴備考
バラ血・団結・武力
白色

白色は、太古文明・第一帝国・第二帝国の象徴色であり、「魂の憩」を意味する。表象に用いられたスズランは、同盟戦争後、同盟の盟主であった皇女を象徴する花となった。

分類名称象徴備考
スズラン魂の憩後に皇女の象徴となる。

第二項:旗章

同盟旗

同盟旗は、同盟の旗であり、同盟軍の軍旗でもある。旗章は、白地に赤薔薇。ブルスケッタ王国諸侯の団結を強調する意味で用いられることもある。白が象徴する第二帝国の後継であることも暗喩する。

第三項:建築

章:ブルスケッタ王国

第一節:概要

ブルスケッタ王国は、同盟戦争で皇女と同盟して戦った古代文明の末裔。王国領内には古代文明の遺構が多く見られる。また、各諸侯領に、前世紀に造られた英雄像がある。同盟戦争の記録や記憶は百年戦争と大厄災を経てほとんど残っていない。その際、領主を序列化して秩序を形成したため、連合王国や幕藩体制に似た封建的な制度が残る。序列一位の諸侯が国王となったが、他の諸侯(大公、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵)との力の差は絶対的ではない。反王国派もいるが、表立った争いはない。百年戦争と大厄災の影響で、現世紀の王国は、白金時代の古代文明や黄金時代の王国と比べて技術力や文化が退行しており、現在は復古的な繁栄と進歩を目指している。商業や経済は発展しておらず、ギルド連合に依存している部分が大きい。

同盟戦争では、古代文明の男は戦いに従事し、女はそれ以外の仕事を受け持った。その名残で、諸侯は騎士団を持ち、諸侯夫人はそれぞれ得意な専門領域を持つ。古代文明や王国では、男と女は同等の地位・権利を有する。

ブルスケッタ王国全域を大ブルスケッタといい、国王領ブルスケッタ(ブルスケッタ地方)を小ブルスケッタと区別することもある。大ブルスケッタは七つの地方に分けられる。

内海に面した国王領の岸壁には巨大な王国旗が掲げられている。また、諸侯領内の要所は王国の直轄領となっている。砦 (The Bastion / The Fort) が代表例。

第三節:秩序

社会秩序は、科学(技術)・政治(法律)・宗教(倫理)の三層で理解される。三者の比率は社会によって異なる。

第一項:法律

ブルスケッタ法

農業国家であるブルスケッタでは、自然と調和した生活が理想とされており、法律は、宗教的倫理と連続した慣習法として整備された。裁判でも、抒情酌量、大岡裁き、三方一両損的な判決が多い。

個々の事情に合わせた叙情酌量が重視されるブルスケッタ法では、「判例は重視されない」。慣習法だが判例至上主義ではなく、大岡越前や遠山金四郎のような裁判官が好まれる。

リュクス法

政治・経済が発展したリュクスでは、国家は人が構成するものという意識が強く、科学・宗教ではなく法律が社会を規定する。現実の現代法社会に最も近い。現実的で広範な法体系が整備されている。

ガレット法

軍事国家であるガレットでは、立法精神は「統制」であり、ほぼ軍法である。条文は細かく厳密で、厳罰を旨とする。 モデル:織田信長の一銭斬り

軍法をモデルとするガレット法では、そもそも裁判は必要なのかという裁判制度不要論すらあり得る。軍法「会議」というように、判決とは命令であり、「不服を申し立てる」ものではない。

プレッツェル法

科学技術国家であるプレッツェルでは、法律は科学技術の発展を支える合理的・合目的的ものであり、条文も(科学的には)無意味かつ固陋な慣習を廃止するためのものが多い。新自由主義的ともいえるが、その根底には科学者特有の性善説があり、条文はガバガバである。それでもプレッツェルが無法地帯とならないのは、住民が科学的合理性に基づいて生活しているからである。科学の仮説のように、法体系も頻繁に修正・改善される。裁判は「実験」である。

科学と同様に法律も「仮説の体系」と考えるプレッツェルでは、裁判中に条文が変わり得る。裁判の進行に伴い、「これはどうも法律の方に問題があるのではないか」と判断されれば、裁判中に法案の審議が始まる。つまりプレッツェルでは、司法と立法は分離していない

プレッツェルのプレザ大学には法学部も設置されたが、肝心のプレッツェル法がガバガバで学生は学ぶことがなかった。プレザ大学が新たな科学系の学部を設置するとき、法学部の建物はその新学部用に召し上げられ、法学部はリュクスに移転された(プレザ大学リュクス校=ロースクール)。

ティレナ法

辺境伯に殺された古代人たちの鎮魂に務める宗教的な国家であるティレナでは、住民が宗教的倫理規範を遵守するため社会的な問題が少なく、法律は、宗教的な儀礼や手続きを明文化した程度の内容に留まる。他国の法学者からは「あれは法律ではなく式次第だ」と揶揄されている。宗教の聖典に近く、固定的である。

ティレナ法は宗教的倫理の明文化であり、これはむしろ儒教や朱子学に近く、東洋的。

スコルダリア法

文化国家であるスコルダリアでは、美術が発達し、人々は享楽的である。立法精神は「美学」であり、法律が罰するのは、悪いことではなく、醜いことや無粋なことである(それがスコルダリアでは「悪いこと」である)。スコルダリアでは、裁判とは審美であり、スコルダリア人は裁判をまるで演劇を観るかのように傍聴し、被告と原告も俳優のように演じる。

スコルダリアの裁判は「正義の演劇」であり、裁判官はおらず、陪審員たる観客の拍手の数によって判決される。すなわち「直接司法主義」。

ノワール法

通商国家であるノワールの立法精神は「契約」であり、法律は、契約者が「最低限」守るべきことであり、利益を最大化する機会を確保する(保証ではない)ことに重きが置かれる。法律に触れない限り、騙された側・利益を逸した側が「愚か」だとされる。法律は社会的弱者を保護・救済するためのもの、という観点に乏しい。

契約主義のノワールでは、裁判のゲーム性が高く、正義の完遂よりも利益の最大化を争うことに関心がある。弁護士が唯一存在する領邦であり、彼らによる弁護はほとんど詭弁の領域にまで達している。殺人のような絶対悪の刑事裁判は人気がなく、双方に主張がある民事裁判の判決は賭博の対象となるほど関心が高い。

第二項:裁判

控訴

リュクス裁判院は王国全体の上級裁判所であり、王国は二審制である。一審は各領邦の裁判所、二審は法治国家であるリュクスの裁判院。「一銭斬り」のガレットは控訴を認めていなかったり、スコルダリアでは控訴が「無粋」とされて実際は誰も控訴しないなど、控訴に対する考えはそれぞれである。

上級裁判所で適用される法は? 王国全体に共通する法がある?

法の適用範囲は? ガレット内のブルスケッタ人には、ガレット法とブルスケッタ法のどちらが適用される?

節:組合

ギルド連合を真似て、ブルスケッタ王国でも複数の組合が生まれた。各組合は最初、各領邦内で結成されたが、やがて同一職能のギルドが領邦を越えてゆるやかなつながりを作り始める?

家業制度(特定のアイテムを作成・販売する家系)と関係?

石工

石工という。

鍛冶

鍛冶という。

道具鍛冶

道具を製作する鍛冶を道具鍛冶という。

武器鍛冶

武器を製作する鍛冶を武器鍛冶という。

防具鍛冶

防具を製作する鍛冶を防具鍛冶という。

矢師

を製作する鍛冶を矢師という。

農民

菜果の生産者を農民という。

表:農民との取引

屠手

動物の生産者を屠手という。

革師

革師という。

織工

織工という。

漁師

漁師という。

図師

地図の製作者を図師という。

第四節:意匠

第一項:色象

第二項:旗章

王国旗

王国旗は、ブルスケッタ王国の旗である。旗章は、緑地に赤薔薇。緑は豊饒な大地、赤薔薇は同盟の血・団結・武力の象徴であり、大豊原に栄えた古代文明の正統な後継であることを意味する。ブルスケッタ国王領の国王旗と同一のものであり、また、同盟の同盟旗(白地に赤薔薇)の色違いでもある。

第三項:建築

章:ブルスケッタ国王領

章:リュクス大公領

第一節:概要

リュクス大公領は、

リュクス大公領民はリュクシアンと呼ばれる。

  • 領民の気質:重厚沈着で、壮麗を好み華美を嫌う。極めて現実的で調整能力が高く、理想の追求よりは融和的な妥結を選ぶ。平等・公平・公正・厳正を重視し、理と情のバランスに優れ、冷静だが冷徹・冷淡・冷酷ではない。現実主義者(リアリスト)だがマキャベリストではない。
  • 平和の概念:平和とは秩序であり、混乱を生む者には厳罰や抹殺も辞さない。
  • 信仰の傾向:宗教も秩序維持装置の一つであると考えている。信心深い者もそうでない者もいるが、いずれも他者の信仰は否定しない。

【様式】リュクス様式:マングローブ。

第二節:リュクス大公家

第一項:リュクス大公

リュクス大公は、円卓の英雄の中で最も政治に優れた政臣=リュクス初代大公 (The First-Archduke of Luxe) の末裔。当代大公 (The Reigning-Archduke)。
同盟戦争で長老は、古代人とギルド連合の利害を調整し、皇女と旧世人の同盟締結に貢献した。
同盟戦争後、立法院や裁判院があり旧世紀古代文明の中枢であったリュクス地方に長老が封じられて以降、代々統治している。
リュクスが百年戦争と大厄災をやり過ごした背景には、各勢力を絶妙に均衡させた政治的技術があるとされる。
現世紀でも王国諸侯の調整役として王妃の円卓の議長を務める。王国百年の計を練り、法律、税制、裁判などを整備し、国王の内政を補佐する。元老院と裁判院があるため、諸侯から派遣された者の邸宅や施設が多い。聖教団の施設は多くはないが、現実派との関係は王国内で最も深く、逆に原理派との関係は希薄。ギルド連合の融和派も、王国との窓口として大公を頼っている。各ギルドの幹部が拠点を設けているが、ギルドの商業施設が多いわけではない。

【気風】融和、対話。

第二項:リュクス大公夫人

リュクス大公夫人は、愛称は「リュクシア」。古代文明では、騎士団に代表されるように男は武具を持って戦いに臨んだ。一方、女は法の扱いに長けることで社会の秩序を維持し、男と対等の力を持った。近代の萌芽があった旧世紀古代文明や、男と女が合力せざるを得なかった同盟戦争から大厄災の時期と比べ、現世紀の王国の復古的・封建的な制度下では女が軽んじられがちと感じている。皇女の伝承や女神信仰による保守的な女性像の提示と、王妃や公爵夫人による実践が、王国の女の在り方に影響していると考えており、聖教団の特に原理派には懐疑的である。逆に、女らしさを追及するとともに女独自の活躍を進める子爵夫人は一面で認めている。平等かつ公正な裁判で現在の女の立場を守るとともに、王国の政治を改善する夫に協力して未来の女のための制度設計にも注力。

【気風】秩序、平等。

第三節:リュクス直轄区

第一項:リュクス元老院

リュクス元老院は、古代文明の立法院の名残。大公の諮問機関として、諸侯から派遣された議員が王国の諸課題を議論し、諸侯間の利害を調整する。実質的な王国の立法機関・事務次官会議。元老院からの報告や提案は王妃の円卓に上程され決裁される。

第二項:リュクシア裁判院

リュクシア裁判院は、古代文明の司法院の名残。王国の司法機関。大公夫人リュクシアが裁判長、諸侯から派遣された女性が裁判員を務める。

第三項:リュクス会計院

リュクス会計院は、古代文明の財務院の名残。

第四項:リュクス騎士団

リュクス騎士団は、同盟戦争で古代文明の治安を維持した政臣の部隊 (The Company of The Chancellor) を起源とする、大公騎士団 (The Knights of The Archduke)。儀礼的な騎士団に見えるが、内務・公安警察のような機能がある。

【別名】{名称未設定}騎士団 (The Knights of The UNTITLED)。
【旗】。

第四項:貨商領事館

第四節:リュクス聖教区

第一項:リュクス聖堂

リュクス聖堂は、聖教団が大公領に設けた聖堂。聖教団の現実派の一大拠点。

第二項:リュクス大司教

第五節:リュクス民集区

第六節:意匠

第一項:色象

赤色

赤色は、リュクス大公領の象徴色である。もとは血・団結・武力を意味する同盟の象徴色であったが、同盟戦争後、赤色の立法院を擁するリュクス大公が継承し、同盟の締結に不可欠であった融和対話を意味するようになった。表象には、ブルスケッタ王国の一員であることを示す赤チューリップが用いられる。また、海水・淡水・陸地が混在する環境で生育するマングローブは、異なる環境にも柔軟に適応し、様々な生物に場を提供する「赤色の木」として重宝される。温帯の沼地に自生するマングローブは、寒冷な山岳圏であるリュクス大公領では栽培することができず、建築に必要な木材は全て輸入に依存している。

分類名称象徴備考
マングローブ対話赤色の木。
赤チューリップ融和チューリップはブルスケッタ王国の一員。
灰色

灰色は、

萌色

萌色は、

第二項:旗章

大公旗

大公旗は、リュクス大公領・リュクス大公家・リュクス大公の旗である。

大公夫人旗

大公夫人旗は、リュクス大公夫人の旗である。

第三項:建築

リュクス様式

章:ガレット公爵領

第一節:概要

ガレット公爵領は、

ガレット公爵領民はガレッティアと呼ばれる。「ガレットの戦士」の意で、単なる領民とは異なるという自身の誇りと他者からの畏敬の念が込められている。

戦争に備えた食料の自給・備蓄のため、収穫効率の高いジャガイモの栽培が奨励されている。
同盟戦争における同盟軍の拠点として整備されたガレット要塞を何重にも取り囲むように、公爵領全体が城壁に囲まれている。その長大な城壁は、同盟戦争や百年戦争で部分的に破壊されたが、多くはその頑健な姿を残しており、また戦略的に重要な箇所は修繕されている。

  • 領民の気質:誇り高き戦士の末裔という自負が強く、頑強な肉体と精神を得るべく鍛錬に余念がない。正攻法・正面突破を好み、作戦は受け入れるが、策略・謀略・奸計を嫌う。怯懦・卑怯・逃亡に至っては侮蔑・処罰の対象である。猪突猛進は未熟であり、備蓄・準備・訓練を重視し、勝利に資する知識・技術の学習・修得も奨励される。戦士としての自尊心と兵卒としての自己犠牲の両立が求められる。他者への威圧・乱暴は弱者の振る舞いであり、許されない。規律を遵守するが、それは秩序とは異なる概念である。勝利を尊ぶが、勝利至上主義ではない。玉砕思想はなく、将来の勝利のために潔く敗北を受容することは当然あり得る。
  • 平和の概念:平和とは勝利がもたらすものであり、勝利には闘争も自他の死も付きものである。強くなければ勝利できず、弱ければ平和は守れない。
  • 信仰の傾向:勝利は己の力で掴むものであり、神頼みはしない。戦死者や敗者に対する敬意は深いが、それは当事者間の関係の中に発生することで、そこに宗教は介在しない。

【様式】ガレット様式:アカシア+丸石。
【色】橙色:辺境伯討伐の象徴である落日の色。
【花】橙チューリップ:臨戦状態である、辺境伯との最終決戦前夜の象徴。

同性交配の奨励

より「男らしい男」「女らしい女」を生み出すため、ガレット公爵領では同性交配が奨励され続けた。幾代にも渡る同性交配によって生まれたガレッティアは、大陸随一の男らしさ・女らしさを備えるため、他国の異性からは絶大な人気があった。

蜂蜜戦争のアイデア

ハチミツは食物ですが、マイクラでは、「銅の錆止めをする」という使い方があります。まだ設定できていませんが、各領邦には「主に用いる金属」(鉱貨にもなる)が設定されます。銅はガレットの主要金属です。軍事国家であるガレットは、大量に採掘できる銅を採用します。それは鉱貨として流通していますが、いざとなれば鋳潰して軍事資材や武具(マイクラの次のバージョンでは銅の武器防具が実装されます)に転用できるからです。また、銅の色は、ガレットのイメージカラーである橙色と相性も良いです。 銅の泣き所は錆びることであって、錆止めにはハチミツが必要です。しかしガレットのサバンナは養蜂には適しておらず、ブルスケッタからハチミツを輸入しています。この依存関係はガレットの泣き所です。私は「蜂蜜戦争」という名前はかわいらしいですが、わりと深刻なブルスケッタ-ガレット間の紛争を考えています。

第二節:ガレット公爵家

第一項:ガレット公爵

ガレット公爵は、円卓の英雄の中で最も武力を誇った戦将=ガレット初代公爵 (The First-Duke of Galette) の末裔。当代公爵 (The Reigning-Duke)。
同盟戦争で戦将は、同盟最強の軍団を率いて最前線で戦い抜いた。
同盟戦争後、最終決戦での同盟の根拠地があったガレット地方に戦将が封じられて以降、代々統治している。
ガレットが百年戦争と大厄災を生き抜いた単純な理由は力であったと考えている。
現世紀でも王国最大の軍事力を有し、国王と同等の発言権をはじめ様々な特権を許されている。領内に王国の直轄領がないのもその一つ。反王国派ではないが、王国への帰属意識は薄い。質実剛健、質素倹約、備蓄、鍛錬、危機管理を美徳とする。同盟戦争から逃避した聖教団は怯懦の組織であり、領内に聖教団と関係するものは一切存在しない。自給自足を旨とするためギルド連合の商業展開もごく限られる。警戒心が強く閉鎖的である。大量の物資を備蓄しており、領内の至るところに倉庫がある。また、プレッツェルの兵器を配備している。

【気風】尚武、臨戦。

第二項:ガレット公爵夫人

ガレット公爵夫人は、愛称は「ガレッタ」。男の武力を最大化するのが女の務めという思想から、良妻賢母を理想とし、内助の功を美徳とする。特に、軍団の維持に必要な仕事は最高の労働であり、武具の鍛冶、馬の手入れ、軍旗・軍服・幕舎などの機織りは戦いに等しい貢献とされる。

【気風】内助、準備。

第三節:ガレット直轄区

第一項:ガレット要塞

ガレット要塞は、古代文明の衛務院の名残。同盟戦争の前線基地で、最終決戦前には同盟全軍が集結したという。王国最大の軍事拠点。

第二項:ガレッタ工房

ガレッタ工房は、軍団に必要な物資の生産、加工、修理、改良をするための各種の工場や工房が発達している。特に、旗は創界のほぼ全域から引き合いがあり、ガレットの貴重な収入源となっている。

  • 羊牧場、製糸工場、機織り工場、旗工房、(羊飼い、機織り機)
  • 牛牧場、染色場(革細工師、大釜)
  • 鍛冶場:道具(道具鍛冶、鍛冶台)、武器(武器鍛冶、砥石)、防具(防具鍛冶、溶鉱炉)
  • 馬場

第三項:ガレット騎士団

ガレット騎士団は、同盟戦争で辺境伯を破った戦将の部隊 (The Company of The Champion) を起源とする、公爵騎士団 (The Knights of The Duke)。王国最強の騎士団で、鉄の規律を誇る。
騎馬、狼。

【別名】黄昏騎士団 (The Knights of The Evenfall)。
【旗】黄昏旗

第四項:坑士領事館

第四節:ガレット民集区

第五節:意匠

第一項:色象

橙色

橙色は、ガレット公爵領の象徴色である。

分類名称象徴備考
鉱石赤銅  
アカシア 橙色の木。
橙チューリップ
灰色

灰色は、

第二項:旗章

公爵旗

公爵旗は、ガレット公爵領・ガレット公爵家・ガレット公爵の旗である。

公爵夫人旗

公爵夫人旗は、ガレット公爵夫人の旗である。

第三項:建築

ガレット様式

章:プレッツェル侯爵領

第一節:概要

プレッツェル侯爵領は、

プレッツェル侯爵領民はプレッツェランと呼ばれる。侯爵とプレッツェランの気質を反映して、現世紀に敷設された道路は直線的。

  • 領民の気質:合理性・実用性を尊ぶが、損得勘定はしない。好奇心・探求心・知識欲が旺盛で、集中・没頭が美徳。理が強く情に疎いが、人間性に無頓着なだけであり、悪意はなく薄情でもない。興味・関心が一致すれば利害関係は問わない。知識は多いが世知に疎い。進歩・改善・向上が善であり、その目的に沿う限りは非常に開明的・開放的である。失敗を恐れず冒険的であり、探検家も多い。慎重ではなく、試行錯誤、反省、再挑戦を奨励する。儀礼や形式を軽視し、恥じることは少ない。
  • 平和の概念:全てが合理的であれば平和は維持されるはずである。非合理や無知が平和を脅かすため、不断の研究・教育・啓蒙が必要である。
  • 信仰の傾向:信仰には無関心だが、宗教的世界を構築する教義・体制・装置・演出には学ぶところが多いと考える。

第二節:プレッツェル侯爵家

第一項:プレッツェル侯爵

プレッツェル侯爵は、円卓の英雄の中で最も兵站に長けた工匠=プレッツェル初代公爵 (The First-Marquis of Pretzel) の末裔。当代侯爵 (The Reigning-Marquis)。
同盟戦争で工匠は、同盟の兵站を支え、戦闘を支える軍事技術を研究・改良した。
同盟戦争後、プレッツェル地方に工匠が封じられて以降、代々統治している。
プレッツェルが百年戦争と大厄災を耐え抜いた事実は、深い研究力と高い技術力で説明される。
現世紀でも王国最高の教育研究機関を有し、多くの学者や技術官僚(テクノクラート)を輩出している。教育、学問、発明、技術開発を奨励。独自の智識と高度な技術を持つギルド連合とは、同盟戦争の頃からつながりが深い。まだ少ないながらメサ共和国との交流もある。宗教的関心は小さく、聖教団との関わりも希薄だが排除しているわけではない。実用化した兵器の多くはガレットに、試作品や問題作はスコルダリアに輸出される。

【気風】探求、学究。

第二項:プレッツェル侯爵夫人

プレッツェル侯爵夫人は、愛称は「プレザ」。プレッツェル (Pretzel) に封じられることになった初代侯爵は、「プレッツェル侯爵夫人 (The Marquise of Pretzel)」の奇妙な綴りと発音に辟易し、領地に到着する前から、妻のことを「プレザ (Preza)」と呼び縮めていた。

【気風】教育、啓蒙。

第三節:プレッツェル直轄区

第一項:プレッツェル時計塔

プレッツェル時計塔は、古代文明の技術院の名残。時計は古代文明から伝わる暦(歴史、時間)の象徴。

第二項:プレザ大学

プレザ大学は、古代文明の学術院の名残。侯爵夫人プレザが学長。

第三項:プレッツェル騎士団

プレッツェル騎士団は、同盟戦争で兵站を担当した工匠の部隊 (The Company of The Logistician) を起源とする、侯爵騎士団 (The Knights of The Marquis)。機械化を進めており、最終的な目標は無人化である。攻城兵器や戦車も騎士団の一員として扱われる。技術革新の究極の目標は人命の尊重という考えがある、王国で最も平和的な騎士団。
【別名】車輪騎士団 (The Knights of The Wheel)。
【旗】車輪旗

第四節:炉匠領事館

第四節:プレッツェル聖教区

第一項:プレッツェル聖堂

プレッツェル聖堂は、聖教団が侯爵領に設けた聖堂。プレッツェルは宗教に対する関心も警戒も弱く、聖教団の原理派も現実派も宗教活動はそこそこに、プレッツェルの知識や技術の蒐集に注力している。

第二項:プレッツェル大司教

第五節:プレッツェル民集区

第六節:意匠

第一項:色象

黄色

黄色は、プレッツェル侯爵領の象徴色である。

分類名称象徴備考
タケ 黄色の木。
タンポポ
ヒマワリ
碧色

碧色は、

分類名称象徴備考
ウツボカズラ

第二項:旗章

侯爵旗

侯爵旗は、プレッツェル侯爵領・プレッツェル侯爵家・プレッツェル侯爵の旗である。

侯爵夫人旗

侯爵夫人旗は、プレッツェル侯爵夫人の旗である。

第三項:建築

プレッツェル様式

章:ティレナ伯爵領

第一節:概要

ティレナ伯爵領は、

ティレナ伯爵領民はティレニアンと呼ばれる。ティレナ地方はダークオークとペールオークの深い森に覆われており、ティレニアンの気質と相まって、他地方・他勢力との交通・流通・交流は盛んでない。ペールオークが密生する「朧の森」は、特に死者の森 (The Forest of The Dead) と呼ばれる。領内は静謐が保たれており、活気には乏しく、祠など、死や霊魂を思わせる施設が多い。

  • 領民の気質:沈黙・静寂を好み、活気や変化を好まない。高潔に生き、良き死を得ることを理想とする。かなり保守的で閉鎖的だが、決して排他的ではなく攻撃的でもない。非常に守備的で、自らを脅かすものに対しては、護り抜く・耐え抜くことを選ぶ。信頼できる相手には誠を尽くす。高い倫理観を持ち、精神性を重んじる。現世的・物理的な事柄には関心が薄い。
  • 平和の概念:平和とは良き死を得る環境、およびそれを護ることである。平和が乱されると、戦死・病死・事故死などが増え、死が乱される。
  • 信仰の傾向:死、死者、死後に対する関心が強く、生きることは死ぬ準備であると考える。死後の世界を前提に創界を生きる。

【様式】ティレナ様式:ペールオーク。

  • ペールオークは死者の樹 (The Tree of The Dead)
  • 白いペールオークは皇女・帝国の象徴、黒いダークオークはネザーの象徴。
  • クォーツと御影石でできたネザーの第一帝国の模倣。

【色】朧色:白の代替。忠誠の象徴。
【花】朧チューリップ:スズランの代用。忠誠の象徴。

第二節:ティレナ伯爵家

第一項:ティレナ伯爵

ティレナ伯爵は、円卓の英雄の中で最も忠誠を誓った騎士=ティレナ初代伯爵 (The First-Count of Tirrhena) の末裔とされるが、全てのティレナ伯爵は「皇女の騎士」その人である。別名は「スズラン伯爵」。当代伯爵 (The Reigning-Duke)。
同盟戦争で騎士は、献身的に皇女と同盟に尽くし、辺境伯の討伐という目的を貫き通した。その活躍は、後に守護神伝説として語り継がれる。同盟戦争の最中、皇女と騎士はティレナでひと時の休息を得たとされる。
同盟戦争後、二大勢力である小ブルスケッタとガレットの中間にあるティレナ地方に騎士が封じられて以降、代々統治しているとされるが、実は全て「皇女の騎士」自身であり代替わりはしていない。
ティレナは百年戦争で沈黙を守って防備に徹し、どの勢力にも与しなかったが、それは同盟に愛着があったからである。王国創建後は国王の信頼も篤く、王国直轄領もある。一方、本物の皇女が関係しているため、百年戦争で同盟を離反し、皇女再臨、女神信仰、第三帝国創建を目的とする聖教団の施設はない。同盟の一員であったギルド連合には好意的であり、領内にはギルド連合の商業施設が比較的多い。

【気風】忠誠、高潔。

第二項:ティレナ伯爵夫人

ティレナ伯爵夫人は、「隠れた皇女」その人ではないかとされる。愛称は「ティレーネ」、別名は「スズラン伯爵夫人」。対外的には故人扱い。三大禍での死者への祈り、弔い、鎮魂を捧げる巫女、神官の役割を果たしていた。

【気風】神秘、静謐。
【色】白色:皇女。神秘と不可侵の象徴。死の暗喩。
【花】スズラン:皇女の象徴。

第三節:ティレナ直轄区

第一項:ティレナ邸

ティレナ邸は、古代文明の恵政院の名残。同盟戦争の最中(一説には旧世紀{X}年五月七日とされる)、皇女と「皇女の騎士」がひと時の休息を得たとされる邸宅が起源。現世紀では伯爵邸。

【開始】20250421
【座標】《512, 384》
【別名】スズランの館 (The Mansion of The Lily of the Valley)。

第二項:ティレーネ礼拝堂

ティレーネ礼拝堂は、朧の森にある、三大禍の死者を慰霊・鎮魂する礼拝堂。

【様式】皇女様式

第三項:ティレナ騎士団

ティレナ騎士団は、同盟戦争で皇女を護った騎士の部隊 (The Company of The Knight)(皇女の近衛兵)を起源とする、伯爵騎士団 (The Knights of The Count)。現世紀においても、元々護衛兵であった「皇女の騎士」を範とする。王国随一の守備力を誇るティレナの鉄壁。

【別名】城壁騎士団 (The Knights of The Rampart)。
【旗】城壁旗

第四項:スズランの祠

スズランの祠は、「皇女の騎士」が各地(大ブルスケッタ内であればティレナ伯爵領に限らない。)に建立した祠。各地の荒廃したポータルと対をなす?

【旗】皇女旗? 同盟旗?

第五項:同盟戦争の墓地?

第四節:ティレナ民集区

第五節:意匠

第一項:色象

朧色

朧色は、ティレナ伯爵領の象徴色である。

分類名称象徴備考
ペールオーク 朧色の木。
朧チューリップ
白色

白色は、

分類名称象徴備考
スズラン

第二項:旗章

伯爵旗

伯爵旗は、ティレナ伯爵領・ティレナ伯爵家・ティレナ伯爵の旗である。

伯爵夫人旗

伯爵夫人旗は、ティレナ伯爵夫人の旗である。

第三項:建築

ティレナ様式

章:スコルダリア子爵領

第一節:概要

スコルダリア子爵領は、

スコルダリア子爵領民はスコルダリアンと呼ばれる。

  • 領民の気質:華麗・豪華・豪奢を好み、快活・陽気・前向き・楽観的・享楽的・積極的である。散財・借金は美徳ですらある。過去には拘らず、未来への希望に溢れる。強い仲間意識は縄張り意識にも通じ、スコリダリアンどうしの喧嘩も絶えないが、決着が付けば恨みが尾を引くことはない。よそ者に対しては寛容で偏見もなく、少々怪しいくらいがむしろ好まれる。新奇を珍重し、流行に敏感で飽きっぽい。一方、至高の逸品は手厚く保護する。手堅い損得勘定はせず、博打的・投機的な利潤に魅力を感じる。その結果、スコルダリアでは資本経済(株・先物・為替取引)が発達しつつある。喧噪・混沌・多様性を好み、自由であることを至上とする。悲哀・悲嘆・悲劇を直接表現することを忌避する。個々人が独自の美学を持ち、実践することが求められる。
  • 平和の概念:平和とは
  • 信仰の傾向:極めて現世的で、超越的存在に対する信仰は薄い。生は死ぬまでの暇つぶしであり、死後の世界が存在しても、そのときはそのときであり気にしていない。スコルダリア聖堂のド派手な祭祀は王国最大の見世物として有名で、各地から見物客が集まる。

第二節:スコルダリア子爵家

第一項:スコルダリア子爵

スコルダリア子爵は、

円卓の英雄の中で最も士気を高めた貴族=スコルダリア初代子爵 (The First-Viscount of Skordalia) の末裔。当代子爵 (The Reigning-Viscount)。
同盟戦争で貴族は、…。
同盟戦争後、スコルダリア地方に貴族が封じられて以降、代々統治している。
スコルダリアが百年戦争と大厄災を振り払えたのは、陽気で楽観的なスコルダリアンの気質によるものとされる。
享楽的・歓楽街? 一方で気品もある。遊び人。進取の気風。現世的。王国で最も商業が発達している。奇抜なものや怪しいものにも偏見はないため、あらゆる勢力が施設を構え、一種の混沌を見せている。金遣いが荒い子爵は銀行ギルドとの関係が特に深い。観光客が多く宿泊施設も多い。

【気風】華麗、楽観。

第二項:スコルダリア子爵婦人

スコルダリア子爵夫人は、愛称は「スコルデル」。

美術、芸術、服飾、グルメ、宝飾の奨励。女性活躍。各地の女性の受付。一方で男ではない女らしさの追及。

【気風】豪奢、快活。

第三節:スコルダリア直轄区

第一項:スコルダリア市場

スコルダリア市場は、ブルスケッタ王国最大の市場。

第二項:スコルデル美術館

スコルデル美術館は、古代文明の芸術院の名残。劇場、庭園など。音楽院。

第三項:スコルダリア騎士団

スコルダリア騎士団は、同盟戦争で華麗に戦った貴族の部隊 (The Company of The Noble) を起源とする、子爵騎士団 (The Knights of The Viscount)。空挺団? ハッピーガスト? 気球、飛行船

【別名】{名称未設定}騎士団 (The Knights of The UNTITLED)。
【旗】

第四項:薬師領事館

第四節:スコルダリア聖教区

第一項:スコルダリア聖堂

スコルダリア聖堂は、聖教団が子爵領に設けた聖堂。

第二項:スコルダリア大司教

第五節:スコルダリア民集区

第六節:スコルダリア農業区

第一項:スコルダリア養蜂場

「花の森」「ヒマワリの平原」など、花が豊富なスコルダリアでは養蜂が盛んである。生産されるハチミツは、銅の錆止め剤としてガレットに輸出される。

養蜂場の条件
  1. 蜜源の豊富さ
    周囲2〜3km以内に花が途切れず咲く環境(レンゲ、アカシア、クローバー、菜の花など)。
    森林・草原・農地のモザイク地帯が理想。単一作物ばかりだと蜜の時期が限られてしまう。
  2. 水の確保
    蜂は巣の冷却や蜜の加工に水を使うので、近くに川や池などが必要。
    水は浅く、蜂が安全にとまれる場所が好ましい。
  3. 風と日当たり
    強風を避け、冬は日当たりがよく、夏は半日陰になるような場所。
    木立や丘の陰を風よけに使うことも多い。
  4. 人間や家畜との距離
    蜂との接触事故を避けるため、住宅や家畜舎からは数十〜数百メートル離す。
  5. 地形・地面
    水はけがよく、ぬかるみにくい平坦地。
    雨や雪が溜まらないように巣箱を高く置く。

第七節:意匠

第一項:色象

桜色

桜色は、スコルダリア子爵領の象徴色である。

分類名称象徴備考
サクラ 桜色の木。
桜チューリップ

第二項:旗章

子爵旗

子爵旗は、スコルダリア子爵領・スコルダリア子爵家・スコルダリア子爵の旗である。

子爵夫人旗

子爵婦人旗は、スコルダリア子爵夫人の旗である。

第三項:建築

スコルダリア様式

章:ノワール男爵領

第一節:概要

第一項:ノワール男爵領民

ノワール男爵領民はノワランと呼ばれる。

  • 領民の気質:目的のためなら手段を選ばないマキャベリスト。他者を利用することも厭わず、騙される方が悪いと考える。打算で人間関係を結ぶ。警戒心が強く、心は開かない。嘘をつくことに罪悪感はないが、愚者ほど嘘が多くなると考える。非常に社交的だがそれは自分が利益を得るためである。法と証拠には従うことで社会生活を成立させている。そのため通知・外交・契約・決済などの書類や手続きが緻密かつ大規模に発達している。
  • 平和の概念:平和とは単に実力行使が発生していない状態に過ぎないと考える。ノワランが戦時・平時を区別することはない。
  • 信仰の傾向:宗教といえど目的達成を目指す社会集団の一つであり、特別なものではない。信仰は自分の思考や行動に枷をはめるものと考える。

第二節:ノワール男爵家

第一項:ノワール男爵

ノワール男爵は、

円卓の英雄の中で最も機智に富んだ謀官=ノワール初代男爵 (The First-Baron of Noir) の末裔。当代男爵 (The Reigning-Baron)。
同盟戦争で謀官は、…。
同盟戦争後、ノワール地方に謀官が封じられて以降、代々統治している。
ノワールが百年戦争と大厄災を…。
ギルドとの交渉をはじめ隠密・スパイ・外交官の役割。心理、人心収攬、尋問、誘導、監視、攪乱の研究。
ヴィジュアルイメージ:鍵、鎖。

【気風】沈着、冷徹。

第二項:ノワール男爵夫人

ノワール男爵夫人は、愛称は「ノイラ」。

外交官、ホステス。二面性。

【気風】表裏。

第三節:ノワール直轄区

第一項:ノワール灯台

ノワール灯台は、第二海底聖院の海上に建造された灯台。

内海。

第二項:ノイラ迎賓館

ノイラ迎賓館は、古代文明の交務院の名残。国外の賓客をもてなす迎賓館。

第三項:ノワール騎士団

ノワール騎士団は、同盟戦争で裏方に徹した軍師の部隊 (The Company of The Strategist) を起源とする、男爵騎士団 (The Knights of The Baron)。海軍、水軍? 隠密部隊。斥候。アサシン。

【別名】{名称未設定}騎士団 (The Knights of The UNTITLED)。
【旗】

第四節:司書領事館

第四節:ノワール聖教区

第一項:ノワール聖堂

ノワール聖堂は、聖教団が男爵領に設けた聖堂。

第二項:ノワール大司教

第五節:ノワール民集区

第六節:意匠

第一項:色象

黒色

黒色は、ノワール男爵領の象徴色である。

分類名称象徴備考
ダークオーク 黒色の木。
青色

青色は、

分類名称象徴備考
ヤグルマギク

第二項:旗章

男爵旗

男爵旗は、ノワール男爵領・ノワール男爵家・ノワール男爵の旗である。

男爵夫人旗

男爵夫人旗は、ノワール男爵夫人の旗である。

第三項:建築

ノワール様式

章:{自由都市}

章:聖教団

第一節:概要

聖教団は、同盟戦争の記憶を女神信仰として伝承する宗教勢力。同盟の盟主であった皇女を女神に擬し、皇女を支えた古代人を天使に見立てる。聖教団の教皇以下の司祭たちは天使の末裔という建付け。

元々は、同盟戦争中に古代文明内に自然発生的に生じた皇女を崇拝する素朴な集団であった(原教団)。同盟戦争後に皇女が隠れてからは、皇女の代償として女神伝説が形作られ、沈黙する第二帝国に対する不安に反比例するように信者が増えた。すなわち、古代人の皇女・帝国に対する尊崇の念が、原教団が提示する女神への信仰へとスライドした。間もなく、諸侯が各地方に封じられたことに伴い、原教団のコミュニティも各地に分散し、聖堂と大司教からなる天使制度が整えられる。土着した各地の教団で教義や伝承に違いが生じ始めるが、黄金時代には大きな問題にならず、各地で独自の教団活動が活発になる。しかし諸侯間の対立が先鋭化するにつれ、各地の教団は、それぞれの諸侯に味方するか、教団としてまとまるかを選択せざるを得なくなった。大司教たちが集まった会議において、各地の教団は一つにまとまり、統一した教義と制度からなる聖教団を組織することになった。百年戦争前夜に、女神信仰、皇女再臨、帝国再建(第三帝国)を掲げた聖教団が、古代文明から別れる形で独自に平和な世界を目指す目的で設立した。百年戦争では復魂宗との熾烈な宗教戦争を繰り広げた。大厄災を経て、現在はブルスケッタ王国と協力して平和の実現を目指している。

第二節:教義

聖教団にとって「信仰」とは聖教団のそれであるため、教義名は存在しない。教義名とは、他の信仰に付けられるものである。聖教団の信仰は、倫理の向上と魂の救済をリンクさせた、為政者にとって都合の良いものであり、急速に普及した。

優しい魂の救済。特に魂の転生場所である帝国(第三帝国)を天上に再建すること(天国の再建)。現在、第一帝国は滅亡し、第二帝国は沈黙している。優しい魂の行き場がない。
皇女=女神を信仰する宗教。皇女像=マリア像。
古代文明の伝統的死生観は、魂が地に潜り、冥界で転生するというものだが、聖教団では天上・昇天を重視する。優しい魂でも、冥界に行って良いことはない(辺境伯による帝国の滅亡)ことがベースにある。
天国が再建されたときこそが、聖教団にとっての新世紀である。

「魂の安処」の再建に真に必要なのは聖座(クォーツ製?)である? それを理解している者は少ない?
絶海の孤島である央玉島にあると伝えられる第二帝国を探す者が出てくるはずである? 大航海時代?
聖座に座った者は創界の支配者になるという伝説?

第一項:皇女の再臨

第二項:天上

雲《Y = 192~196》より上が天上?

第三項:{天使制度}

未設定

ギルド連合に聖教団の信者はいるのか?

第三節:組織

聖教団は、小ブルスケッタとリュクスにまたがる巨大な山岳地帯に本拠を置き、この地を聖嶺として天上を目指すとともに、大ブルスケッタのほぼ全域で布教活動を展開している。聖教団の大聖堂と聖堂は、太古文明の聖殿と聖院を模したものであり、聖教団の教皇は、太古文明の聖座・第一帝国の皇帝・第二帝国の皇女に倣ったものである。

第一項:大聖堂と教皇

大聖堂は聖嶺の中心部にある聖教団の総本山であり、教団の最高権威である教皇が、全ての創界人の魂に祈祷を捧げている。大聖堂の奥座には、かつての飛異魂や還座のような、「魂の行方」を左右する遺物({これを「太古の遊人」の十遺物の一つにしても良い})が安置されているとされるが、その詳細は不明である。

未設定のアイデア

教皇は終身制か任期制か?
本部と地方の人事の流動性は? 祈安所から教皇が出ても良い。

教皇の選出方法のアイデア

聖教団は当然、魂を教義の中核に据えています。教皇は終身制とします。教皇が死ぬと、魂珠が放出されて「魂の旅路」を辿ります。枢機卿たちはそれを追いかけ、教皇の魂を懐いた赤子を探し出し、次の教皇にするのです。要するにダライ・ラマです。創界人は魂を見ることはできませんが、高位の聖職者である枢機卿は魂が見えることになっています(それが枢機卿になる必要条件としても良い)。しかし本当は見えないので、いつも適当に教皇が選ばれます。ただ、深層人が確立した望魂術を用いれば魂を見ることができます。あるとき、望魂術を体得した者が枢機卿となり…

第二項:大修道院と枢機卿

聖嶺では、複数の大修道院と、その長である枢機卿が、大聖堂の教皇を支えている。大修道院は、教義の整理や研究のための施設として整備されたが、聖教団の拡大に伴って、教団の財務や労務を司り、大ブルスケッタ各地での布教や外交を担う官僚組織へと変容した。枢機卿は、大修道院からの情報や施策を教皇に報告するとともに、教皇の指揮を受け、大修道院を通じて教団の活動を指導する。

第三項:修道院と修道院長

聖嶺の大修道院と枢機卿からの指導を受け、地上での活動を展開する組織が修道院である。各修道院は、一人の修道院長と複数の修道士から構成され、基本的に大修道院から派遣される。主要な任務は、聖堂および大司教と連絡・協力し、聖嶺と地上の一体的な活動を推進することである。

第四項:聖堂と大司教

ブルスケッタ国王領・リュクス大公領・プレッツェル侯爵領・スコルダリア子爵領・ノワール男爵領には、聖教団の不可侵権が認められた聖教区が存在する。ガレット公爵領とティレナ伯爵領には聖教区がない。聖教区には聖堂を築かれ、各領邦における本山として機能している。ブルスケッタ国王領には聖堂が二つ存在し、五聖教区・六聖堂の体制が敷かれている。聖堂の長である大司教は、領民への布教を最大の責務とし、そのために学校や病院を運営する例もある。

「聖教区」は、領邦と教団で意を異にする言葉である。領主にとって聖教区は、「聖教団の不可侵権を認めた地域の名称。領邦のごく一部」である。一方、聖教団がいう聖教区は、「各聖堂が管轄する布教範囲」であり、領邦全域を指す。

大司教は、教皇が任命し、領主が承認する。 領主と教皇の力関係によっては、領主が大司教の着任を拒否したり、領主が教皇に大司教を推薦したりするなどの事態が生じる。

第五項:教会と司教

各領邦の聖教区外での布教拠点が教会であり、その長を司教という。聖教区外での布教に対する姿勢は各領邦で異なり、教会の建設を一切認可しない領主が存在する一方、教会が区域と密着している領邦もある。

第六項:祈安所

祈安所は、大ブルスケッタ各地の郊外や村落に存在する、公共の祈りの場。共同体や裕福な個人が設置した施設であり、聖教団の組織ではない。祈安所の規模や性格は多様で、農村での雨乞い、戦没者の追悼、学校や病院の役割などの例がある。聖教団は、祈安所を教団組織に編入して勢力を拡大しようとしており、一部では摩擦も生じている。

第四節:派閥

聖教団内に存在する、教義の解釈や教団の方針についての深刻な対立の実体。教団の正式な組織ではないが、聖堂や教会単位で活動しており、信者間の分断や地域ごとの信仰の差異など、実質的な影響が各地で生じている。派閥争いの根幹には、同盟戦争後に隠れた皇女と、沈黙を続ける第二帝国に対する見解の相違がある。聖教団は今、優しい創界人の魂に行先はあるのかという、信者からの根源的な問いに直面している。

第一項:天上派

天上派は、第二帝国はもはや優しい魂を受け入れていないとする派閥。魂が地に潜ることこそが悲劇の根源であるとし、天上に第三帝国を創建し、女神の再臨を迎えるべきとする原理派・急進派。

第二項:地上派

地上派は、第二帝国は今なお優しい魂を受け入れているとする派閥。ブルスケッタ王国やギルド連合と融和して同盟を再現し、女神の目覚めを静かに待つという穏健派・多数派。

第三項:地下派

地下派は、第二帝国は初めから優しい魂を受け入れていなかったとする派閥。辺境伯亡き今、冥界に第一帝国を再建すべきと主張し、女神信仰そのものを否定する背信的な反体制派。

第五節:意匠

第一項:色象

赤色

赤色は、聖教団の象徴色である。もとは血・団結・武力を意味する同盟の象徴色であったが、転じて聖教団では、同盟が成した平和を意味するようになった。赤色の表象としては、小さく可憐なポピーが用いられる。同じ赤色の植物でも、茨や棘を持ち、武力を象徴するバラやスイートベリーは忌避される。

分類名称象徴備考
マングローブ対話赤色の木。
ポピー平和
白色

白色は、

分類名称象徴備考
ペールオーク 朧色の木。

第二項:旗章

聖教旗

聖教旗は、聖教団の旗である。旗章は、赤地に黒で縁取った白十字。一層目は同盟の赤を地とし、二層目に辺境伯の黒で太い十字、三層目に皇女の白で細い十字を描く。同盟と皇女が辺境伯を討伐・封印したことを直截的に表している。この意匠は、ブルスケッタ王妃の王妃旗(緑地に赤で縁取った白十字)の色違いでもあり、両者の関係の深さを物語っている。

第三項:建築

聖教様式

聖教様式は、

章:復魂宗

第一節:概要

古世紀末、穢躯溶岩で浄化した「魂の熾」を用いる深層文明は、辺境伯とその軍勢によって滅ぼされた(辺境伯の滲出)。これを一部の深層人は、魂を弄んできたことへの冥界からの罰と受け取めた。その後、深層人はギルド連合を結成、地上でなお破壊を続ける辺境伯に対抗するため、皇女および古代文明の残存勢力と同盟を結んだ。しかし、深層文明の滅亡を「冥界神」である辺境伯と「哀しい魂」によって下された審判だと信じる者たちは、対辺境伯同盟への協力を拒まざるを得なかった。創界人による共同戦線から離脱した彼らは、各地で異端視され、迫害されるようになる。生活と信仰を守るため、彼らは自然と集団を形成し、後に復魂宗となる共同体として活動するようになる。同盟戦争が同盟軍優位で進むにつれ、戦場には辺境伯の武具や肉片が残されるようになった。復魂宗徒はそれらを丁寧に拾い集め、密かに祀り始めた。同盟戦争は同盟軍の勝利に終わり、辺境伯は封印され、冥界より還った哀しい魂の軍勢は一掃された。復魂宗が絶望に覆われる中、かつて深層都市で招魂術を学んだ宗徒たちが、遺された辺境伯の遺物と遺骸を集め始める。辺境伯を復活させ、哀しい魂を救うために。

【題材】神道、仏教。
【言語】冥界語
【色】紫色:「魂の熾」。元は巫女の色だったが、復魂宗の色となり、巫女は葵色を用いるようになった。

辺境伯像=不動明王。
ピグリン像など。
ネザライト装備の本尊。
創冥門を使える?

ザバイオーネである崇禍原を本拠地とし、辺境伯の復活を目指す。

第二節:教義

哀しい魂の救済。辺境伯を復活させ、冥界人を創界に呼び戻すことによる、哀しい魂の救済。復魂宗にとって、辺境伯は魂の解放者(辺境伯による第一帝国の滅亡)であり魂の帰還者(辺境伯による冥界人の創界召喚)である。

寂しい魂を受け入れる「魂の寂処 (The Silence of The Soul)」=巫女ギルドの鎮魂術
{教義の本質は魂の完全な消失? 魂を復活させるのはそれを完全に滅却するため???}
{魂を殺す=ロスト、デスポーン}=The Oblivion of The Soul=辺境伯の願い

第一項:辺境伯の復活

{復魂宗の中心教義}

未整理のアイデア

咒者の目標は「魂の歿」になります。実際には、「魂の憩」は、その記憶を異界に転相することで、滅却とは異なります。魂の歿は、その存在を完全に三界から滅却することであり、これこそが最も邪悪な「汚れた」意思なわけですが、咒者はそうであると知りません。
咒者は、魂を滅却する様々な方法を研究します。その最たる例が「肉体の汚辱」で、Rot の典型的な表出として表現されます。しかしそんな方法が上手くいくわけがありません。 その後、辺境伯の滲出の際に、咒者は、辺境伯が深層人を魂ごと滅却するのを目の当たりにします。これが、咒者が辺境伯を復活させようとする動機になります。

第三節:社殿

を参照せよ!

辺境伯の魂に憩を与えることが目的。辺境伯の遺骸や遺物の信仰・管理。
巫女ギルド
【要検討。かなり自由度が低い】ピグリン砦に対応した位置にネザーゲート。オーバーワールドに社殿。
御影石を使う?

第四節:寺院

辺境伯を「魂の歿」へと導くことが目的。
咒者ギルド
枯山水。
アジア系寺院(タイなど)も。

第一項:月光寺

総本山。月光=復活した辺境伯の象徴。
ネザーレンガを使う。

第二項:その他の寺院

  1. ゾンビ
  2. 村人ゾンビ
  3. ドラウンド
  4. ボグド(沼地)
  5. ハスク(砂漠)
  6. スケルトン
  7. ストレイ(雪原)
  8. 【要検討。かなり自由度が低い】ウィザースケルトン ネザー要塞に対応した位置に寺院

第三項:《トライアルチャンバー》(The Trial Chamber)

咒者が築いた、招魂術の秘密研究施設。寺院と一体化?

第五節:意匠

第一項:色象

第二項:旗章

復魂旗

復魂旗は、

第三項:建築

復魂様式

復魂様式は、
ネザーレンガなどネザー素材+魂の炎。深層文明由来なので深層岩も使う。要所で辺境伯の御影石を使っても良い。

ブルスケッタ.txt · 最終更新: by shuraba.com