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創世記
『{創世記}』註解
あるとき、宇宙に新たな世界[1]が開けた。世界には巨きな精霊[2]が生まれ、そして死んだ。精霊の亡骸[3]は宇[4]となり[5]、宙[6]が精霊の生と死を分かった[7]。亡骸の背には魂が芽生えて地[9]となり、腑(はらわた)は融けて窖(あなぐら)[9]となった。大きな魂は、精霊の現身(うつしみ)[10]として空を舞った。小さな魂は、草木や虫螻[11]として地を覆った。虫は草を食(は)み、獣となって宇に満ちた。現身は獣を燬(や)き、その魂を天に捧げた[12]。
註解
- 三界のこと。
- 「精霊の名前」は、現在でいう世界定数とされる。
- 「精霊の亡骸」をグルンドラカ(Grundraca)といい、三界最初の言葉とされる。
- 常界のこと。
- 空間の始まり。
- 異界のこと。
- 時間の始まり。
- 地(Grund)は創界(The Ground)の語源。
- 冥界のこと。
- 「精霊の現身」(Draca)は、タツ(The Drake)や竜(The Dragon)の語源。
- 実存論でいう妖のこと。
- この文の意味が「魂の憩」か「魂の歿」かで議論がある。
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