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2006/01/30/Mon.Information Center

怪しげなメキシコ料理屋に連れられた T です。こんばんは。

研究日記

雇われ研究員である俺は、ラボにとって外部の人間である。だからといって粗略に扱われているというわけではないが。しかし少なくともボスにとって、俺は人間関係における緊張が薄い相手であるらしい。ときおり、「アナタにしか言えないことなんだけど」といって話を持ちかけられる。

今夜はボスと 2人で会食。色々とディープな話を承る。ボスが俺にしか話せないようなことだから、もちろん俺が誰かに語れる話ではない。ある種、情報の吹き溜まりと化している俺。「同期」という存在が羨ましくなる瞬間である。テクニシャンの方々とか、同僚と呼べる人々は周りにいるけれど、俺が微妙に浮いたポジションにいるせいか、胸襟を開くというまでには至っていない。異郷の地で 1人、俺の身近に友人がいないのもこうした心境に拍車をかけている。またバーのマスターにでも話を聞いてもらおう。

日付が変わってから帰宅。明日は初めての実験を行う予定なので、気合を入れていきたい。