- Jargon

2005/10/19/Wed.Jargon

モダン焼き定食を食った後、摂取したのが炭水化物ばかりであったことに気付いてしまった T です。こんばんは。

今月先月と、缶モノのアルコール飲料が色々と出ている。週に 2回くらいはコンビニでそれらを買って帰るのだけど、行くたびに違うアルコールが飲めて、なかなかに楽しい。どれも結構美味しかったりする。

ファイル名の付け方

パソコンのファイル名の話を書く。極めて個人的なことだが、俺はほぼ全てのファイル名を英語にしている。日本語のファイル名を付けることに、どうも抵抗がある。気持ち悪いのだ。英語で書くとなると、単語間を何らかの形で区切らないといけないのだが、半角スペースも使わない。「Experiment Report '05/10/19」なんてありえない。「Experiment_Report_20051019」というふうにする。

つまらないこだわりである。今日び、半角スペースや日本語をファイル名に使ったくらいでバグが発生するパソコンなんてない。でも、生理的に受け付けられないんだよな。メールで日本語名のファイルが添付されていたりするとイヤな予感がする。開いてみると、案の定、半角カタカナや全角英数字が踊り狂っていてゲッソリする。まァ、ここまでは趣味の範囲である。しかし問題は根深い。

日本語をそのままローマ字にしているファイルもよく見かける。特に web ページに多い。Web サイトの多くはレンタル・サーバにファイルをアップロードして公開する。サーバでは日本語のファイル名は使えない。そこで半角英数字を使わなければならなくなるのだが、何を血迷ったか、「rinku.html」などというファイル名を付ける。オマエは本当に我が国の義務教育を受けたのか。小一時間問い詰めたい。試しに「rinku.html」で Google を検索してみたところ、実に 47,500件ものページがヒットした。日本の将来は暗い。

ジャーゴンと秘教性

さらにどうでも良い話を書く。俺は「-gue」という綴りが好きである。「prologue」「homologue」などだな。最近では「-gue」を「-g」と表記することも多いようだが、俺は反対である。確かに「-gue」という表記は発音と一致しない。しかし、だからこそ良いんじゃないか。「-gue」という単語は、何となく学術的な薫りがする。それは、発音しない文字が何故かくっついているという、秘教めいた雰囲気に原因があるのではないか。それがジャーゴンの愉悦なのである。呪文は、意味がわからないからこそ魅力と威力を持つ。使う者に選民意識を持たせない用語なんてクソ喰らえだ。常用語の使用を拒否することによって、我々は日常から遊離する。そこから生まれてくるものもあるだろう。

始めに言葉ありき。言葉は神なりき。