- 一歩前へ

2007/07/11/Wed.一歩前へ

新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のようにスゲー爽やかな気分の T です。こんばんは。

やっぱり直接話してみるもんだな。謎が解けてスッキリした。

……などという自分にしかわからない書き方は、記録として全くの無価値だ。書くなら何年後に読んでもわかるように書く、書かないのなら全く書かない。これが日記のルールであった。だから思わせ振りな書き方は、これまで厳として戒めてきた。しかし今回の件 (ほら、こういう書き方がダメなのだ) については、色々とチラつかせるように書いてしまい、反省している。反省は生かさねばならない。というわけで。

大勢の方々から心配を頂戴もしたし、報告の意味合いも兼ねて、プライバシーに触れない範囲でここに記録する。まことに恥ずかしいが、こんな思いをしたくなければ、そもそも日記に書かなければ良いのだ。

この 100日の軌跡

5年間付き合った女性と結婚しようという話になって、この正月には相手の父親にも挨拶したし、GW にはお互いの実家を訪ねる予定も立てていたのだが、4月に突然「別れたい」と宣言されてしまった。(私にとっては) 晴天の霹靂であり、理由が判然としないこともあって大いに悩んだ。何人かに相談したが、判を押したように「それは浮気」と決めつけられた。しかし全ては憶測である。浮気であれば怒れるし、私に魅力がないのなら己を呪えばよろしい。原因が明確であれば反省もできようし、改善の余地もある。だが私には何もわからなかったので、感情の持って行き場がなかった。それで自家中毒を起こしていたのである。

時間も経ってお互い冷静になったろうと思われたので、昨夜、彼女と電話で話してみた。さすがにその内容をここで詳らかにはしないが、私は悪くなかったし、彼女も悪くない。無理に要約すれば、お互いに仕事が大変で、その上かなりの遠距離だったから物理的に破綻した、ということである。展開が急だったので混乱していたが、蓋を開けてみればよくある話だ。だからといって哀しみが紛れるわけでもないが、少なくとも納得はできたし、気分も晴れた。電話して良かったと今は思っている。

我が妻になったかもしれなかった君の人生に幸あれ。以上。

「恋愛に興味がない」とは

まさか shuraba.com でこんな話をする日が来ようとは。おお恥ずかしい。人生わからぬものである。

以下はどうでも良い話。

「恋愛に興味がない」とのたまう人も多いが、これには 2種類あるように観察される。「恋愛自体に興味がない人」と、「恋愛の話をすることに興味がない人」と。私は後者であるから、この種の話題を日記に書いたことは (今日まで) なかった。だからといって、自動的に前者のカテゴリーに入るわけではない。酒と一緒で、知らないのはもったいないと思う。これまた酒と一緒で、必要以上に持ち上げたり、けなしたりすることは愚かだとも思うが。

よく見受けられるのは、上述の前者と後者が未分化のまま、何となく「恋愛に興味がない」と言ってしまうパターンである。私も酒の席などでプライベートなことを語るのは嫌いだから、「恋愛に興味がない」と主張したい気持ちはよくわかる。しかしその言葉が自己暗示となって、本当に「恋愛そのものに興味がない」と「思い込んでいる」人は結構多いんじゃないか。

などと、普段から感じていたことを、良い機会だからついでに書いてみた。今回の私の体験とは、特に関係ない。