- 格の違い

2004/03/18/Thu.格の違い

毎日、今日こそは自炊をしようと思いながら、結局コンビニ弁当で済ましてしまう T です。こんばんは。

共同研究をして頂いている N大学の I先生が来られた。I先生は学識豊富にして人格円満、まこと教授の鑑のような方である。最近の実験結果について、色々と意見を下さり、有意義なディスカッションをさせて頂いた。ありがたいことである。就職のことも少し話題に出た。

I「君は就職するんだって? みんなもう大体決まっているの?」
俺「いえ。他の人も、ほとんどまだ決まっていないんじゃないかと思います」
I「そっか、まだなんだ。学校推薦枠とかあるんでしょ?」
俺「……(何だ、それは?)」
I「あ、ないのかな。それじゃあ大変だね」

さすがはN大学、これが格の違いというものであろう。ここで「学歴社会の弊害が〜」などと下らぬことを言うつもりはない。これは当然の差別なんだよなあ。差別じゃなくて区別、という詭弁を弄する気にもなれない。れっきとした、そして正当な差別である。それゆえに、必死になって就職活動をせねば、と決意を新たにする。

教授公募の裏話など、かなりディープな会話も炸裂した、エキサイティングなI先生との時間であった。