- How to Read a Book in a Bathroom

2006/02/26/Sun.How to Read a Book in a Bathroom

「便所に本棚を作っている作家(漫画家?)」というエピソードを目にした記憶があるのだが、それが誰であったかを失念している T です。こんばんは。

俺はトイレで本を読む、という話は何度か書いた。と思ったら、一度も書いていないようである。

とにかく便所で読書をする。しかしこの書き方には誤謬がある。便意を催したら、やおら本を手に取ってトイレに向かうというわけではない(そうすることもあるが)。読書中に便意あるいは尿意を覚えたら、本を読みながら便所に赴き、本を読みながら排泄するということである。要するに読書を中断したくないだけなのだが。

トイレというのは大概が薄暗いので、ドアを開け放したまま、両方の行為を遂げる。行儀が悪いことは承知している。だが、それを咎める者のいないのが一人暮らし。行儀は他人に見せるものである。この認識を誤ると、過激な行儀論者になったり、逆に「行儀なんてクソ喰らえ」という具合になってしまうのだが、今日の日記は行儀論ではない。

かといって便所の話でもない。前置きが長くなったが、風呂の話である。本好きの方々の日記を拝見していると、ちょくちょく「風呂で本を読む」という記述に行き当たる。これが、俺には経験がない。実行を考えたこともない。というのも、どう想像しても本が濡れる、最低でも湿ってしまうからなのだ。にしては、「風呂で本を読む」人々の数は結構なものであるような印象がある。

ひょっとしたら、とそこで俺は自分を疑ってしまうのだ。俺が知らないだけで、「風呂で本を読む」ためのノウハウというのは、割合きちんとした形で確立されているのではないか。「本が濡れる? あり得ない」みたいな。知ってる人は知っている、知らない人は知らない、という奇妙な流通の仕方をしているノウハウは意外に多い。性関係の情報なんかは、典型的な例であるように思う。

どうも話が逸れる。しかも下品な例が多いし。無意味に長くなったが、俺が今日の日記で書きたかったのは次の一行だけである。

実際に風呂で本を読まれておられる方、その具体的な方法を教えて下さい。