- 読書日記

2011/02/04/Fri.読書日記

寒い。

『板尾日記』が面白い。日々の出来事が淡々と短く綴られているだけなのだが、それが良い。

『タイムトラベルの哲学』が面白い。時間とは何か? この問題に、青山はタイムトラベルを題材に接近を試みる。二〇一〇年から二〇〇〇年にタイムトラベルする場合を考えよう。二〇〇〇年は二〇一〇年より「過去」であるが、「私」が二〇〇〇年の世界へとタイムトラベルするのは、二〇一〇年の世界に居た時点よりも「未来」である——などなど。なるほどと思う。時間を考える上で、様々なヒントを提供してくれる一冊。

引っ越しに備えて本の整理をせねばならぬのだが、面倒で腰が重い。ところで、整理と整頓の違いは何だろう。個人的な語感であるが、場合によっては廃棄・売却・譲渡も辞さぬのが整理、廃棄をしないのが整頓であるように思う。

基本的に書籍を廃棄することはないが、もはや使うこともないソフトウェアの解説書などはさすがに捨てようと考えている。