- 帯と襷

2003/12/06/Sat.帯と襷

文章を書くのが苦痛ではないため、小論文等の文字数制限は大きい方が喜ばしい T です。こんばんは。

企業にエントリーをする場合、「何故当社を選んだのか」「あなたが希望する職種は」という定番の質問に加え、理系であれば「卒業論文(修士論文)のテーマ」というものを必ず書かされる。

この課題に課せられる文字数制限は、おおよそ 3パターンに別れる。

一つは、ちゃんとした用紙に印刷して郵送するタイプに多い「1,000文字以上」である。A4 用紙全面の裏表に好きなだけ書け、というところもあった。やはり自分の実験に関しては詳しく書いておきたいので、このタイプは非常にありがたい。

二つ目は、「数十文字以内」というタイプである。このタイプではズバリ「テーマ」のみを書けば良いので、これも難しくない。卒論のタイトルや学会発表の演題に、ちょっと修飾節をつければ丁度良い文字数になる。

最後の三つ目が一番困る。Web 上での登録でよく出現する「200〜400文字以内」というタイプだ。転送量の問題があるのかしらんが、実に中途半端だ。テーマを書いただけでは文字数が足りないし、かといって「俺が研究している遺伝子はカルシウム結合タンパク質をコードしていて〜」などと悠長に書いていたら、アッという間に文字数が引っ掛かってしまう。頭を絞って書いたところで、いざ送信しようとなって読み返すと、極めて消化不良な文章に思えて躊躇してしまう。

雨の土曜日、少し溜まり始めてきた就職関係の仕事を洗いざらいやっつけた。次に忙しくなるのは年明けだろうか。