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第二十八章

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 # 第二十八章:聖教団 # 第二十八章:聖教団
  
-### 第一節:聖教団の概要 {#第一節:聖教団の概要}+### 第一節:概要
  
 同盟戦争の記憶を女神信仰として伝承する宗教勢力。同盟の盟主であった皇女を女神に擬し、皇女を支えた古代人を天使に見立てる。聖教団の教皇以下の司祭たちは天使の末裔という建付け。 同盟戦争の記憶を女神信仰として伝承する宗教勢力。同盟の盟主であった皇女を女神に擬し、皇女を支えた古代人を天使に見立てる。聖教団の教皇以下の司祭たちは天使の末裔という建付け。
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 【題材】西洋。キリスト教。特にローマ・カトリック教会。ゴシック。 【題材】西洋。キリスト教。特にローマ・カトリック教会。ゴシック。
-【言語】[[事典:創界語]](#創界語-(そうかいご))。 +【言語】[[事典:創界語]]。
-【様式】[[事典:聖教様式]](#聖教様式-\(the-style-of-the-order\))。 +
-【色】[[事典:赤色]](#赤色):同盟の血と団結と武力の象徴だが、転じて平和の象徴になった。 +
-【花】[[事典:ポピー]](#ポピー-(ぽぴー)):赤。平和の象徴。武力を意味する棘を持つ赤薔薇やスイートベリーは用いない。 +
-【旗】[[事典:聖教旗]](#聖教旗-\(the-flag-of-the-order\))+
  
-### 第二節:聖教団の教義+### 第二節:教義 
 + 
 +**聖教団にとって「信仰」とは聖教団のそれであるため、教義名は存在しない。**教義名とは、他の信仰に付けられるものである。
  
 優しい魂の救済。特に魂の転生場所である帝国(第三帝国)を天上に再建すること(天国の再建)。現在、第一帝国は滅亡し、第二帝国は沈黙している。優しい魂の行き場がない。 優しい魂の救済。特に魂の転生場所である帝国(第三帝国)を天上に再建すること(天国の再建)。現在、第一帝国は滅亡し、第二帝国は沈黙している。優しい魂の行き場がない。
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 #### 第二項:天上 #### 第二項:天上
  
-気界と勘違いしている? 雲《Y \= 192\~196》より上が天上?+雲《Y = 192~196》より上が天上?
  
-#### 第三項:\[[事典:天使制度\]]+#### 第三項:天使制度
  
 ##### 未設定 ##### 未設定
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 ギルド連合に聖教団の信者はいるのか? ギルド連合に聖教団の信者はいるのか?
  
-### 第三節:聖教団の組織+### 第三節:組織
  
-聖教団は、小ブルスケッタとリュクスにまたがる巨大な山岳地帯に本拠を置き、この地を[[事典:聖嶺]](#聖嶺-(せいれい))」として天上を目指すとともに、大ブルスケッタのほぼ全域で布教活動を展開している。聖教団の大聖堂と聖堂は、太古文明の聖殿と聖院を模したものであり、聖教団の教皇は、太古文明の聖座・第一帝国の皇帝・第二帝国の皇女に倣ったものである。+聖教団は、小ブルスケッタとリュクスにまたがる巨大な山岳地帯に本拠を置き、この地を**[[事典:聖嶺]]**として天上を目指すとともに、大ブルスケッタのほぼ全域で布教活動を展開している。聖教団の大聖堂と聖堂は、太古文明の聖殿と聖院を模したものであり、聖教団の教皇は、太古文明の聖座・第一帝国の皇帝・第二帝国の皇女に倣ったものである。
  
 #### 第一項:大聖堂と教皇 #### 第一項:大聖堂と教皇
  
-[[事典:大聖堂]](#大聖堂-(だいせいどう))」は聖嶺の中心部にある聖教団の総本山であり、教団の最高権威である[[事典:教皇]](#教皇-(きょうこう))」が、全ての創界人の魂に祈祷を捧げている。大聖堂の奥座には、かつての飛異魂や還座のような、「魂の行方」を左右する遺物(\[[事典:これを「太古の遊人」の十遺物の一つにしても良い\]])が安置されているとされるが、その詳細は不明である。+**[[事典:大聖堂]]**は聖嶺の中心部にある聖教団の総本山であり、教団の最高権威である**[[事典:教皇]]**が、全ての創界人の魂に祈祷を捧げている。大聖堂の奥座には、かつての飛異魂や還座のような、「魂の行方」を左右する遺物(これを「太古の遊人」の十遺物の一つにしても良い)が安置されているとされるが、その詳細は不明である。
  
 ##### 未設定のアイデア ##### 未設定のアイデア
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 #### 第二項:大修道院と枢機卿 #### 第二項:大修道院と枢機卿
  
-聖嶺では、複数の[[事典:大修道院]](#大修道院-(だいしゅうどういん))」と、その長である枢機卿が、大聖堂の教皇を支えている。大修道院は、教義の整理や研究のための施設として整備されたが、聖教団の拡大に伴って、教団の財務や労務を司り、大ブルスケッタ各地での布教や外交を担う官僚組織へと変容した。枢機卿は、大修道院からの情報や施策を教皇に報告するとともに、教皇の指揮を受け、大修道院を通じて教団の活動を指導する。+聖嶺では、複数の**[[事典:大修道院]]**と、その長である**[[事典:枢機卿]]**が、大聖堂の教皇を支えている。大修道院は、教義の整理や研究のための施設として整備されたが、聖教団の拡大に伴って、教団の財務や労務を司り、大ブルスケッタ各地での布教や外交を担う官僚組織へと変容した。枢機卿は、大修道院からの情報や施策を教皇に報告するとともに、教皇の指揮を受け、大修道院を通じて教団の活動を指導する。
  
 #### 第三項:修道院と修道院長 #### 第三項:修道院と修道院長
  
-聖嶺の大修道院と枢機卿からの指導を受け、地上での活動を展開する組織が[[事典:修道院]](#修道院-(しゅうどういん))」である。各修道院は、一人の[[事典:修道院長]](#修道院長-(しゅうどういんちょう))」と複数の[[事典:修道士]](#修道士-(しゅうどうし))」から構成され、基本的に大修道院から派遣される。主要な任務は、聖堂および大司教と連絡・協力し、聖嶺と地上の一体的な活動を推進することである。+聖嶺の大修道院と枢機卿からの指導を受け、地上での活動を展開する組織が**[[事典:修道院]]**である。各修道院は、一人の**[[事典:修道院長]]**と複数の**[[事典:修道士]]**から構成され、基本的に大修道院から派遣される。主要な任務は、聖堂および大司教と連絡・協力し、聖嶺と地上の一体的な活動を推進することである。
  
 #### 第四項:聖堂と大司教 #### 第四項:聖堂と大司教
  
-ブルスケッタ国王領・リュクス大公領・プレッツェル侯爵領・スコルダリア子爵領・ノワール男爵領には、聖教団の不可侵権が認められた[[事典:聖教区]](#聖教区-(せいきょうく))」が存在する。ガレット公爵領とティレナ伯爵領には聖教区がない。聖教区には[[事典:聖堂]](#聖堂-(せいどう))」を築かれ、各領邦における本山として機能している。ブルスケッタ国王領には聖堂が二つ存在し、五聖教区・六聖堂の体制が敷かれている。聖堂の長である[[事典:大司教]](#大司教-(だいしきょう))」は、領民への布教を最大の責務とし、そのために学校や病院を運営する例もある。+ブルスケッタ国王領・リュクス大公領・プレッツェル侯爵領・スコルダリア子爵領・ノワール男爵領には、聖教団の不可侵権が認められた**[[事典:聖教区]]**が存在する。ガレット公爵領とティレナ伯爵領には聖教区がない。聖教区には**[[事典:聖堂]]**を築かれ、各領邦における本山として機能している。ブルスケッタ国王領には聖堂が二つ存在し、五聖教区・六聖堂の体制が敷かれている。聖堂の長である**[[事典:大司教]]**は、領民への布教を最大の責務とし、そのために学校や病院を運営する例もある。
  
-「聖教区」は、領邦と教団で意を異にする言葉である。領主にとって聖教区は、「聖教団の不可侵権を認めた域の名称。領邦のごく一部」である。一方、聖教団がいう聖教区は、「各聖堂が管轄する布教範囲」であり、領邦全域を指す。+「聖教区」は、領邦と教団で意を異にする言葉である。領主にとって聖教区は、「聖教団の不可侵権を認めた域の名称。領邦のごく一部」である。一方、聖教団がいう聖教区は、「各聖堂が管轄する布教範囲」であり、領邦全域を指す。
  
 大司教は、教皇が任命し、領主が承認する。 領主と教皇の力関係によっては、領主が大司教の着任を拒否したり、領主が教皇に大司教を推薦したりするなどの事態が生じる。 大司教は、教皇が任命し、領主が承認する。 領主と教皇の力関係によっては、領主が大司教の着任を拒否したり、領主が教皇に大司教を推薦したりするなどの事態が生じる。
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 #### 第五項:教会と司教 #### 第五項:教会と司教
  
-各領邦の聖教区外での布教拠点が[[事典:教会]](#教会-(きょうかい))」であり、その長を[[事典:司教]](#司教-(しきょう))」という。聖教区外での布教に対する姿勢は各領邦で異なり、教会の建設を一切認可しない領主が存在する一方、教会が区と密着している領邦もある。+各領邦の聖教区外での布教拠点が**[[事典:教会]]**であり、その長を**[[事典:司教]]**という。聖教区外での布教に対する姿勢は各領邦で異なり、教会の建設を一切認可しない領主が存在する一方、教会が区と密着している領邦もある。
  
 #### 第六項:祈安所 #### 第六項:祈安所
  
-大ブルスケッタ各地の郊外や村落に存在する、公共の祈りの場。共同体や裕福な個人が設置した施設であり、聖教団の組織ではない。祈安所の規模や性格は多様で、農村での雨乞い、戦没者の追悼、学校や病院の役割などの例がある。聖教団は、祈安所を教団組織に編入して勢力を拡大しようとしており、一部では摩擦も生じている。+**[[事典:祈安所]]**は、大ブルスケッタ各地の郊外や村落に存在する、公共の祈りの場。共同体や裕福な個人が設置した施設であり、聖教団の組織ではない。祈安所の規模や性格は多様で、農村での雨乞い、戦没者の追悼、学校や病院の役割などの例がある。聖教団は、祈安所を教団組織に編入して勢力を拡大しようとしており、一部では摩擦も生じている。
  
-### 第四節:聖教団の派閥+### 第四節:派閥
  
 聖教団内に存在する、教義の解釈や教団の方針についての深刻な対立の実体。教団の正式な組織ではないが、聖堂や教会単位で活動しており、信者間の分断や地域ごとの信仰の差異など、実質的な影響が各地で生じている。派閥争いの根幹には、同盟戦争後に隠れた皇女と、沈黙を続ける第二帝国に対する見解の相違がある。聖教団は今、優しい創界人の魂に行先はあるのかという、信者からの根源的な問いに直面している。 聖教団内に存在する、教義の解釈や教団の方針についての深刻な対立の実体。教団の正式な組織ではないが、聖堂や教会単位で活動しており、信者間の分断や地域ごとの信仰の差異など、実質的な影響が各地で生じている。派閥争いの根幹には、同盟戦争後に隠れた皇女と、沈黙を続ける第二帝国に対する見解の相違がある。聖教団は今、優しい創界人の魂に行先はあるのかという、信者からの根源的な問いに直面している。
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 #### 第一項:天上派 #### 第一項:天上派
  
-[[事典:天上派]](#天上派-(てんじょうは)) The Abovist」は、第二帝国はもはや優しい魂を受け入れていないとする派閥。魂が地に潜ることこそが悲劇の根源であるとし、天上に第三帝国を創建し、女神の再臨を迎えるべきとする原理派・急進派。+**[[事典:天上派]]**は、第二帝国はもはや優しい魂を受け入れていないとする派閥。魂が地に潜ることこそが悲劇の根源であるとし、天上に第三帝国を創建し、女神の再臨を迎えるべきとする原理派・急進派。
  
 #### 第二項:地上派 #### 第二項:地上派
  
-[[事典:地上派]](#地上派-(ちじょうは)) The Groundist」は、第二帝国は今なお優しい魂を受け入れているとする派閥。ブルスケッタ王国やギルド連合と融和して同盟を再現し、女神の目覚めを静かに待つという穏健派・多数派。+**[[事典:地上派]]**は、第二帝国は今なお優しい魂を受け入れているとする派閥。ブルスケッタ王国やギルド連合と融和して同盟を再現し、女神の目覚めを静かに待つという穏健派・多数派。
  
 #### 第三項:地下派 #### 第三項:地下派
  
-[[事典:地下派]](#地下派-(ちかは)) The Netherist」は、第二帝国は初めから優しい魂を受け入れていなかったとする派閥。辺境伯亡き今、冥界に第一帝国を再建すべきと主張し、女神信仰そのものを否定する背信的な反体制派。+**[[事典:地下派]]**は、第二帝国は初めから優しい魂を受け入れていなかったとする派閥。辺境伯亡き今、冥界に第一帝国を再建すべきと主張し、女神信仰そのものを否定する背信的な反体制派。 
 + 
 +### 第五節:意匠 
 + 
 +#### 第一項:色象 
 + 
 +##### 赤色 
 + 
 +**[[事典:赤色]]**は、聖教団の象徴色である。もとは血・団結・武力を意味する同盟の象徴色であったが、転じて聖教団では、同盟が成した**平和**を意味するようになった。赤色の表象としては、小さく可憐なポピーが用いられる。同じ赤色の植物でも、茨や棘を持ち、武力を象徴するバラやスイートベリーは忌避される。 
 + 
 +^分類^名称^象徴^備考^ 
 +|木|[[事典:マングローブ]]|対話|赤色の木。| 
 +|花|[[事典:ポピー]]|平和| | 
 + 
 +##### 白色 
 + 
 +**[[事典:白色]]**は、 
 + 
 +^分類^名称^象徴^備考^ 
 +|木|[[事典:ペールオーク]]| |朧色の木。| 
 + 
 +#### 第二項:旗章 
 + 
 +##### 聖教旗 
 + 
 +**[[事典:聖教旗]]**は、聖教団の旗である。旗章は、赤地に黒で縁取った白十字。一層目は同盟の赤を地とし、二層目に辺境伯の黒で太い十字、三層目に皇女の白で細い十字を描く。同盟と皇女が辺境伯を討伐・封印したことを直截的に表している。この意匠は、ブルスケッタ王妃の王妃旗(緑地に赤で縁取った白十字)の色違いでもあり、両者の関係の深さを物語っている。 
 + 
 +#### 第三項:建築 
 + 
 +##### 聖教様式 
 + 
 +**[[事典:聖教様式]]**は、
  
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