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深層文明

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深層文明 [2026/03/10] shuraba.com深層文明 [2026/03/25] (現在) shuraba.com
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 深層人は創冥門を完成させ、創界から冥界への進出を果たす。しかし、深層人の冥界進出は辺境伯の逆鱗に触れ、彼の創界への滲出を招くことになる。古世紀末、深層文明は完全に滅亡し、深層には崩壊した都市群だけが取り残された。 深層人は創冥門を完成させ、創界から冥界への進出を果たす。しかし、深層人の冥界進出は辺境伯の逆鱗に触れ、彼の創界への滲出を招くことになる。古世紀末、深層文明は完全に滅亡し、深層には崩壊した都市群だけが取り残された。
- 
-【題材】《古代都市》、蒸気技術。 
-【言語】[[事典:冥界語]]:ただし、太古文明から別れた深層文明初期は創界語だった可能性が高い。 
-【様式】[[事典:深層様式]]。 
-【色】[[事典:朧色]]:石・鉄。 
-【色】[[事典:空色]]:「[[事典:魂の炎]]」。 
-【旗】[[事典:深層旗]]。 
  
 #### 第一項:深層人 #### 第一項:深層人
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 ##### 深層人の食糧 ##### 深層人の食糧
  
-光がなくとも成長する植物・菌蕈。+###### 表:深層で栽培可能な植物・菌蕈 
 + 
 +光がなくとも成長する[[事典:植物]][[事典:菌蕈]]
  
-グロウベリー +^植物・菌蕈^食材・産物^ 
-サトウキビ +|[[事典:グロウベリー]]|[[事典:グロウベリーの実]]| 
-キノコ+|[[事典:サトウキビ]]|[[事典:紙]]・[[事典:砂糖]]| 
 +|[[事典:キノコ]]|[[事典:キノコのシチュー]]| 
 +|[[事典:茶キノコ]]|[[事典:キノコのシチュー]]| 
 +|[[事典:ウォート]]|ポーション|
  
 ###### リスト:深層人の職業 ###### リスト:深層人の職業
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 |[[事典:太古の深層都市]]|  -  |  -  |[[事典:白色]]|《-256, -51, 160》|北向|20250416| |[[事典:太古の深層都市]]|  -  |  -  |[[事典:白色]]|《-256, -51, 160》|北向|20250416|
 |[[事典:第一深層都市]]|[[事典:坑士]]|掘削|[[事典:朧色]]|《-664, -51, 1256》| | | |[[事典:第一深層都市]]|[[事典:坑士]]|掘削|[[事典:朧色]]|《-664, -51, 1256》| | |
-|[[事典:第二深層都市]]|[[事典:炉匠]]|火力|[[事典:色]]|《-248, -51, 1160》| |20250706|+|[[事典:第二深層都市]]|[[事典:炉匠]]|火力|[[事典:色]]|《-248, -51, 1160》| |20250706|
 |[[事典:第三深層都市]]|[[事典:巫女]]|[[事典:鎮魂術]]|[[事典:紫色]]|《88, -51, 1272》| | | |[[事典:第三深層都市]]|[[事典:巫女]]|[[事典:鎮魂術]]|[[事典:紫色]]|《88, -51, 1272》| | |
 |[[事典:第四深層都市]]|[[事典:貨商]]|資本|[[事典:萌色]]|《-1096, -51, 856》| | | |[[事典:第四深層都市]]|[[事典:貨商]]|資本|[[事典:萌色]]|《-1096, -51, 856》| | |
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 |ラピスラズリ鉱商 The Lapis Lazuli Orebank|ラピスラズリ鉱貨 The Lapis Lazuli Orecoin|[[事典:青色]]| |ラピスラズリ鉱商 The Lapis Lazuli Orebank|ラピスラズリ鉱貨 The Lapis Lazuli Orecoin|[[事典:青色]]|
 |レッドストーン鉱商 The Redstone Orebank|レッドストーン鉱貨 The Redstone Orecoin|[[事典:赤色]]| |レッドストーン鉱商 The Redstone Orebank|レッドストーン鉱貨 The Redstone Orecoin|[[事典:赤色]]|
-|ダイヤモンド鉱商 The Diamond Orebank|ダイヤモンド鉱貨 The Diamond Orecoin|[[事典:色]]|+|ダイヤモンド鉱商 The Diamond Orebank|ダイヤモンド鉱貨 The Diamond Orecoin|[[事典:色]]|
 |アメジスト鉱商 The Amethyst Orebank|アメジスト鉱貨 The Amethyst Orecoin|[[事典:紫色]]| |アメジスト鉱商 The Amethyst Orebank|アメジスト鉱貨 The Amethyst Orecoin|[[事典:紫色]]|
 |クォーツ鉱商 The Quartz Oreank|クォーツ鉱貨 The Quartz Orecoin|[[事典:白色]]| |クォーツ鉱商 The Quartz Oreank|クォーツ鉱貨 The Quartz Orecoin|[[事典:白色]]|
行 168: 行 166:
 ##### 太古の坑道 ##### 太古の坑道
  
-「太古の崩壊」後も小ブルスケッタに残っていた太古文明の坑道。かつては極深層である冥界にまで達していた坑道で、各所に[[事典:哭曜石]]・[[事典:クォーツ鉱石]]・「[[事典:太古の残骸]]」などの冥界素材が放置されてい。後に、「[[事典:太古の深層都市]]」と古代文明を結ぶ縦脈路に改修され、交易路として活用された。 +「**[[事典:太古の坑道]]**」は、「太古の崩壊」後も小ブルスケッタに残っていた太古文明の坑道。かつては極深層である冥界にまで達していた坑道で、各所に[[事典:哭曜石]]・[[事典:クォーツ鉱石]]・「[[事典:太古の残骸]]」などの冥界素材が放置されてい後に、「[[事典:太古の深層都市]]」と古代文明を結ぶ縦脈路に改修され、交易路として活用された。
- +
-【開始】20251001 +
-【座標】《-384, -51, 160》~《》+
  
 ##### 縦脈路 ##### 縦脈路
  
-「太古の深層都市」と小ブルスケッタを結ぶ交易路。「太古の崩壊」後、深層人が地下へと潜行した際に用いた「太古の坑道」が、拡張・整備されたもの。深層文明の[[事典:鉱石]]と古代文明の食料を運ぶ交易路として用いられたが、取引は常に縦脈路の地上出口、すなわちブルスケッタ側で行われ、古代人がこの通路に立ち入ることは禁じられた。また、「辺境伯の滲出」の際には、深層人が地上へと脱出するための退避路としても機能した。 +**[[事典:縦脈路]]**は、「太古の深層都市」と小ブルスケッタを結ぶ交易路。「太古の崩壊」後、深層人が地下へと潜行した際に用いた「太古の坑道」が、拡張・整備されたもの。深層文明の[[事典:鉱石]]と古代文明の食料を運ぶ交易路として用いられたが、取引は常に縦脈路の地上出口、すなわちブルスケッタ側で行われ、古代人がこの通路に立ち入ることは禁じられた。また、「辺境伯の滲出」の際には、深層人が地上へと脱出するための退避路としても機能した。
- +
-【開始】20251001 +
-【座標】《-384, -51, 160》~《》+
  
 ##### 縦水路 ##### 縦水路
  
-《水流エレベーター》のこと。垂直の水路の底に魂砂を敷くと、「魂の残滓」が苦しんで気泡を発する。この気泡は、水路中の人や物資を上方に押し上げる力があり、汎用的な浮揚装置として深層文明で広く用いられた。+**[[事典:縦水路]]**は、《水流エレベーター》のこと。垂直の水路の底に魂砂を敷くと、「魂の残滓」が苦しんで気泡を発する。この気泡は、水路中の人や物資を上方に押し上げる力があり、汎用的な浮揚装置として深層文明で広く用いられた。
  
 ##### 縦層路 ##### 縦層路
  
-[[事典:西深層廊]]と[[事典:表層都市]]を結ぶ大型の縦水路。 +**[[事典:縦層路]]**は[[事典:西深層廊]]と[[事典:表層都市]]を結ぶ大型の縦水路。
- +
-【開始】{まだ} +
-【座標】《-1536, 0》+
  
 #### 第二項:深層廊 #### 第二項:深層廊
  
-深層都市間を繋ぐ連絡路のこと。深層都市では回廊が発達したが、深層人は、都市と都市を結ぶ隧道も「廊」と呼んだ。+**[[事典:深層廊]]**は、深層都市間を繋ぐ連絡路のこと。深層都市では回廊が発達したが、深層人は、都市と都市を結ぶ隧道も「廊」と呼んだ。
  
 ##### 南深層廊 ##### 南深層廊
  
-南沈説に依拠して整備された、「[[事典:太古の深層都市]]」と、その南にある「坑士の[[事典:第一深層都市]]」を結ぶ深層廊。後に、「太古の深層都市」と「炉匠の[[事典:第二深層都市]]」を直結する支道も整備された。深層文明初期の食料として、[[事典:サトウキビ]]とキノコがこの深層廊の脇で栽培された。サトウキビからは紙が生産され、後に[[事典:司書]]と呼ばれることになる者たちによって、深層文明の記録され始めた。 +**[[事典:南深層廊]]**は、南沈説に依拠して整備された、「[[事典:太古の深層都市]]」と、その南にある「坑士の[[事典:第一深層都市]]」を結ぶ深層廊。後に、「太古の深層都市」と「炉匠の[[事典:第二深層都市]]」を直結する支道も整備された。深層文明初期の食料として、[[事典:サトウキビ]]とキノコがこの深層廊の脇で栽培された。サトウキビからは紙が生産され、後に[[事典:司書]]と呼ばれることになる者たちによって、深層文明の記録され始めた。
- +
-【開始】20250705 +
-【座標】《-256, 288》~《》(中継点)~《》(第一深層都市) +
-【座標】《-256, 288》~《》(中継点)~《-256, 1024》(第二深層都市) +
-【標高】《Y = -51》+
  
 ##### 西深層廊 ##### 西深層廊
  
-「[[事典:太古の深層都市]]」と、その西にある「[[事典:表層都市]]」の地下を結ぶ深層廊。西沈説を信じた深層人たちによって開通された。表層都市が[[事典:ギルド連合本部]]となってからは、ギルド連合と古代文明を直結する回廊として拡大・整備された。 +**[[事典:西深層廊]]**は、「[[事典:太古の深層都市]]」と、その西にある「[[事典:表層都市]]」の地下を結ぶ深層廊。西沈説を信じた深層人たちによって開通された。表層都市が[[事典:ギルド連合本部]]となってからは、ギルド連合と古代文明を直結する回廊として拡大・整備された。
- +
-【開始】20250630 +
-【座標】《-256, 0》~《-1536, 0》 +
-【標高】《Y =-54》+
  
 ##### 一二深層廊 ##### 一二深層廊
  
-「坑士の[[事典:第一深層都市]]」と、その東にある「炉匠の[[事典:第二深層都市]]」を結ぶ深層廊。 +**[[事典:一二深層廊]]**は、「坑士の[[事典:第一深層都市]]」と、その東にある「炉匠の[[事典:第二深層都市]]」を結ぶ深層廊。
- +
-【開始】{まだ} +
-【座標】《》~《》 +
-【標高】《Y = -51》+
  
 ##### 一四深層廊 ##### 一四深層廊
  
-「坑士の[[事典:第一深層都市]]」と、その西にある「貨商の[[事典:第四深層都市]]」を結ぶ深層廊。 +**[[事典:一四深層廊]]**は、「坑士の[[事典:第一深層都市]]」と、その西にある「貨商の[[事典:第四深層都市]]」を結ぶ深層廊。
- +
-【開始】{まだ} +
-【座標】《》~《》 +
-【標高】《Y = -51》+
  
 ##### 一八深層廊 ##### 一八深層廊
  
-「坑士の[[事典:第一深層都市]]」と、その南にある「門吏の[[事典:第八深層都市]]」を結ぶ深層廊。 +**[[事典:一八深層廊]]**は、「坑士の[[事典:第一深層都市]]」と、その南にある「門吏の[[事典:第八深層都市]]」を結ぶ深層廊。
- +
-【開始】{まだ} +
-【座標】《》~《》 +
-【標高】《Y = -51》+
  
 ##### 二三深層廊 ##### 二三深層廊
  
-「炉匠の[[事典:第二深層都市]]」と、その東にある「巫女の[[事典:第三深層都市]]」を結ぶ深層廊。 +**[[事典:二三深層廊]]**は、「炉匠の[[事典:第二深層都市]]」と、その東にある「巫女の[[事典:第三深層都市]]」を結ぶ深層廊。
- +
-【開始】{まだ} +
-【座標】《》~《》 +
-【標高】《Y = -51》+
  
 ##### 三七深層廊 ##### 三七深層廊
  
-「巫女の[[事典:第三深層都市]]」と、その東にある「咒者の[[事典:第七深層都市]]」を結ぶ深層廊。 +**[[事典:三七深層廊]]**は、「巫女の[[事典:第三深層都市]]」と、その東にある「咒者の[[事典:第七深層都市]]」を結ぶ深層廊。
- +
-【開始】{まだ} +
-【座標】《》~《》 +
-【標高】《Y = -51》+
  
 ##### 四五深層廊 ##### 四五深層廊
  
-「貨商の[[事典:第四深層都市]]」と、その西にある「薬師の[[事典:第五深層都市]]」を結ぶ深層廊。 +**[[事典:四五深層廊]]**は、「貨商の[[事典:第四深層都市]]」と、その西にある「薬師の[[事典:第五深層都市]]」を結ぶ深層廊。
- +
-【開始】{まだ} +
-【座標】《》~《》 +
-【標高】《Y = -51》+
  
 ##### 四六深層廊 ##### 四六深層廊
  
-「貨商の[[事典:第四深層都市]]」と、その北にある「司書の[[事典:第六深層都市]]」を結ぶ深層廊。 +**[[事典:四六深層廊]]**は、「貨商の[[事典:第四深層都市]]」と、その北にある「司書の[[事典:第六深層都市]]」を結ぶ深層廊。
- +
-【開始】{まだ} +
-【座標】《》~《》 +
-【標高】《Y = -51》+
  
 #### 第三項:その他の設備 #### 第三項:その他の設備
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 ### 第十二節:操魂術 ### 第十二節:操魂術
  
-深層都市で体系化された、魂を操る技術の総称。一般的には、操魂四術(鎮魂術・錬魂術・写魂術・招魂術)が知られる。越魂術、魂術、復魂術、滅魂術の四術は、限られた者しか使えない、現在は失われている、いまだ完成していないなどの理由で、不明な点も多い。+**[[事典:操魂術]]**は、深層都市で体系化された、魂を操る技術の総称。一般的には、操魂四術(鎮魂術・錬魂術・写魂術・招魂術)が知られる。越魂術、魂術、復魂術、滅魂術の四術は、限られた者しか使えない、現在は失われている、いまだ完成していないなどの理由で、不明な点も多い。
  
 #### 第一項:鎮魂術 #### 第一項:鎮魂術
  
-深層文明において、[[事典:穢深層]]における[[事典:穢澱]]の出現を抑制し、深層の安全を確保するために発展した一連の技術。第一鎮魂術と第二鎮魂術がある。[[事典:第三深層都市]]で確立され、鎮魂術を修めた者は「[[事典:巫女]]」と呼ばれた。+**[[事典:鎮魂術]]**は、深層文明において、[[事典:穢深層]]における[[事典:穢澱]]の出現を抑制し、深層の安全を確保するために発展した一連の技術。第一鎮魂術と第二鎮魂術がある。[[事典:第三深層都市]]で確立され、鎮魂術を修めた者は「[[事典:巫女]]」と呼ばれた。
  
 ##### 第一鎮魂術 ##### 第一鎮魂術
行 296: 行 248:
 #### 第二項:錬魂術 #### 第二項:錬魂術
  
-当初は、一般的な薬や毒の調合技術であった。しかし、創冥門の確立後、様々な冥界素材が利用できるようになり、その技術は飛躍的な発展を遂げる。「魂の練炭」である[[事典:ブレイズロッド]]を用いた[[事典:錬魂台]]が開発され、「魂の灰燼」である[[事典:ブレイズパウダー]]を燃料とした[[事典:ウォート]]の蒸留が可能となった。これにより、肉の情報を一時的に上書きする[[事典:錬魂薬]]が製造されるようになった。[[事典:第五深層都市]]で確立され、錬魂術を修めた者は「[[事典:薬師]]」と呼ばれた。+**[[事典:錬魂術]]**は、当初は、一般的な薬や毒の調合技術であった。しかし、創冥門の確立後、様々な冥界素材が利用できるようになり、その技術は飛躍的な発展を遂げる。「魂の練炭」である[[事典:ブレイズロッド]]を用いた[[事典:錬魂台]]が開発され、「魂の灰燼」である[[事典:ブレイズパウダー]]を燃料とした[[事典:ウォート]]の蒸留が可能となった。これにより、肉の情報を一時的に上書きする[[事典:錬魂薬]]が製造されるようになった。[[事典:第五深層都市]]で確立され、錬魂術を修めた者は「[[事典:薬師]]」と呼ばれた。
  
 ##### 錬魂台 ##### 錬魂台
  
-「魂の練炭」である[[事典:ブレイズロッド]]を用いて作成される、錬魂術用の装置。「魂の灰燼」である[[事典:ブレイズパウダー]]を燃料とし、[[事典:ウォート]]の胞子に濃縮された命を抽出したものが《奇妙なポーション》である。+**[[事典:錬魂台]]**は、「魂の練炭」である[[事典:ブレイズロッド]]を用いて作成される、錬魂術用の装置。「魂の灰燼」である[[事典:ブレイズパウダー]]を燃料とし、[[事典:ウォート]]の胞子に濃縮された命を抽出したものが《奇妙なポーション》である。
  
 ##### 錬魂薬 ##### 錬魂薬
行 306: 行 258:
 #### 第三項:写魂術 #### 第三項:写魂術
  
-[[事典:写魂卓]]による《エンチャント》のこと。写魂卓を触媒として、他者の躰から魂珠を抽出し、その記憶を書物や円盤に刻印する技術。[[事典:第六深層都市]]で確立され、写魂術を修めた者は「[[事典:司書]]」と呼ばれた。+**[[事典:写魂術]]**は、[[事典:写魂卓]]による《エンチャント》のこと。写魂卓を触媒として、他者の躰から魂珠を抽出し、その記憶を書物や円盤に刻印する技術。[[事典:第六深層都市]]で確立され、写魂術を修めた者は「[[事典:司書]]」と呼ばれた。
  
 ###### 記録:写魂術の基礎 ###### 記録:写魂術の基礎
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 ##### 写魂卓 ##### 写魂卓
  
-時空間を触媒する[[事典:黒曜石]]と、「魂の透灯」である[[事典:ダイヤモンド]]から作成される。+**[[事典:写魂卓]]**は、時空間を触媒する[[事典:黒曜石]]と、「魂の透灯」である[[事典:ダイヤモンド]]から作成される。
  
 ##### 写魂書 ##### 写魂書
  
-写魂術によって「魂の記憶」が刻印された書物。+**[[事典:写魂書]]**は、写魂術によって「魂の記憶」が刻印された書物。
  
 ##### 写魂盤 ##### 写魂盤
  
-写魂術によって「魂の声」が刻印された円盤。美しい音楽が録音された円盤が残されている一方、尋問記録としか考えられぬ円盤も存在する。+**[[事典:写魂盤]]**は、写魂術によって「魂の声」が刻印された円盤。美しい音楽が録音された円盤が残されている一方、尋問記録としか考えられぬ円盤も存在する。
  
 ##### 響魂函 ##### 響魂函
  
-「魂の透灯」であるダイヤモンドと木材から作成される。響魂函に挿入された写魂盤が「魂の透灯」に照らされると、刻印されている魂の記憶が現れ、振動する。その結果、響魂函の筐体が共鳴し、写魂盤に刻まれた「魂の声」が再生される。+**[[事典:響魂函]]**は、「魂の透灯」であるダイヤモンドと木材から作成される。響魂函に挿入された写魂盤が「魂の透灯」に照らされると、刻印されている魂の記憶が現れ、振動する。その結果、響魂函の筐体が共鳴し、写魂盤に刻まれた「魂の声」が再生される。
  
 #### 第四項:招魂術 #### 第四項:招魂術
  
-[[事典:招魂函]]による《スポーン》のこと。穢深層の「寂しい魂」に肉を纏わせ、[[事典:穢躯]]を産み出す技術。[[事典:第七深層都市]]で確立され、招魂術を修めた者は「[[事典:咒者]]」と呼ばれた。+**[[事典:招魂術]]**は、[[事典:招魂函]]による《スポーン》のこと。穢深層の「寂しい魂」に肉を纏わせ、[[事典:穢躯]]を産み出す技術。[[事典:第七深層都市]]で確立され、招魂術を修めた者は「[[事典:咒者]]」と呼ばれた。
  
 ##### 招魂函 ##### 招魂函
  
-《スポナー》のこと。深層人が、魂の姿と記憶を再構成する哭曜石を用いて、太古文明の聖座を再現しようとしたもの。当初は、最深層に堆積した「寂しい魂」に憩を与え、穢深層を浄化する目的で研究が始まった。しかし完成したのは、聖座のように魂を引き寄せながらも、それらに憩を与えることなく、哭曜石の作用によって肉を纏わせ、穢躯を産み出す装置であった。穢躯の無限召喚を止めるには招魂函を解体するしかなく、多くは石棺で封じられて放置された。あまりにも危険な技術であったため、招魂函の作成記録は全て破棄され、現在に伝わっていない。+**[[事典:招魂函]]**は、《スポナー》のこと。深層人が、魂の姿と記憶を再構成する哭曜石を用いて、太古文明の聖座を再現しようとしたもの。当初は、最深層に堆積した「寂しい魂」に憩を与え、穢深層を浄化する目的で研究が始まった。しかし完成したのは、聖座のように魂を引き寄せながらも、それらに憩を与えることなく、哭曜石の作用によって肉を纏わせ、穢躯を産み出す装置であった。穢躯の無限召喚を止めるには招魂函を解体するしかなく、多くは石棺で封じられて放置された。あまりにも危険な技術であったため、招魂函の作成記録は全て破棄され、現在に伝わっていない。
  
 ##### 未設定のアイデア ##### 未設定のアイデア
行 342: 行 294:
 ##### 穢躯 ##### 穢躯
  
-招魂函で召喚した躯のこと。招魂函による「魂の再構成」は不完全であり、その証拠に、一つの招魂函が召喚できる躯は一種類のみである。穢躯を[[事典:溶岩]]で浄化すると、「[[事典:魂の熾]]」が生成される。+**[[事典:穢躯]]**は、招魂函で召喚した躯のこと。招魂函による「魂の再構成」は不完全であり、その証拠に、一つの招魂函が召喚できる躯は一種類のみである。穢躯を[[事典:溶岩]]で浄化すると、「[[事典:魂の熾]]」が生成される。
  
 #### 第五項:越魂術 #### 第五項:越魂術
  
-創冥門により、岩盤を越えて創界と冥界を往来する技術。[[事典:第八深層都市]]で確立され、越魂術を修めた者は「[[事典:門吏]]」と呼ばれた。+**[[事典:越魂術]]**は、創冥門により、岩盤を越えて創界と冥界を往来する技術。[[事典:第八深層都市]]で確立され、越魂術を修めた者は「[[事典:門吏]]」と呼ばれた。
  
 ##### 創冥門 ##### 創冥門
  
-時空間を触媒する[[事典:黒曜石]]の性質と、操魂術の融合によって実現された、冥界との往来を可能にする転界装置。技術が確立された後、各深層都市の中心に巨大な創冥門が設置されたが、そこから滲出してきた辺境伯とその軍勢によって深層文明は滅亡する。深層文明の金字塔にして墓標。+**[[事典:創冥門]]**は、時空間を触媒する[[事典:黒曜石]]の性質と、操魂術の融合によって実現された、冥界との往来を可能にする転界装置。技術が確立された後、各深層都市の中心に巨大な創冥門が設置されたが、そこから滲出してきた辺境伯とその軍勢によって深層文明は滅亡する。深層文明の金字塔にして墓標。
  
 ###### 記録:禁書『{創冥門の起動}』 ###### 記録:禁書『{創冥門の起動}』
行 356: 行 308:
 創冥門は当初、写魂術と招魂術を融合させ、魂と肉の相互変換を実現する装置として設計された。構造的には、黒曜石からなる大型の写魂卓と招魂函を、門の形状に仕立てたものである。「[[事典:魂の熾]]」で着火すると、黒曜石の触媒作用が高まり、創冥門が起動する。開口部では、招魂函が種火となった魂を躯とし、即座に、写魂卓が躯から魂を抽出する。この循環によって、創冥門の口は滅紫の炎が渦を巻く。この状態の門を躰が通過すると、その姿と記憶を保持した魂が遊離する。逆に、魂が門を潜ると、保持した姿と記憶に躰が与えられる。そのように機能するはずであった。論理的な必然ではあるが、起動された創冥門は、自身を通り抜ける肉や魂だけではなく、開口部の空間それ自体をも触媒し、変換し始めた。ほどなく、門の向こうに、深層とは異なる光景が広がり始める。それは、太古の鉱夫から語り継がれた、極深層の風景そのものであった。 創冥門は当初、写魂術と招魂術を融合させ、魂と肉の相互変換を実現する装置として設計された。構造的には、黒曜石からなる大型の写魂卓と招魂函を、門の形状に仕立てたものである。「[[事典:魂の熾]]」で着火すると、黒曜石の触媒作用が高まり、創冥門が起動する。開口部では、招魂函が種火となった魂を躯とし、即座に、写魂卓が躯から魂を抽出する。この循環によって、創冥門の口は滅紫の炎が渦を巻く。この状態の門を躰が通過すると、その姿と記憶を保持した魂が遊離する。逆に、魂が門を潜ると、保持した姿と記憶に躰が与えられる。そのように機能するはずであった。論理的な必然ではあるが、起動された創冥門は、自身を通り抜ける肉や魂だけではなく、開口部の空間それ自体をも触媒し、変換し始めた。ほどなく、門の向こうに、深層とは異なる光景が広がり始める。それは、太古の鉱夫から語り継がれた、極深層の風景そのものであった。
  
-#### 第六項:魂術+#### 第六項:魂術
  
-[[事典:写魂術]]を応用した「魂を視る」技術。写魂卓を小型化した魂鏡によって、創界人による魂の観察を可能にした。[[事典:咒者]]によって確立された。+**[[事典:望魂術]]**は、[[事典:写魂術]]を応用した「魂を視る」技術。写魂卓を小型化した魂鏡によって、創界人による魂の観察を可能にした。[[事典:咒者]]によって確立された。
  
 ###### 物語:咒者の心 ###### 物語:咒者の心
  
-咒者の目的は、巫女と同じく「寂しい魂」の鎮魂であった。咒者は、聖座を再現することで「[[事典:魂の憩]]」を実現しようとしたが、しかしそれは完全な失敗に終わった([[事典:招魂函]])。不可視の魂を扱うことに限界を覚えた咒者は、魂術の研究に注力し、「魂の眼鏡」である魂鏡を完成させた。初めて魂を「視た」咒者は、深層人による「操魂」の現実を目の当たりにした。穢深層の魂は、アメジストに集積し、結晶の中でいつまでも鳴いていた。穢響の残滓である魂砂は燃やされ、その最期の力が「[[事典:魂の炎]]」として深層都市を照らしていた。錬魂術は魂を瓶に抽出し、写魂術は魂を本に刻印していた。その間も、魂は絶え間なく地上から深層へと舞い降り、一部は岩盤を通過し、一部は最深層に堆積していた。我々は、魂を鎮めているのではなく、弄んでいるのではないか。咒者は、思わず魂鏡を外した。 +咒者の目的は、巫女と同じく「寂しい魂」の鎮魂であった。咒者は、聖座を再現することで「[[事典:魂の憩]]」を実現しようとしたが、しかしそれは完全な失敗に終わった([[事典:招魂函]])。不可視の魂を扱うことに限界を覚えた咒者は、魂術の研究に注力し、「魂の眼鏡」である魂鏡を完成させた。初めて魂を「視た」咒者は、深層人による「操魂」の現実を目の当たりにした。穢深層の魂は、アメジストに集積し、結晶の中でいつまでも鳴いていた。穢響の残滓である魂砂は燃やされ、その最期の力が「[[事典:魂の炎]]」として深層都市を照らしていた。錬魂術は魂を瓶に抽出し、写魂術は魂を本に刻印していた。その間も、魂は絶え間なく地上から深層へと舞い降り、一部は岩盤を通過し、一部は最深層に堆積していた。我々は、魂を鎮めているのではなく、弄んでいるのではないか。咒者は、思わず魂鏡を外した。 
-後年、創冥門から深層に滲出してきた辺境伯を、咒者は魂鏡を通して視た。幾千幾万の魂を背負う辺境伯は、真っ白な「魂の焔」によって、深層人たちを次々に「魂の歿」へと導いていった。それは、魂を弄んできた深層人に対する罰であり、同時に、その罪の浄化でもあるように思われた。咒者は、自分が目の当たりにしている光景こそ、「魂の憩」に違いないと信じた。+後年、創冥門から深層に滲出してきた辺境伯を、咒者は魂鏡を通して視た。幾千幾万の魂を背負う辺境伯は、真っ白な「魂の焔」によって、深層人たちを次々に「魂の歿」へと導いていった。それは、魂を弄んできた深層人に対する罰であり、同時に、その罪の浄化でもあるように思われた。咒者は、自分が目の当たりにしている光景こそ、「魂の憩」に違いないと信じた。
  
-##### 魂鏡+##### 魂鏡
  
-銅とアメジストから作られる望遠鏡を参考に、黒曜石とダイヤモンドからなる[[事典:写魂卓]]を小型化した「魂の眼鏡」。魂鏡を覗くと、創界人の目には映らなかった魂が、幻影のように浮かび上がって視える。+**[[事典:望魂鏡]]**は、銅とアメジストから作られる[[事典:望遠鏡]]を参考に、黒曜石とダイヤモンドからなる[[事典:写魂卓]]を小型化した「魂の眼鏡」。魂鏡を覗くと、創界人の目には映らなかった魂が、幻影のように浮かび上がって視える。
  
 #### 第七項:復魂術 #### 第七項:復魂術
  
-[[事典:巫女]]が追究した、魂を復活させる技術。復魂宗の中心教義となった。+**[[事典:復魂術]]**は、[[事典:巫女]]が追究した、魂を復活させる技術。復魂宗の中心教義となった。
  
 #### 第八項:滅魂術 #### 第八項:滅魂術
  
-[[事典:咒者]]が追究した、「[[事典:魂の焔]]」で魂を滅却する技術。+**[[事典:滅魂術]]**は、[[事典:咒者]]が追究した、「[[事典:魂の焔]]」で魂を滅却する技術。
  
 ### 第十三節:技術史 ### 第十三節:技術史
  
-【深層人】キノコ、サトウキビで食料を確保。 +【深層人】キノコ、サトウキビで食料を確保。 
-  【司書】サトウキビから紙を作成。 +  【司書】サトウキビから紙を作成。 
-【坑士】採掘を開始。 +【坑士】採掘を開始。 
-  【炉匠】深層では石炭・木炭が得られず、鉱石の製錬に溶岩を利用。 +  【炉匠】深層では石炭・木炭が得られず、鉱石の製錬に溶岩を利用。 
-【坑士】ラピスラズリを採掘。 +【坑士】ラピスラズリを採掘。 
-  【司書】ラピスラズリから顔料を作成、紙に記録を開始。 +  【司書】ラピスラズリから顔料を作成、紙に記録を開始。 
-【坑士】アメジストを採掘。 +【坑士】アメジストを採掘。 
-  【巫女】アメジストと穢響から穢鎮を作成(第一鎮魂術)。 +  【巫女】アメジストと穢響から穢鎮を作成(第一鎮魂術)。 
-【坑士】《シルクタッチ》を体得、《アメジストの芽》を採掘。 +【坑士】《シルクタッチ》を体得、《アメジストの芽》を採掘。 
-  【巫女】《アメジストの芽》を穢響に移植(第二鎮魂術)。アメジスト・魂砂・魂土の入手。 +  【巫女】《アメジストの芽》を穢響に移植(第二鎮魂術)。アメジスト・魂砂・魂土の入手。 
-    【坑士】魂砂による「縦水路」を開発 +    【坑士】魂砂による「縦水路」を開発 
-    【炉匠】魂土と溶岩と凍氷で玄武岩を生成。 +    【炉匠】魂土と溶岩と凍氷で玄武岩を生成。 
-    【炉匠】魂砂による「魂の炎」を利用。 +    【炉匠】魂砂による「魂の炎」を利用。 
-    【貨商】アメジストを交易に利用、革・木材を入手。 +    【貨商】アメジストを交易に利用、革・木材を入手。 
-      【司書】紙と革で本を作成。 +      【司書】紙と革で本を作成。 
-【坑士】ダイヤモンドを採掘。 +【坑士】ダイヤモンドを採掘。 
-  【坑士】ダイヤモンド道具で黒曜石を採掘。 +  【坑士】ダイヤモンド道具で黒曜石を採掘。 
-    【司書】黒曜石+ダイヤモンド+本+ラピスラズリで写魂卓を開発(写魂術)。 +    【司書】黒曜石+ダイヤモンド+本+ラピスラズリで写魂卓を開発(写魂術)。 
-      【咒者】写魂卓を小型化した魂鏡(アメジスト)を開発(魂術)。 +      【咒者】写魂卓を小型化した魂鏡(黒曜石ダイヤモンド)を開発(魂術)。 
-  【司書】ダイヤモンド、木材で響魂函を開発。 +  【司書】ダイヤモンド、木材で響魂函を開発。 
-【坑士】「太古の坑道」から哭曜石や「太古の残骸」を入手。 +【坑士】「太古の坑道」から哭曜石や「太古の残骸」を入手。 
-  【咒者】哭曜石から招魂函を開発(招魂術)。 +  【咒者】哭曜石から招魂函を開発(招魂術)。 
-    【炉匠】穢躯を溶岩で浄化した「魂の熾」を生成。 +    【炉匠】穢躯を溶岩で浄化した「魂の熾」を生成。 
-      【炉匠】「魂の熾」で「太古の残骸」を製錬し、ネザライトを入手。 +      【炉匠】「魂の熾」で「太古の残骸」を製錬し、ネザライトを入手。 
-        【坑士】ネザライト道具による岩盤破壊の失敗。 +        【坑士】ネザライト道具による岩盤破壊の失敗。 
-【門吏】写魂卓+招魂函+魂の熾で創冥門を開発(越魂術)。冥界素材を入手。 +【門吏】写魂卓+招魂函+魂の熾で創冥門を開発(越魂術)。冥界素材を入手。 
-  【薬師】魂砂でウォートを栽培。 +  【薬師】魂砂でウォートを栽培。 
-  【薬師】ブレイズロッドで錬魂台を開発。 +  【薬師】ブレイズロッドで錬魂台を開発。 
-    【薬師】錬魂台でブレイズパウダーを燃料にウォートから錬魂薬を作成(錬魂術)+    【薬師】錬魂台でブレイズパウダーを燃料にウォートから錬魂薬を作成(錬魂術)
  
 ### 第十四節:意匠 ### 第十四節:意匠
深層文明.1773134387.txt.gz · 最終更新: by shuraba.com