留学に必要なビザの取得に関して、調べたことや実際に行ったことを記録していく。既存の情報は古かったり、リンクが切れていたりするので、ブックマーク代わりに情報をまとめておく必要を感じたからである。
まず、言葉の意味を明らかにしておく。ここでいう「留学」は業界用語である。理系研究者の世界では、一般的に、博士号取得後にポスドクとして海外の研究機関で働くことを指す。学生として教育機関に編入学するわけではない。
私の留学先は米国で、申請するのは J-1 ビザ(交流訪問者ビザ)である。家族用には J-2 ビザがある。
J ビザの詳しい説明は以下のページにある。
とりあえず、申請用のアカウントを作っておく。ログイン後、左カラムから必要事項を入力できるが、現時点では記入できない項目も多く、後回しで良い。
ビザ申請料金を支払う。支払い後一年間は申請が可能である。以下のページからクレジットカードで支払うことができる。支払い前後に表示される十一桁の受付番号を記録しておく。
DS-160 はオンラインで作成する。詳しい説明は以下のページにある。
作成には顔写真のデジタルデータが必要となる。デジタルカメラで高画質かつ引き気味で撮影した写真を、ガイドラインを満たすように、後から画像編集ソフトで加工するのが楽かと思う。
DS-160 は以下のページから記入できる。
申請 ID が発行されるので記録しておく。記入途中でも保存できるので、作成を始めておく。
——と、ここまではネット上ですぐにできる。私のような面倒臭がりは、とにかく簡単なことから手続きを始めて、やる気を出すことが大切である。
一番重要な書類である DS-2019 や、現実の折衝が必要となる手続きについては、次回以降に書く。