- Game Review 2007/11

2007/11/17/Sat.

以下、日記から。

"HEAVENLY SWORD" を買ってきた。何コレ、めっちゃ面白いんだけど。とにかくグラフィックがスゴくて、さすが次世代機!という感動を味わえる。その上 (というより、そのクオリティによって実現される)、完全にシームレスなプレイとイベントによって、まるで 1本の映画を見ているような気になる (クリア後特典のメイキングも、ほとんど映画レベル)。演出や演技、特にキング・ボハン (King Bohan) のそれは素晴らしいの一言。ストーリーも良かった。

ゲームとしても充分に面白い。問題はボリューム不足な点くらいか (初回プレイで 1周 6時間だった)。30億円かけて 3部作を作るらしいが、是非続編を遊びたい。そのためにも売れてほしいが、洋ゲーだから日本ではどうかなあ。プレイヤーの分身たるヒロインのナリコ (Nariko) も、ナンチャッテ・アジア・テイストで、日本の感覚からすれば微妙だったりする (実際にプレイしてみると美人に見えたり、不細工に見えたりするのが愉快でもあるのだが)。

HEAVENLY SWORD, ナリコ (Nariko)

「マルシアに似ている」という掲示板の書き込みを目にしてから、もうマルシアにしか見えないのは困ったものだが、日本語の吹き替えは秀逸だった (これはナリコに限らず)。英語 + 字幕にしようかと迷ったけれど、きっちりと口パクも合わせられた吹き替えにして正解だった。あと、特筆すべきは各ボスのキチガイっぷり。これには爆笑した。必見。