- 絵画教室二十七回目

2012/06/02/Sat.絵画教室二十七回目

絵画教室二十七回目。五枚目の水彩画の一回目。モチーフは寿司(の写真)。

モチーフに選んだ寿司の写真は、下駄の上に握りと巻きが盛られており、周囲には箸やら醤油皿や湯呑やらが配されている、なかなかに賑やかなものである。今回は絵具全色が解禁となるので colorful なモチーフを、という理由で選んだ。

鉛筆で下描きを始める。今日はとにかく下駄を慎重に描いた。寿司のような不定形のモノはいくらでも形を誤魔化せるが、直線や円で構成される物体は、わずかな歪みでもすぐにそれとバレる。直線、平行、中心といった幾何学的性質を、人間の眼は高精度で検知するからである。

下駄を描き終えたところで講師氏のチェックを受ける。「バッチリっすよ」と、お馴染みのいい加減なお墨付きを頂いた。私の下描きはいつも「バッチリ」なのである。彼の評価はともかく……、写真上の座標をスケッチブックに移すのは難しい作業ではない。忍耐力があれば誰にでもできる。

夜はネパール料理屋で晩餐。

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