- 絵画教室二十六回目

2012/05/19/Sat.絵画教室二十六回目

絵画教室二十六回目。四枚目の水彩画の六回目。モチーフは熱帯魚(の写真)。

岩肌にこびりついた紋様、海中の気胞や魚影を描き加え、遠景の濃淡などを少し整えて完成とした。一時期の最低な状態からは随分と改善されたが、それでも不満が残る仕上がりとなってしまった。

思い通りにいかぬのが難しい……というよりは、やり直しが効かないのがキツい。文章は、書いては消し、消しては書くの繰り返しで、しかもコンピュータで作業しているから、一筆入魂の精神とは無縁である。間違えたり気に入らなかったらやり直し。それが当たり前どころか、もはや生理となってしまっているので、絵筆を誤って「あっ」と思ったときには、次にどうすべきかが本当にわからないことがある。この感覚については真剣に内省している。鉛筆で描くデッサンでは、これほどの「取り返しのなさ感」は覚えなかった。

さて、次回からはいよいよ絵具も全色が解禁されるので、モチーフには寿司(の写真)を選んだ。多様な色を使って鮮やかな絵が描きたかったからである。

夜は鳥鍋屋で晩餐。

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