- 田舎と都会

2010/03/30/Tue.田舎と都会

半年前に賞味期限が切れた油を使ってシチューを作った T です。こんばんは。

昨日の日記で「人口数十万から百数十万人の地方都市ばかりで生活してきたので、自分のことを田舎者だとも都会人だとも思っていない」と書いた。

では俺にとって「田舎」「都会」とは何だろう。しばし考えた末、「自分が住んできた町よりも小さければ田舎、大きければ都会」という結論に落ち着いた。何だつまらん。だがそういうものかもしれぬ。

いやしかし、生まれ育った環境によっては違ってくるのかもしれぬ。

例えば離島のように、どれだけ擁護しようと頑張っても「ここは田舎である」と認めざるを得ない場所に生まれ育った人間は、やはり自分のことを「俺は田舎者である」と規定するのではないか。問題は、「ここは田舎である」「俺は田舎者である」と自認せざるを得ないその上限がどこにあるのかだよなあ。もちろん線引きなどできようはずもなく、主観によって異なるグレーゾーンが存在することは間違いない。「都会」に関しても同じことがいえる。

それにしても、田舎-都会の判断が、劣等-優越という感情と連動しがちになるのは困ったことである。通信手段が発達したのだから、もうそろそろこの桎梏から解かれても良いのではないか。