- New Orleans (4)

2008/11/11/Tue.New Orleans (4)

今回の学会日記は現地時間に則っている T です。こんばんは。

研究員嬢、研究員君と一緒に街をブラブラする。ミシシッピ川沿いを歩いた後で街中に入り、テラスのあるカフェで朝食を摂る。土産物屋を冷やかしつつ散策。路上ではバンドが jazz を奏でておる。広場の前に屹立しているセント・ルイス・カテドラル (St. Louis Cathedral) が良かった。昼はまたもやテラスで、jazz の生演奏を聴きながらビールをあおる。

研究員君と国立第二次世界大戦博物館とやらに赴く。二部構成になっており、第一部が D-Day、すなわちノルマンディー上陸作戦 (vs ナチス・ドイツ)、第二部が太平洋戦争 (vs 大日本帝国) の展示であった。彼我の装備を並べて陳列するなど、非常にわかりやすい。しかし、わかりやす過ぎるのではないか、事実を単純化し過ぎてはいないか、とも思う。展示物は、"Lord to Victory" というテーマに沿って、一つの物語となるように配列されている。これはちょっと日本人としては辛いというか。真珠湾攻撃について大々的な説明がある一方、原爆と沖縄上陸戦に関する展示はほんの少し。まァ、アメリカの国立博物館だから仕方ねえよな。とはいえ、歴史認識の差というものを肌で感じて複雑な気分になる (これは日米のそれのどちらが正しいかという話ではない)。