- 気色

2007/08/13/Mon.気色

いつもの駅から、いつもとは反対方向へ走る電車に乗ってみたい T です。こんばんは。

夏は夕暮れ

なんてな。

ところで「キショい」というのは関西弁なんだろうか。念のため説明しておくと、「キショい」は「気色悪い」のことである。「気持ち悪い」ことを「キモい」というのに似ている。

「気色悪い」はもちろん「きしょくわるい」と読むわけだが、「気色ばむ」と書けば「けしきばむ」と読まねばならない。「気色」という字を、この 2語以外で見かけることはほとんどない。一応辞書も引いておく。

きしょく【気色】
(1) 顔などに現れた、心の内面の様子。「——をうかがう」。(2) 物事や人などに対して抱く、気分。「——が悪い」。(3) (顔色・表情などに現れた) 体の状態。「——がすぐれない」。
けしき【気色】
(1) 顔色や態度などにあらわれでた心の動き。「臆する——もなく進み出た」。(2) 何かが起ころうとする気配。きざし。「雨は止む——もない」。

(『新辞林』)

どうも使い分けの境界が不分明である。日本語は難しいな。