- 奈良・紀州の梅、長崎の柚子、徳島の酢橘

2007/02/16/Fri.奈良・紀州の梅、長崎の柚子、徳島の酢橘

久し振りによく呑んだ T です。こんばんは。

研究日記

問題をただ漠然と捉えているだけでは、なかなか解決できない。問題の多くは、より小さな問題の集積として顕現する。問題を解決可能なタスクに分解さえできれば、解決に必要なのはヤル気と時間だけである。「問題解決能力」とは、ほとんど「問題分割能力」のことではないか。

問題を分割するには、その問題を正しく認識しなければならない。したがってまた、「問題認識能力」も重要である。我々が「この問題わかんねえ」というとき、大抵は、何が問題なのかがわかっていない。それに気付けるかどうか。

ある問題が解決できなくとも、それを「問題を解決する方法を調べる問題」に置換することはできる。これは「問題操作能力」といっても良い。問題が操作前と操作後で同値かどうかは注意するべきだろう。操作前後で問題の意味が変化してしまうと、ピントの外れたことをやるハメになる。

などなど。

明日はボス主催の講演会で 10分ほど話さねばならない。自分のスライドを作り、ボスのスライドも少し手伝う。論文は修正してボスに発送。英文校閲に出す。1週間ほどで帰ってくるらしい。その後に投稿する。

2月いっぱいで退職する大学のテクニシャン嬢の送別会。研究員嬢が予約してくれた店は、天井が高くて中二階がある、ちょっと変わった構造の居酒屋だった。中二階に心魅かれたが、今日は座敷。また個人的に来てみよう。