- 『北斗の拳』と VAIO type T

2006/11/25/Sat.『北斗の拳』と VAIO type T

昨夜、『北斗の拳』を全巻買ってきた T です。こんばんは。

文庫版『北斗の拳』

やっぱり泣いてしまった。1巻、バットの養母が死ぬというシーンで早くもウルッとしてしまう。こんなことではラオウが出てきたらどうなるか、わかったもんじゃない。涙腺を引き締めて読み続ける。それでも、シュウが死ぬ場面と、ラオウとトキの幼年時代のエピソードでは涙がこぼれてしまった。酒を呑んでいたからだ。と思いたい。

通読してみると、ラオウが死んだ後の話 (アニメ「北斗の拳 2」に相当) は、完全に惰性で描かれているのがよくわかる。カイオウが死んだ後は更にヒドい。手が抜いてあるというわけではないが、人気があったから終了させてもらえず、矛盾する後付け設定で延々とストーリーが続くという、少年漫画誌の悪しきパターンに陥っている。漫画大国日本というけれども、いまだに作品は「作者のもの」とは考えられていない。そのへんが小説あたりとは違う。本当に「文化」として発信したければ、こういうことはもう止めるべきだ。

VAIO type T

PS3 を視察するために帰宅途上で家電屋に寄った……はずだったのだが、何故か VAIO type T を買って帰って来た。どちらも SONY の製品だけれども。何してんだ、私は。

VAIO type T

MacBook と比べても相当小さい。これで学会に行くのも楽になる。今のマシンは重くて、シカゴに行ったときは往生した。

Pnasonic の Let's Note とどちらにしようかと迷ったけれど、圧倒的に VAIO の方がデザインが良かったのでこちらにした。Let's Note の方が高性能だったけれど、どうせ単なる PowerPoint 再生機だし。とはいえ、PowerPoint を使って学会発表するためには、これからも結果を出さねばならないわけで。元を取るために頑張るか。

研究日記

病院。

細胞培養をして、来週の仕込みを少し。書きかけの論文を再読。いつものことながら、時間を置いて読み直すと頭が痛くなる。