- いくらでも日記を書きたまえ

2006/05/30/Tue.いくらでも日記を書きたまえ

ゴルゴ13 のように働きたい T です。こんばんは。

Web 日記

ここ数ヶ月に書いた日記の分量は、平均して約2万字/月である。原稿用紙にして 50枚/月であるが、これは隙間なく文字を詰めた場合の計算なので、実際には 75〜100枚/月となるだろうか。1日 2〜3枚、1年で約1000枚となるわけだ。その気になれば、1年の日記を 1日で読み切ることも可能である。記録としてはまずまずの量だろう。

2万文字は 4万バイト、つまり 40 KB でもある。タグなどの情報を含めれば 50 KB/月程度であろうか。1年で 600 KB、2年間書き続けて、ようやくフロッピーディスクが埋まる。レンタルしているサーバ・スペース 500 MB を埋めるには 1万ヶ月、8世紀以上の時間が必要だ。200 GB のハードディスクを埋めるにはさらに 400倍、30万年以上かかる。「かかる」っていわれても困る年月だが。

情報量に対する容量の効率性に記号の特性がある(文字は記号である)。絵画を完全にデジタル化しようと思えば無限の画素が必要であり、すなわち無限の容量が要求される。面白いのは音楽である。生演奏を完璧に記録するならば、同様に無限の容量が必要だろう。しかし音楽は、楽譜という形で記号化できる (MIDI ファイルが軽いのはこのためである)。

演奏された音楽と楽譜は違う、という意見もあるだろう。しかしそれは、印刷された本とディスクに記録された原稿は違う、という主張と同じである。違うといえば違うし、無視できる差異ともいえる。意見は人それぞれだろうが、失われるものを補うために消費される資源やエネルギーとの釣り合いが、いずれ問題となるだろう。

研究日記

終日病院。事務仕事多数。細胞の固定などを少し。