- 第1回 shuraba.com アンケート結果発表

2006/03/26/Sun.第1回 shuraba.com アンケート結果発表

アンケートを集計した T です。こんばんは。

今月 12日から行っていたアンケートの結果を発表する。予想通りの結果もあれば、そうでないものもあった。実施期間は 2週間で、有効回答数は 15。予想 (〜20) よりやや少なかったものの、回収率でいえば上々ではないだろうか。例えば、いったいどれだけの人が書籍の「愛読者カード」に答えているのだろう。改めてネットの面白さを実感した次第である。

御協力して下さった皆様、ありがとうございました。

以下は集計結果。単位は %。

性別・年齢

男性
66.7
女性
33.3
秘密0.0

男性: 女性 = 2: 1 で、男性が多いのは予想通り。むしろ、意外に女性が多いともいえる。

10代0.0
20〜24歳
40.0
25〜29歳
33.3
30代
26.7
40代以上0.0
秘密0.0

20代: 30代 = 3: 1、25歳未満: 25歳以上 = 2: 3 である。基本的に 20代が中心であるが、実態としては、俺 (25歳) と同年代以上が過半数である。これは非常に嬉しい。もう少し若い人(学生)が多いかと思っていたけれど、アンケート実施期間が春休み中であったことが影響しているかもしれない。毎年、3月と 8〜9 月はアクセス数が落ちる。次回からはアンケートの時期も考慮せねばならないなあ。

興味のある・面白いと思うコンテンツ(複数回答)

身辺雑記
100.0
自然科学
73.3
文学・書評
60.0
歴史
33.3
コンピュータ
33.3
写真・CG
26.7
その他
13.3

この設問の選択肢がどういう順番に並んでいたのかというと、「回答数が多いであろうと俺が予測した順」なわけで、結果も予想通りとなった。

「身辺雑記」の 100% という数字は、とてもありがたい。ネタがない日は、「ダラダラと日常の出来事を垂れ流してもつまらないから」という理由で更新しないこともある。しかしそういう日記でも、書かないよりはマシなのかもしれない。できるだけ更新しようといつも思っているが、こういった形で肯定されると励まされる。

「文学・書評」が 50% を越え、「自然科学」となかなかの接戦を見せているのが印象的だった。「歴史」と「コンピュータ」が同じ程度に低い、という結果と合わせて、色々と考えさせられる(後者 2つはコンテンツの量自体が少ないという理由もあるのだろうけれど)。

全般的に、予想したよりも選択率が高かった。お世辞だとわかっていても、やっぱり嬉しい。

興味がない・つまらないコンテンツ(複数回答)

身辺雑記0.0
自然科学0.0
文学・書評
13.3
歴史
13.3
コンピュータ
13.3
写真・CG
6.7
その他
6.7

日本人的な遠慮の結果なのだろうが、全体的に回答率が低い。その中でも「文学・書評」の高さが目を引く。「興味のある・面白い」と思って下さる方が予想以上に存在する一方で、「興味がない・つまらない」と思われる方も少なくない。やはり「修羅場、どっと混む」におけるメイン・ストリームはサイエンスということか(実験・研究関係のキーワードで検索してここに辿り着かれ、日記を読むようになって下さった方が多い)。書評も、始めてからまだ 2年余りだしな。

これらの項目がつまらない理由として、「更新頻度が少ない」と指摘して下さった方もおられた。逆にいえば、まだまだ、ここで挙げられた項目にも挽回のチャンスがあるのかもしれない。

コメント

コメント欄の記入率は、実に 80% であった。この高さは本当に予想外で、ただただ感謝するより他はない。大半は激励のお言葉で、何度も目を通させて頂いた。

記入率が高い一因として、「俺しか読まない」という前提が考えられる。掲示板だと他人の目に触れるし、メールを書くのは面倒臭い(俺もそうである)。今回のような形でのコミュニケーションの可能性について、一考させられた。選択肢は多いほど良い。

さて、以下は冗談である。傑作だったのが、「博士号を取れ」というメッセージが数件あったこと。これは我が「修羅場」における、一つの巨大なテーマである。確かに、日記で開陳されている我が人生を一つの「物語」として読むならば、「博士号」はチラチラと影が見えている中ボスのような感もある。読む側にとっては、俺の人生が文字通り「修羅場」である方が面白いわけで、俺自身、好んで悲惨なエピソードを選択して書いているフシもある。これは関西的なサービス精神の発露であるわけだが、皆様が望んでおられるならば、ネタで博士課程に行くのも良いかな、とすら思った。

面接官「入学を希望する動機を教えて下さい」
俺「ネタです」

笑える。

まとめ

アンケートを実施するのは今回が初めてであり、回答して下さった方々には本当に感謝している。ありがとうございました。不手際も多く、設問も適切ではなかったかもしれないが、自分が知りたいと思っていたことの一端を垣間見れたのは大きな収穫だった。

また時期を改めて、2回、3回と続けていきたい。次回は、もう少し簡便な質問、回答方法も考えねばならないだろう。「こんなアンケートをしてくれ」という提案があれば、是非とも教えて頂きたい。「回答者側が提案するアンケート」というのも面白いと思う。そんな試みがあっても良いだろう。