- 第1回 shuraba.com アンケート

2006/03/12/Sun.第1回 shuraba.com アンケート

アンケートを設置してみた T です。こんばんは。

前々から「どんな人がここを読んでいるのだろう」と気になっていたのだが、実際にこちらからアクションを起こしたのは初めてである。集計結果は日記で発表する予定。ひょっとしたら読者の方も、「自分以外のどんな人がここを読んでいるのだろう」と思っているかもしれず、そのような興味に応えることができたらなあ、と考えている。そのためには、ある程度の有効回答数が必要となる。御協力よろしくお願い致します。

既に数件の回答が寄せられている。ありがとうございます。特に集計期間は設けず、回答が頭打ちになったら終わろうと考えている。結果発表は今月末くらいだろうか。

アンケートの問題点

アンケートの結果は楽しみであるが、そこには罠もある。アンケートの母集団は、読者全体の部分集合に過ぎないin enqueto参照)。では、アンケートの結果には意味がないのか。それは場合によるだろう。俺がいいたいのは、アンケートの傾向は全体の傾向ではないということで、これは厳密に区別するべきである。

新聞社やテレビ局による電話「世論」調査というものがあるが、あれは本当に「世論」なのか。電話帳から無作為に抽出した番号に電話をかけてアンケートを取るらしいが、普通に考えれば、そのようなシチュエーションで、例えばサラリーマンが自宅にいて、電話に出て、しかも質問に答えるという確率は恐ろしく低い。これが世論であるというのだから、よくよく眉に唾してデータを見なければならない(最も賢明なのは、そんな信頼性のないデータに時間を使わないことである)。

何だかアンケートの悪口みたいになってしまったが、要するに、適用条件をしっかり設けようという話である。「アンケートに答えてくれた人がどのように考えているか」を知るには、アンケート結果が役に立つ。当然だが。今回のようなケースでは、アンケートの母集団は平均よりも熱心な読者の集合である、という推測が成り立つ。したがって、俺はアンケートの結果を尊重したい。そういうことが書きたかったのだ。

もちろん、何かを否定しているわけではない。俺自身、アンケートなんて面倒臭いと考える人間だしね。それゆえに、回答には感謝もひとしおである。