- 御指摘、おありがとう存じます

2005/11/11/Fri.御指摘、おありがとう存じます

唇に火傷を負った T です。こんばんは。

研究日記

今日から先生が 2週間ほどの海外出張。先生のグループの研究や雑用は、一時的に俺が預かる形となる。

俺 1人ならば、大したことではない。実験を控えめにしてデスクワークを肩代わりしつつ、時間が余ってしまえば論文でも読んで勉強しておれば良い。が、話はそれほど単純ではなくて、例えばテクニシャン嬢の仕事を用意しなければならない。彼女は週末には休むので、土日に俺が実験の続きをしなければならなかったりする。もちろん(ってのもどうかと思うが)、明日、明後日も出勤。なかなかに忙しい。

先月からほとんどまともに休んでいないので、さすがに週日の 1日を休ませてもらうことになった。1人暮らしゆえ、諸々の機関が稼働している週日に休みをもらう方が、生活を回していく上で便利だったりする。土日は人のいないラボでじっくり実験できるから、悪いスケジュールじゃない。恒久的な制度にしてもらおうかしらん、と目論んでいる。

今夜は、ボス、テクニシャン嬢と 3人で焼き肉を食ってきた。ボスは酒に弱いが、酒自体は好きだし、そしてそれよりも酒の席が好きという人である。何だかんだで、かなり御馳走になってしまった(飲み食いさせられた、ともいう)。

無精日記

臨床検査技師嬢から「靴下、破れ過ぎですよ」と注意される。靴下を買いにいくヒマもないんだ。ゴメンよ。捨てれば良いだけ、という話もあるけれど。

俺は外見に無頓着な男である、ということはもう何度も書いた。靴下が破れているくらいは余裕である。就職してから少なくなったとはいえ、今でも仕事で午前様が続いた日なんかは、寝癖爆発の無精髭で出勤することもある。我が職場には女性が多く、そこはかとなく注意されることもしばしばである。

昔は「ほっといてくれ」と思っていたが、今では非常にありがたいことだと考えている。20代も半ばになり、俺も少しは女性の残酷さを知るようになった。本当にみすぼらしくて不潔な男に対しては、女性は注意を喚起しないものである、というくらいの認識はある。一々指摘されるたびに、「ああ俺はまだ堕ち切っていないのだ」という安堵を覚える。感謝感謝の毎日だ。