- 寺田寅彦にフラれた

2005/06/05/Sun.寺田寅彦にフラれた

古本を買い逃した T です。こんばんは。

先週、ある古本屋で、岩波書店の『寺田寅彦全集』全18巻が 3600円という破格にて売り出されていた。すごく欲しかったのだが、持ち帰るにはあまりにも体積がデカかったので見送った。で、今週こそはと大きめのバッグをかついで再訪したのだが、既に売り切れ。

古本はその場で買う。これは鉄則である。それを守れなかった俺がバカなのだが、それにしても残念極まりない。逃した魚は大きく見える。嗚呼あの全集はきっと素晴らしいものだったに違いないメチャクチャ面白いはずなのだ本当なら今頃は第5巻あたりを読みながら至福の時を過ごしていたのにと、妄想が妄想を呼び、後悔は膨らむばかりだが、全ては後の祭り。

今度はいつ会えるかなあ。いや、新品で買えば済む話なんだけど。高いし。

読書日記の廃止

昨日の「読書日記」を読み返して反省しているのだが、長い書評は「Book Review」に、短い感想は「読書日記」にという使い分けって、何の意味もないな。長い/短いというのもイイ加減なもので、別に明確な基準があるわけでもない。本に関する情報が分散してしまっているという点では、無意味を通り越して害ですらある。どうして素直に 1ヶ所で管理しようとしなかったのか、俺よ。

というわけで、次回からは長い評論だろうが 3行の感想だろうが、全部「Book Review」にまとめることにする。ついでに、Amazon へのリンクの貼り方も調べておきたい。よく、書評と一緒に表紙画像を出しているページを見かけるけど、以前から格好良いなあと思っていたのだ。表紙を載せると、やたらと書評っぽく見えるのは俺だけか?