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2005/03/21/Mon.情報管理から見るサイト運営

春にリニューアルすることが多い T です。こんばんは。

ドメイン占い

世の中には何でもあるもので、「ドメイン占い」なんてものまである。で、「shuraba.com」を占ってみたのだが、

shuraba.comの本日の運勢は……大凶 です! アクセス数激減。誰かが悪いうわさを流してる? まずは身内を疑って!

誰だよ、「悪い噂を流している身内」ってのは。

Web日記

レンタルサーバを変えようかな、と考えている。ちなみに上記の「ドメイン占い」は、レンタルサーバ/ドメイン登録サイトを見て回っていたときに見付けたものだ。

一口にレンタルサーバと言っても、色々なサービスが展開されており、値段もピンからキリまである。現在のサーバの安定性には満足しているが、スクリプトを使うには若干の不自由があり、料金もやや高目である。レンタルサーバを変えて、いっそのことドメインも新しく取って、全く別のサイトを始めてみようかなあ、などと夢想する。まァ、暇だからそんなことを考えるわけだが。

新ドメイン云々はともかく、「修羅場、どっと混む」が肥大化しているのは事実である。例えば「Diary」では、1ヶ月分の日記を一つのファイルにまとめている。これは 1日あたりの記述が短く、更新も毎日していなかった頃のシステムを惰性で続けているだけである。月日が経つにつれ、日記の分量はどんどん増えていき、今ではちょっと実用的でないように思える。当初はバイクと CG くらいしかなかった「Special」も、現在では何かのリンク集かと思えるくらいに項目が増えてしまった。正直、見にくい。

抜本的にファイル構成やデータ処理を考え直す時期なのかもしれないが、おびただしい作業量を考えるとゾッとする。それならいっそ新サイトで……と魔が差しているわけだ。「俺は〜である」のような暑苦しい文体もやめて、素知らぬ顔で爽やか管理人を演じてみるのも面白い。その際にネックとなるのが、「修羅場、どっと混む」というサイト名。まじまじと見返すに、ホントふざけたドメインだと思う。いや、気に入ってはいるけれど。

情報と管理

「修羅場、どっと混む」は、俺が生成・保持している情報の中で、最も大きなボリュームを誇る。仕事の書類から趣味のデータまで、誰しもが日常的に様々な情報を管理しているわけだが、その管理運営方法を考えねばならない場面は、あまり存在しない。情報量が処理能力の限界に達するとどうなるか。大抵の場合、その管理方法を考えるまでもなく、情報は既存の処理システムに移行される。確立されたシステムに情報を委ねることによって、管理にかかる負担は軽減される。

日記サイトなら、以前の日記をコピー・ペーストして(それはそれで結構な労働だが)、Blogなどのシステムに管理させるというのも一つの手だろう。基本的に「管理」というのは創造的な仕事ではない。「管理システムの構築」も、本来の目的から見れば二義的な行為だ。それでも俺は、自分で管理したい。わがままだろうか。仕事ならば、そんな悠長なことは言っていられないだろうが、趣味のサイトであるし、情報管理の訓練だと思って、できるだけ効率的なシステムを組み上げたいと思っている。

それが面倒臭くて「新サイトを……」などと言い出しているから世話はない(ちょっとリセット願望も入っている)。全く説得力がないなあ。