日記のタイトルは、よく色んな著作から剽窃している T です。こんばんは。
今日のタイトルはピンクレディー『ドラゴン』の歌詞から。この部分だけ読むと、非常に興味をかき立てられる曲である。「助けてよ、ドラゴン」。どんな歌なんだ。
そろそろトップページの絵を代えねば……と思いつつ、いまだに果たせずにいる。サンタのまま年越しか? それでも別に構わんが。季節ものには賞味期限があるから困る。今度からはそのあたりも考慮した上で実行しよう。
大槻ケンヂ『我が名は青春のエッセイドラゴン!』を読了。彼の高校時代の思い出には、いつも共感を受ける。「何者かになりたく、何者にもなれず、俺は人とは違うんだと思いながら、それを証明する術はない」。基本的にはそんなところで、これは全ての若者に共通の悩みではないだろうか。しかし共鳴したところで、こういう本を書いている大槻ケンヂは既に「何者」かになってしまっており、そこが決定的に読者とは違う。全ての青春エッセイに関するパラドックス。それでも人はエッセイを読む。青春だよなあ。