- 能ある鷹は

2004/11/12/Fri.能ある鷹は

女性店員が絶えて久しい近所のコンビニに、新しく女の子が働き出してウハウハの T です。こんばんは。

前の人ほど可愛くないんだけどさ。

近況報告など

日中は向かいで工事、夜は隣で麻雀。どうなっているんだ、俺の周囲は。斜向かいでは葬式やってるし。この家にはバアちゃんがいて、俺がバイトをしていたスーパーの客なのだ。お互い顔を知っていて、朝に会ったりなんかすると挨拶を交わすのだが、この人の葬式だったらちょっとイヤだよな。まあ、バアちゃん以外は若夫婦と小さい子供なんで、他の誰かが死んでてもイヤなんだけど。

バイク日記

今年の冬は暖かい。11月も半ばになろうとしているのに、出勤程度なら余裕でバイクに乗れる。一応、暑い頃に比べて低めのギアで = 高めのエンジン回転数で走っている。もちろんエンジンを暖めるためなのだが、つまり余分にガソリンを燃焼させているわけで。原油価格の値上がりと逆行したバイク・ライフを送っている。

「やらない」アメリカ

「できない」と「やらない」は全く違う。怠惰による「やらない」は論外としても、意志や倫理で「やらない」とい決めている人や組織は、考えようによっては非常に怖い。例えばアメリカは、世界のサイエンスをリードしようと躍起になっているが、もしも彼らが米国内によるあらゆるリソース(変異体バンクや文献検索サービスなど)から外国人をはじき出せば、その目標はたやすく達成されるだろう。

インターネットでも、送信されたデータは必ずアメリカのサーバを経由する。アメリカが、明日から我々の電子メールの利用を不可能にするということは、原理的に可能である。そうなれば仕事のやり方は 10年前に逆戻りだ。太刀打ちできるわけがない。

世界世論を考えると、まさかそんな事態が訪れるとは思えないが、だからといって本質が変わるわけでもない。要するに核兵器みたいなもんで、いつ抑止力としてのブラフに使われるかわからない。そうしないのは、今のところその必要がないというだけなんじゃないか。利用停止とまではいかなくとも、現在無償でアメリカが提供しているサービスに関税でもかけてみろ。それはほとんど経済制裁になってしまう。

好き嫌いは別にして、やっぱりアメリカという国は凄いと思う。外国のために税金を使う度胸が日本の政治家にはあるかな。ODA で金をバラまくくらいなら、NIH (National Institute of Health; アメリカ国立衛生研究所) に匹敵する機関でも作って、世界に還元した方がよほど賢い。日本には、それを実現する力もあると思うんだがなあ。