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2004/04/15/Thu.著作権

T です。こんばんは。

なかなか毎日自炊というのは難しい。今のところは 2日に 1回くらいの割合か。「何が何でも毎日料理をする!」と決めてしまうと苦痛になるので、できる日はするという方針で、とにかく続けていこうとは考えている。

日記の更新も滞りがちだが、これも書ける日は書くということにして、ボチボチとでも続けていきたいものだ。バイクの話などで書きたいこともあるのだが、そのうち時間を見付けてアップしたいと思っている。

アップルレコード
ビートルズが設立したレコード会社。Macのアップルコンピュータ社ができたときには、商標で裁判になった。

ところで、年末に「ビートルズのページを作りたい」と書いたことがあるが、ちょっと調べてみたところ、歌詞を掲載するのは著作権侵害に相当することを知って愕然としている。俺が一番やりたかったのがオリジナル対訳の作製だったのだが、これを公開することは違法なのである。じゃあ、原詩は諦めて俺の訳詩だけにするか、と思ったのだが、実はそれもアウト。歌詞関係のコンテンツは全て御法度なのである。勿論、著作権者に諒承を取れば可能ではあるのだが、まあ、趣味でそこまでやる人間もいないわな。

まさか、アップルレコードが俺のサイトを見て裁判を起こすなんてことは考えられないが、違法と知りつつ実行するほど、不健全な精神は持ち合わせていないつもりだ。

世界で一番レコードを売ったミュージシャン
ビートルズの楽曲の大半はポールとジョンの合作。後期は合作も少なくなったが、いつも名義は「Lennon-McCartney」で発表されていた。つまりビートルズ時代の売り上げ数では、ポールとジョンは同じなのである。突然の暗殺もあり、現在ではジョンの方が有名な感もあるが、ビートルズ解散後、いかにポールの曲が売れていたのかを物語る逸話である。解散後のポールの活躍は、ベストアルバム「PAUL McCARTNEY all the best!」で端的に知ることができる。ポールの作とは知らずとも、聞いたことのある曲が必ずあるはず。

さて、そんなことで著作権関係のサイトをブラウズしていたら、面白い記事にブチ当たった。著作権の取得というのは結構なビジネスになるらしい。公演や放送があるたびにロイヤリティが入る。そのため欧米では、名曲の著作権は高額で売買されているという。

で、その音楽関係で最大の著作権保有者が、ビートルズのポール・マッカートニー。彼は世界で一番レコードを売ったミュージシャンでもあるのだが(この記録はギネスも認定している)、そのあり余った印税で、ロックを中心に、様々な楽曲の著作権を買い集めているという。そりゃあ美味しい商売だろう。自分は何をしなくとも、著作権を保有している曲がどこかで流されるたびに使用料が払われるのだから。そんなわけで、友人のマイケル・ジャクソンに「おい、著作権ビジネスはボロいぜ」と勧めたらしい。

マイケルもまた金持ちである。ポールに倣って、彼もせっせと著作権を買い集めた。その中で一番の買い物が、ポールの『Yesterday』。20世紀を代表するこの名曲、その作曲者ポールは、自分のステージで『Yesterday』を歌うたびに、マイケルにロイヤリティを払っているという。

何をしているのかポール。バカか。