- ヘビの奇形

2004/04/02/Fri.ヘビの奇形

昨日の倍数体のヘビに続き、あろうことか今日もヘビの夢を見てしまった T です。こんばんは。

プラナリア
体長 2〜3 cm の淡水性扁形動物。細切れに刻んでも、それぞれの断片から全体が再生されるという驚異の能力を持つ。そのために再生研究のモデル生物として有名。

今朝の夢は実家が舞台である。久し振りに家族全員が揃って団欒しているのだが、いやに部屋の中が湿っぽい。いや、雰囲気ではなく、物理的に空気が湿っているのだ。梅雨の時分を想像して頂きたい。

さて、家族全員が居間でテレビを見ていたのだが、俺はトイレに行きたくなって席を立った。ところが、扉の方へ歩いて行く途中で、ヌルッとしたものを蹴ってしまったので目をやると、何とヘビではないか。しかも昨夜の倍数体どころではない。全長 20 cm ほどのプラナリアのような形態をしている奇形である。「うおっ!」と俺は驚いて、家族の注意を集めようとしたのだが、何故か皆、知らんぷりである。否、一度ちらっとヘビに目をやって、その上で「何を大騒ぎするほどのことがあるのか」という感じで、全く取り合ってくれないのである。

おいおい、どうしてそんなに冷静なんだ。部屋の中にヘビだぜ。しかも奇形。いくら俺が「ヘビやで、ヘビ」と説明しても、家族は関心を寄せない。どうなっているのか。仕方がない。俺は火ばさみを取って来て、居間のヘビをつまんで庭に捨てようとテラスに出た。ところがである。テラスにも、同じ奇形のヘビが群を成してウヨウヨしているではないか。

「テラスにもヘビが……」と、家人に報せようと振り返った俺は絶句した。いつのまにか炬燵の上にはコンロとフライパンが用意されており、その上でヘビがジュージューと焼かれているではないか!

「気でも触れたのか、アンタら!」というところで目が覚めた。恐ろしいことである。

それにしても今日の夢は何なのだ。昨日の夢はまだいい。一応、今の俺の一番の懸念であるところの就職活動が題材だ。ところが今日の夢と来たら……。しかも何故、ヘビが共通して出てくるのだ?