- 山口百恵

2004/03/01/Mon.山口百恵

ピンクレディーに引き続き、今度は山口百恵のベストアルバムを借りてきた T です。こんばんは。

山口百恵のベストアルバムというだけあって名曲が多いのだが、やはりピンクレディーほどの新しさはない。今聞くと古いのはどうしようもない。30年も経っているので当然なのだが。

別に「古い・新しい」でのみ評価しているわけではない。やはり山口百恵の歌唱力は抜群だし、中には『プレイバック part 2』など、現在でも充分通用する曲も勿論ある。JR の CF で流れている『いい日旅立ち』なんて、もう古典的名曲だろう。素晴らしい。しかし同時に、サビの「♪ああ日本のどこかに私を待ってる人がいる」というフレーズが時代的限界かなあ、とも思うわけだ。今の感性なら「日本のどこか」ではなく「世界のどこか」となるだろう。「日本の」と歌うところに、この曲が古典として残った要素がある。それはピンクレディーほど新しくはない、という原因でもある。これはどちらが良いという話ではない。ノスタルジーを評価するかしないかは、その人の趣味だ。

ピンクレディーがどれだけ新しいか。一度、モーニング娘。あたりに『カルメン』でも『透明人間』でも歌わせてみたら良い。全く違和感がないんじゃないかな。

それにしても、ピンクレディーにしろ山口百恵にしろ、本当に美人だよなあ。昔の美人は凄い。