- リアリズム

2004/02/28/Sat.リアリズム

引きこもりを続けている T です。こんばんは。

たった 1日とは言え、通帳の預金残高が 894円になったのには自分でも驚いた。3桁てアンタ。引きこもりなどとうそぶいているが、実際問題として、動くに動けないわけだ。外に出れば金がかかる。実家にでも帰省すれば良いのだろうが、いつ就職関連の連絡が入ってくるかわからない今の時期では、それも難しい。我が豪邸を1週間以上も不在にするのは、かなり勇気のいることだ。

「人はパンのためのみに生きるにあらず」などというが、形而上のもののためのみに生きているわけでもない。パンのためにも生きている、というのが、少なくとも俺にとってのリアリズムだ。

この方向で話を進めると愚痴になりそうなので話題を変える。YAHOO! BB の顧客 450万人分のデータが流出した事件だが、このサイトのアドレスを見ればわかる通り、俺もその中の一人なのである。事件が報道された日に、プロパイダから「お客様のデータが流出している可能性がある」というメールが来たのだが、今日、新たに「流出した中にお客様のデータが含まれていたことを確認した」という報せが来た。今のところ二次流出は確認されていないが、怖いことである。

メールの内容を信じるならば、漏れた情報は氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどで、幸いなことにパスワードやクレジットなどの信用情報ではなかったらしい。この 100バイトほどの情報が漏洩したことでわかったことが二つ。

  1. YAHOO! BB では、信用情報は別に保存されているらしい。
  2. 流出したデータは 100バイト × 450万人 = 450 MB である。

問題は2である。まあ、生のテキストデータではなかったのだろうが、アプリケーションファイルであったとしても、CD-ROM に収まる容量ではないか。犯人が内部犯であって、彼(ないし彼女)が、データの入ったパソコンから直接にディスクを焼いていたのなら笑えるな。セキュリティ甘すぎ。