- 新春対談 v.s. 織田信長

2004/01/08/Thu.新春対談 v.s. 織田信長

織田信長に聞く2004年

俺「明けましておめでとうございます」

信「うむ」

俺「今年は信長公生誕 470年ということで」

信「そんなになるか(笑)」

俺「なるんですよ(笑)。で、今日はその信長公をお迎えして、色々お話を伺おうかと」

信「なるほど」

織田信長に聞く就職活動

俺「今、俺が悩んでいるのは就職なんですね。信長公は当時から斬新な人材登用、昇進システム、これは勿論リストラも含まれるのですが、とにかく画期的な人事を行われていました。そこで経営者として、現代の就職活動、会社の採用方針について伺いたいのですが」

信「ふむ。大体が試験で人を見極めるというのがおかしい」

俺「おかしいですか」

信「おかしいだろうが。欲しいのは試験ができる人間ではなく、仕事ができる人間なわけよ」

俺「それはよくわかります。でも、仕事ができるかどうかをどうやって確かめるのですか?」

信「仕事をさせれば良いだろうが」

俺「ということは『働きたい』という奴は全員とりあえず入れてしまえ、と」

信「そう。で、働かしてみれば一目瞭然」

俺「仕事ができなければ?」

信「馘首に決まってるだろうが」

俺「これは手厳しい」

信「厳しいもんか。馘首にされたら他の所に行け。雇ってもらえるまで繰り返せ(笑)」

俺「確かに合理的ですが……」

信「3月に卒業したら 4月から皆が一斉に働かねばならんというのがおかしい。この常識をまずはブチ壊せば問題ない。人材は随時受け付けておかねば、思わぬ大魚を取り逃がす」

俺「なるほど。でも、例えば織田家などは超有力ですから、常に大量の応募があると思うのですが」

信「大量だろうがなんだろうが、全て一度は仕事をさせる。有能な奴が大勢いれば、永年勤続の社員だろうが何だろうが入れ替える。これを徹底すれば、誰もが必死で仕事を続けよるわ(笑)」

俺「一度入ってしまったからといって安心できないわけですね」

信「そうすれば、林佐渡守のような奴も出てこない」

(一同爆笑)