結局、今日はラボに行かずじまい。サボった人間が言うのもなんだが、とてもじゃないが実験なんかしている場合ではない。明日の講義の準備(例の英文伝記)はともかく、別の講義で今月中に読まなければいけない論文があり、ずっとこれにかかりきりだったのだが、読んでも全然わからねえ。
問題なのは、我が学科随一の癒し系教授・K田先生が書かれた review を読み、当の K田先生とディスカッションする、という課題。その review が「菌類の性決定」についてなのだが、やばいくらいに理解できん。そもそも高校の頃から菌類は苦手。おいおい、なんで単数体になったり倍数体になったりするねん。は? 性決定? 下等生物が偉そうにしてんじゃねえよ!
冗談はともかく、日本語の総説を引っ張ってきてレポートを書いて誤魔化すというわけにもいかん。何せ執筆者とディスカッションしなければならんのだから。大体、最新の知見が満載(恐らく)なわけで、そんな都合のいい解説書があるかどうか。期限はあと 1週間。泣きそう。
話は変わる。
「貧しくとも楽しい我が家」
実に良い言葉である。いや。別に貧しいわけではないのだが。
「楽しくとも貧しい我が家」
実に嫌な感じである。最初の言葉と意味は同じなのだが印象が全然違う。何が言いたいのかというと、言葉を正しく伝えるのは当然大事なことなのだが、それと同じくらいに「伝え方」っちうもんも大切とちゃうんかなあ、と思った次第で。つまらん一般論だが。