ビジネス雑誌は、売れ行きが伸び悩んだときに戦国武将、とりわけ信長・秀吉・家康の特集を組むという。その特集の号だけでも、ある程度の売れ行きが保証されるという。個人的には「信長に見るビジネス戦略」だの「豊臣秀吉、その驚異の処世術」だの「部下はこうして掌握しろ!家康の心得」だの、はっきり言って、とても現代に通用するものではなかろうと思うのだが、面白いことは面白い。
この3人がどれくらい人気があるのか簡単に調べてみた。
これは今日現在の Google でのキーワード検索にヒットした数である。比較対照として他の幕府関係者も検索してみたが、一目瞭然の圧倒的な知名度(あくまでネット上だが)である。3人と同時代の大名では「信玄」がほぼ義経と同じで、これが最高であった。コントロールに比べて時代が下っているから資料もあろうかと思ったが、近代でも「隆盛」の 76,600件が最高であった。
(あくまで政治の中枢に関わった歴史上の人物で、という範囲の中で選択している。また、検索ワードが下の名前なのは、例えば織田信長の伝記などでは「信長は〜」という書き方をすることが多かろうと考えてのことである)
調べているうちに何を書こうとしたのか忘れてしまった。しかし興味深いので、暇があれば色々と検索してランキングでも作ってみるか。