- タイの想い出 (12)

2003/02/07/Fri.タイの想い出 (12)

卒論を下宿で書いているので全然ラボに行ってねえ。大体ラボの iMac のディスプレイは狭いし曲がってるしIMは馬鹿だし。とりあえず一通り書き終わったので、明日からは K先生とのバトル。

さて、タイの想い出も今日で最後。複数の筋から直接間接に感想を頂いたが、概ね好評だったようだ。

バンコクに戻ってきた。日本へのフライトは深夜 0時から。それまでは来たときに泊まったホテルで休憩となり、タイ滞在も残り数時間となったわけだ。部屋に落ち着き、とりあえず風呂に入って 2週間のキャンプ臭を取り除く。キャンプサイトにシャワーはあったが、ちゃんとした風呂など当然求むべくもなかったので、ようやくここですっきり。ショウ隊長と「ようやく人間に戻った」と喜ぶ。

その後、N上班以下数名とホテル前のタイ式マッサージに挑戦する。来たときから気になっていたのだ。怪しげな店内に入ると店長らしき人間が出てきた。値段を聞くと 1時間 300バーツという。安いねえ。早速頼むと 2階に案内された。若い男がオイル瓶を片手にやってきて、足裏から順にマッサージ開始。

ご、極楽や……

気が付いたら眠っていた。起こされて寝椅子から立ち上がると、びっくりするほど身体が軽い。恐るべし、タイ式マッサージ。

そんなこんなで時間をつぶし、晩飯を食ったら空港へ。免税店を冷やかしてから機上の人に。深夜のフライトの上、日本に帰るという安心感、極悪なまでに溜まった疲労から、全員即爆睡。少し観察したのだが、英語で寝言を言う奴が続出。何とタイ語で「明けましておめでとう」と呟いている奴もいた。

空港に降り立ち税関を通れば、そこは故国日本。ここでも日本人相手に「Sorry」「Excuse me」とのたまう始末。2週間の完全日本語遮断というのはもの凄い効果だな。

空港で最後の記念撮影。後日の再会を約し、皆と別れたのであった。

と、まあ、このような次第で俺のタイ行きは終わったのである。楽しかった。共にキャンプを過ごしたみんな、ありがとう、そしてお疲れさま。2週間も御無沙汰してしまったラボの皆様、どうもすみません。そして最後に、俺のタイ行きに理解を示してくれた父上、母上、ありがとうございました。(おわり)