- 散髪

2002/11/28/Thu.散髪

丸坊主にしてから 2ヶ月、実験の合間を縫い、ついに散髪をした。みんなも小綺麗にしているか?

俺が贔屓にしている散髪屋は下宿の近くにあって、「10分 1,000円」が売り文句。別に 10分以上かかっても 1,000円なのだが、つまりは 10分くらいで散髪を終えますよ、という意味。そんなだから、洗髪や髭剃りはない。そんなものは自分でも充分にできるから、まあ安上がりだ。

安上がりと言えば、坊主で髭を生やしていると、金がかからない。髭を剃らないから、剃刀やシェービングムースなんかは 3ヶ月以上の放置プレイだし、シャンプーも全く減らない。ま、その分、容貌から確実に何かが失われていきつつあるのは間違いないのだが。

実は、散髪屋の向かいが俺のバイト先だったスーバーで、知ってる人間が働いているものだから久しぶりに寄ってみた。みんな元気かなあ。こんな時間(15時)に店には来ないからわかるかなあ。おっ、店長だ。

店長「いらっしゃいませー(素)」

い、いかん、俺であることに気付いておらんではないか。おっ、精肉のおばはんだ。

おばはん「あらー、T君? どこの軍人さんかと思った」

ぐ、ぐぐぐ軍人さんて。まあええか、凛々しいという意味だろう、絶対。

というわけで機嫌が良くなり、天気も良いものだから家に立ち寄って、久々、実に3週間ぶりにバイクに乗って学校に舞い戻ることにした。エンジン腐ってへんやろなあ。おっ、ええ音させるやないけえ。こいつでブワッと、かっ飛ばすか。おりゃー。と出発したはいいが、

寒い。

あまりの寒さに涙がちょちょ切れ、しかも、風圧のためにその涙がこめかみに向かって一直線に流れていくという有様。そうなんだよなあ。寒くなるとこれがあるんだよなあ。ああ、日記書き終えたら帰るけど、やっぱ寒いんやろなあ。嫌やなあ。