- 『数のエッセイ』一松信

2007/04/14/Sat.『数のエッセイ』一松信

数学に関するエッセイを集めた本。オリジナルは 1969年に雑誌に連載されたもので、いささかデータが古い話もある (「文庫版のための補遺と注釈」が付く) が、それでも面白い。

著者の専門は数値解析であるらしく、コンピュータやプログラム、アルゴリズムの話が多い。とはいえ、話題は多岐に渡る。一つ一つのエピソードは大変短いので気楽に読める。