日本、いや全世界各地で売られている、ワケのわからない、全く意味不明な土産物の数々。みうらじゅんが収集したそれら (いやげ物) が、カラー写真と絶妙な突っ込みで大量に紹介されている。
もらってうれしい土産じゃフツーじゃん。誰がこんなもん買うわけ?って常識を疑っちゃう奴がいいわけ。プロデュースのしがいがあるもんね。そいつらをボクは『いやげ物』って呼んでるわけさ。
(「いやげ物とは何だ」)
俺が爆笑したのは「甘えた坊主」と「二穴オヤジ」。そのあまりのバカバカしさに、最後には著者自身が、「もうキャプション、書きたくもないよ」とサジを投げる。
いやげ物を買う旅に出たくなる 1冊。