- 同じ空の下で

2008/11/02/Sun.同じ空の下で

それでも空を飛びたいとは思わない T です。こんばんは。

「同じ空の下で云々」というフレーズが見聞きするたびに、空は一つしかないから「同じ」もクソもないのではないか、というふうに思う。あるいはそうではなくて、作者は、複数の「空」が存在する幻想的世界について述べているのだろうか。もしそのような詩や小説なら読んでみたいと思う。

「同じ空」というのは恐らく「同じ状態の空」の意味だろう。これは限定された時空間を指定する。「同じ状態」は近似的な表現であり、その度合いが指定される時空間の範囲に相当する。「夜」というだけなら、それは最大平均で、経度にして 180度、時間にして 12時間に及ぶ。

我々は 3次元空間に住んでいるが、重力に抗うことができないので地に足を付けている。存在位置を決定するパラメータは緯度と経度しかなく、地球表面からの距離は常に 0 である。したがって空が一つしかない。

鳥にはたくさんの空があるのだろう。

研究日記

培養細胞の実験を少し。明日は休む。