それでもカレーを食べる T です。こんばんは。
昨夜はカレーを喰った。もちろん外食である。ここのカレー (武士の情けで名前は伏せるが、coco壱番屋という店である) を食べると必ず腹が痛くなるのだが、昨日は腹将軍の襲来がいつになく急迫で、店を出てからの帰宅途上にもう下腹がキリキリと痛み出した。我慢をして歩を進めるが、いよいようんこが漏れそうになって立ち止まるしかない。二進も三進もとはよく言ったものである。中腰になって冷や汗をダラダラと流しながら腹痛が彼方へと消え去るのを待つ。立ち往生。そんな言葉が脳裏を過るが、絶え忍んだ時間はせいぜいが 1分ほどのものであろう。腹痛がスーッと霧消して行く感覚、これは何とも形容に難い随喜である。気力を取り戻して勇躍前へと進む。再び暗雲が迫り来ることを俺は知っている。残された時間は少ない。道行かば。暗転。肛門括約筋とは要するに殿軍である。などという比喩が思い付くのは松本清張『私説・日本合戦譚』を読んだからだ。警察署の前で三度目の立ち往生を余儀なくされる。紛うことなき不審者。職務質問中にうんこを漏らせばやはり公務執行妨害になるのだろうか。
帰宅後、便所と風呂に入り、しばし微睡む。PCR の夢を見たことは日記に書いた。
PCR がかからなかったプライマー 2種のうち 1つは、アニーリング温度を下げることで産物を得ることができた。もう 1つのプライマーも増えていないことはないのだが、非特異的なバンドが多くて遺伝子の定量には使えない感じ。プライマーが悪いこともあろうが、目的の遺伝子の発現量も少ないのだろうなァ、という印象。
帰国された研究員女史が午前中に病院へ来訪。ボス、大学院の K先生、テクニシャン嬢、研究員嬢と一緒に皆で昼食。