- ラボ内市場

2008/05/01/Thu.ラボ内市場

何でも屋の T です。こんばんは。

「仕事なんだから名前が入れば何でもするよ!」と、開き直りではなく思えるようになってきた。結局、「どれだけ自分の名前が出たか」でしか評価もされないわけだし。

研究日記

午前中にボスとディスカッション。ハイハイと言っている内に仕事ばかりが増えていく。

もちろん全ての仕事を自分だけでするわけではない。我がラボでは、複数の人間が複数のプロジェクトに関わるというのが伝統的な形である。自分の得意な領域でプロジェクトに commit しながら、(自分にとって) 新しい分野の知識・手技を吸収していく (ことが可能である)。効率を追い求めた分業制、とはまた少し違う雰囲気がある。

色んなグループの研究に関わると、スケジュールやらコミュニケーションやらネゴシエーションやらでエネルギーと時間を奪われることもあるが、上手く contribute することができればラボの成果は増えるし、自分の業績もまた積み上げられる。このシステムはラボ全体の効率を考えてのことなのだろうが、一方で、メンバーのキャリアに心を配るボスが用意した一種の市場であるとも考えられる。やる気と能力のある人間は、果実をもぎ取るために積極的に参加すれば良い。

各人に縄張り意識のある研究室では無理だろうけれど。そういう事柄も含めてのラボ経営なんだよなあ、などとまた考えたりするのであった。

ゲーム日記

病院の動物実験講習会に、大学からテクニシャン氏、研究員君、テクニシャン君が来訪。テクニシャン氏とテクニシャン君は最近になって MHP2G を始めたとかで話が盛り上がる。特にテクニシャン君の進行は目覚ましく、3週間で G級まで進めたというのだから大したものだ。既にプレイが 200時間を超えているというから驚きだ。俺のように PSP の電源を点けたまま放置しているわけではなく、純粋なプレイ時間だという。いつ寝ているんだろう。

これら 3氏、大学院生の K先生、秘書女史と一緒に、ボスと職場近くの焼き鳥屋で晩餐。テクニシャン氏と研究員君は仕事が残っているからと早い時間に大学へ帰還。ボスはスポーツ・ジムに行くからと消えていった (ジムの話はまた後日書く)。

俺はテクニシャン君の部屋にお邪魔し、彼と MHP2G を 2時間ほど遊んだ。なかなか上手い。6つほどクエストを回して、日付が変わる前に帰宅。