- For the People and As the People on the Shoulders of Giants

2008/03/03/Mon.For the People and As the People on the Shoulders of Giants

「常に何かの論文にタッチしている状態じゃないと」という言葉が身に沁みる T です。こんばんは。

研究日記

夜はセミナーで発表。ES 細胞のプロジェクト 2件について。

特に newie のない、ある意味では堅い話が 1つと、面白い現象なんだけど、その機序を説明するのが難しくて行き詰まっている話が 1つ。どちらも微妙といえば微妙なんだが、これ以上労力をかけても収穫に乏しそうなので、短くまとめて投稿しようという結論に至った。

全ての仕事が思ったような形で仕上がるわけではない。厳しい。まことに厳しい。しかしクサることなく、微妙だったならば「微妙でした」と報告すれば良い。というか、そうするしかない。いつか他の人が別のアプローチで切り込むかもしれない。いつか技術の進歩が問題点を突破するかもしれない。"On the shoulders of giants"。我々には報告の義務がある。

セミナー後、ボス、秘書女史、大学院の K先生と焼鳥屋へ。ボスは「鶏の皮はコレステロールが高い」と言いながら、皮の唐揚げを貪っていた。身体に悪いものほど旨いんだよなあ。