- Common Sense and Local Sociality

2008/02/16/Sat.Common Sense and Local Sociality

久し振りに買い物を楽しんだ T です。こんばんは。

パジャマ代わりのジャージ、『魔界戦記ディスガイア PORTABLE 通信対戦はじめました。』、PSP の液晶保護シート、文庫本を 10冊ほど、その他諸々。

研究日記

早起きしてラボへ。細胞培養を少し。

ボスに言われて、論文の PDF ファイルを色んな方に送り付ける。お礼を兼ねた宣伝のようなものか。医者が重視するこの種の社会性は見習う必要がある、と理学部出身の私は常々思っている。

「研究者 (あるいは博士) には社会性がない」と、巷ではよく指摘されている。これは半分アタリで、半分ハズレだと思う。まず、研究者の社会性と、(日本の) (いわゆる) 一般的な社会性が少し違うという現実がある。専門的なことであれば、研究者は地球の裏側の学会へと赴き、外国人と議論し、必要とあらば帰国してから英文メールを書いて plasmid を請求する。これくらいはするのである。確かに特殊かもしれないが、他の職業と比べて、特に社会性が劣っているとは思わない。

一方、博士の社会性が取り沙汰されるのは就職問題に関してである、という部分は考慮する必要がある。企業に就職するのなら、(日本の) (いわゆる) 一般常識が求められるのは当たり前の話だ。それが研究者に欠けがちだ、という指摘であれば、これは恐らく正しい。

「(日本の) (いわゆる) 一般的な社会性」が、実は「単なるローカル・ルール」に過ぎないから話がややこしくなるんだな。どちらが悪いというわけではないのだが。社会は基本的にローカルなものであるし。

などと考えながらメールを送っていたのだが、幾人かの連絡先がわからず、漏れが出てしまった。偉そうなことを書いておきながら、これではダメだ。

Dr. B と Dr. ヒゲマンがこの日記を御覧であれば、official なメール・アドレスを教えて頂けますか。すみません。