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2008/01/19/Sat.

無駄に長い日記を書いてみた T です。こんばんは。

つまらないことばかり考えている。「おトイレ」はあっても「おキッチン」はない、という話を以前に書いた。食物関係だとどうだろう。

お米、お野菜、お肉、お魚、お刺身、お造り、お漬物、お大根、お芋、お塩、お砂糖、お醤油、お味噌、お茶、お菓子、お饅頭、お煎餅、お饂飩、お蕎麦、お素麺、お味噌汁、おソース、お粥、お雑炊、お汁、お汁粉、お総菜、お豆腐、お葱、おつまみ、お煙草、お酒、おビール、お豆、お餅などなど、思い付くままに挙げていけばキリがない。

目を惹くのは「おビール」だろうか。おワイン、おウイスキー、おウォッカ、おブランデーとはいわない。何故だろう。同じ日本語でも「お大根」がある一方で、お白菜、お牛蒡、お小松菜、お玉葱とはいわない。単に発音がし難いからか。謎である。

食器だとどうか。お皿、お椀、お箸、お湯飲み、お猪口、お鍋、おグラス、などなど。しゃもじは「お」を付けると「おしゃも」に変化する。逆に、「お玉」から「お」を取ったらどうなるのかがわからない。御存知の方がいらっしゃったら御教示願いたい。

ここでも「おグラス」がある。おコップ、おスプーン、おフォーク、おナイフとはいわない……と思う。書き並べたら自分の感覚が変になってきたので、いささか自信がない。

天文には「お〜さま」という組み合わせもある。お日さま、お天道さま、お月さま、お星さま。しかし単体で「お月」という使い方はあまりしない。不思議である。

「お洋服」とはいっても「お和服」とはいわない。しかし「お着物」とはいう。お帽子、お靴、お上着、お眼鏡など、比較的頻繁に脱着するものには「お」が付く。これは理由がわかりやすい。お鞄、お荷物も同じことだろう。

和洋中。食事の「中華料理」は和食洋食に並ぶ存在だが、洋服、洋楽、洋画に対する中華は存在しない。中華料理恐るべし。確かに中国の食事は旨い。

お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、お爺さん、お婆さんと、年上の人間には「お」を付ける。しかし「お伯父さん」とはいわない。これも発音し難いからだろうか。確かに「お大伯父さん」などと言えたものではない。他人の家族に対しては、お坊ちゃん、お嬢さん、お子さん、お孫さんと、年下の人間にも「お」を付ける。だがやはり「お曾孫 (ひまご) さん」「お玄孫 (やしゃご) さん」とはいわない。これは使用頻度があまりにも低過ぎるからだと思われる。お弟さん、お妹さんといわないのは、やはり発音が問題か。考えれば考えるほどいい加減である。

お寺さん、お坊さんとはいっても、お神社さん、お神主さん、お教会さん、お牧師さん、お神父さんとはいわない。徳川幕府の影響だろうか。

「おデブちゃん」というのは、噛めば噛むほど味のある言葉である。この言い回しを考えた奴は相当に腹の黒い人間だと思われる……というのは穿ち過ぎか。ほんの半世紀前まで、世界のどこでも、太っていることは健康と裕福の象徴だった。逆に、おガリガリちゃんとはいわない。また、おチビちゃんとはいっても、おノッポちゃんとはいわない。おすましさん、おしゃまさんはあっても、おひねくれさん、おふてくされさんはない。いったい何なのだ。

馬鹿馬鹿しくなってきたので、このへんでやめる。

今日のニコニコ動画

懐かし過ぎて涙が出た。

もう 1つ。Monster Hunter なんだけど、それは関係なくて、曲の詳細が知りたい。何だコレ。