- 壷中天

2008/01/12/Sat.壷中天

大学のラボに関して「タコ壺」という批判が存在するが、9つのタコ壺があるからこそ 1つの壷中天もまた存在すると思う T です。こんばんは。

日本の大学が今のシステムのままタコ壺だけを認めなくなったら、もう大学という研究機関には何の希望も未来もないのではないかとすら思えてくる。改革すべき箇所って、現在議論されている点とは少し違うところにあると思うんだよね。

今朝は早い時間に目覚めたので、チョイチョイと書評を書いてから病院へ。軽く実験をして夕方には帰宅した。昼からは研究員嬢も来ていて、明日も実験をするとか言っていた。私は明日、明後日と大学で実験の予定。

こういうことを書くと、また「働き過ぎ」だとか何だとか思われそうだ。Blog 界隈でもその手の議論が相も変わらず続いている。最近、このことについて私の考えが少し変わってきたのでそのことを書いておく。

研究をしている人は基本的に好きでやっているのであって、実験がダルかったりすることはあっても、仕事自体がイヤでイヤで仕方がないという訳ではない (と思う)。一方で、生活の糧を稼ぐためだけに嫌々仕事に従事している人がいる (それを非難するつもりも否定するつもりも一切ないが)。で、端的にいえば、嫌なことを週40時間やるのと、好きなことを週80時間やるのとを、「労働時間」という数字だけで比較することに何の意味があるのか、というわけである。この種の議論に私は何の価値も見出せないし、特に意見もない。無論、この個人的な意見を他者に押し付けたいとも思わない。自分がするべきこと、したいことを行うだけである。

ゲーム日記

自分が何を接続して、どう設定したいのかがわからなくなってきたので、我が家のゲーム周辺環境を模式図にして整理してみた。

我が家のゲーム周辺環境

どう見ても立派なオタクです。本当にありがとうございました。……というのはウソで、今の私はオタク・マインドとは程遠い位置にいる。要するに、これだけの環境を用意しないとヤル気が出ないし、快感が得られなくなっているのだ。これのどこがオタクか。脳汁を出すためのコストは年々高騰している。もっと単純に没入したい。

そう考えると、書物はいまだに圧倒的なコスト・パフォーマンスを誇る。ワン・コインで充分な満足を獲得できるし、極端な話、ある程度の量の活字であれば何だって良い、という気分のときさえある。

話は戻るが、我が家のテレビは受信接続も設定もしていないので、テレビ番組を観ることはできない、というか観る気が全くない (それでも NHK の受信料は払っているが)。そんなテレビに何故レコーダが必要なのかというと、近い内にプレイ動画を録画して遊びたいなあ、と思っているからだ。ニコニコ動画にでもアップして、厨房どもから「ヘタクソ氏ね」などと煽られることを想像すると興奮する。是非一度やってみたい。

PS3 に関してだが、私はいわゆるハード議論には興味がない。PS3 は欲しかったから買っただけである。Wii が欲しくなれば買うだろうし、Xbox 360 が欲しくなればやはり購入するだろう。ハード論争は読むたびにウンザリする。愉しい時間を過ごすことのみがゲームの目的だと思うのだが。

PSP については、これをゲーム機としてのみ扱うのは勿体なさ過ぎると思う。ちょっとした知識とツールがあれば、相当な部分を自分でイジって遊べる。これもまた色々とチャレンジしたいことがあるので、気長に付き合っていきたいと考えている。